ゆーくん、5歳 0か月 6日
あやちゃん、2歳 11か月 3日
DWE歴は、4年 4か月 23日になりました
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心温まるコメントをくださる皆さん、
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DWE教材に登場する文法のご質問コメントをいただきましたので、
ブログの記事で解答させていただこうと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0190.gif)
(とりさん、コメント、ありがとうございました
)
【ご質問内容の確認】
トークアロング・カード の英文について質問です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/20/f5a7433d51dc3c7107f9cd68b7268627.png)
トークアロング・カード 477番の英文に、
"The octopus might have taken the peanuts." (タコがピーナッツをとったのかもしれません)
というものがあります。
こちらのブログの記事に、「could have +過去分詞」の意味で、
「過去の事柄に対する推量」(肯定文で「ひょっとしたら~した/~だったのかもしれない」)
があるという記載がありました。
「タコがピーナッツをとったのかもしれません」という日本語を英訳するとき、
"The octopus could have taken the peanuts."
という表現を使っても 正解でしょうか?
(関連記事 : Who Took the Peanuts? ② ~ (2)「could have + 過去分詞」 に注目!!~ )
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/arrow_down.gif)
僭越ながら、私の解釈をお答えします。
結論から言うと――
「タコがピーナッツをとったのかもしれません」という日本語を英訳する場合、
以下のどちらの英文でも正答となります。
"The octopus might have taken the peanuts."
"The octopus could have taken the peanuts."
まずは、「助動詞 might」を見ていきましょう。
「助動詞 might」は、「現在・未来の事柄に対する推量(~かもしれない)」という意味を持ちますが、
この表現を「過去の事柄に対する推量(~だったかもしれない)」にする場合、
「might have + 過去分詞」 で表すことができます。
例文を挙げてみます。
【例1】 I might have left my sunglasses in the cafe.
(私はカフェにサングラスを忘れてきたかもしれない)
【例2】 The letter might have arrived last week.
(その手紙は先週に届いていたかもしれない)
【例3】 John might have gone home.
(ジョンは帰宅してしまったかもしれません)
一方、「could have + 過去分詞」も「過去の事柄に対する推量」を表すことがあります。
こちらも、「ひょっとしたら~した / ~だったのかもしれない」という意味を持ちます。
【例1】 I thought your answer was wrong. But now I think your answer could have been right.
(君の回答は間違いだと思っていた。でも今になって、君の答えがひょっとしたら正しかったのかもしれないと思うよ)
【例2】 That book you sold two month ago could have been very valuable.
(君が2か月前に売ったあの本は、ひょっとしたらすごく貴重なものだったかもしれない)
"might" の「~かもしれない」という意味は、「話し手の漠然とした推量」を表すのに対して、
"could" の「~かもしれない」という意味は、「可能性」を表しています。
和訳すると、どちらも「~かもしれない」となりますが、
"might" であれば、話し手の主観から漠然と「~かもしれない」といったニュアンスになるのに対して、
"could" は、状況などから客観的に判断して「~かもしれない」といったニュアンスになります。
つまり、和訳は同じですが、以下の2つの英文はニュアンスが若干異なるということになります。
"The octopus might have taken the peanuts."
状況証拠があるとは限らないが、話し手の主観から「タコがピーナッツをとったのかもしれない」
と言っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0226.gif)
"The octopus could have taken the peanuts."
状況証拠などから客観的に判断して、「タコがピーナッツをとったのかもしれない」
と言っている。
和訳は同じでも、ニュアンスが異なる表現は、とても興味深いですね。
(※ この解釈が英語を母国語とする万人に通用するとは限りません。)
できるだけ丁寧に解説したつもりですが、
わかりにくい部分や補足が必要な部分があれば、またご質問ください。
とりさん、ご質問、ありがとうございました。
歌詞分析の記事の内容一覧は、下記のリンクからどうぞ。
DWE・歌詞分析の内容一覧 ~ブルー編~
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DWEソングで使われている文法事項一覧
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(とりさん、コメント、ありがとうございました
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【ご質問内容の確認】
トークアロング・カード の英文について質問です。
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トークアロング・カード 477番の英文に、
"The octopus might have taken the peanuts." (タコがピーナッツをとったのかもしれません)
というものがあります。
こちらのブログの記事に、「could have +過去分詞」の意味で、
「過去の事柄に対する推量」(肯定文で「ひょっとしたら~した/~だったのかもしれない」)
があるという記載がありました。
「タコがピーナッツをとったのかもしれません」という日本語を英訳するとき、
"The octopus could have taken the peanuts."
という表現を使っても 正解でしょうか?
(関連記事 : Who Took the Peanuts? ② ~ (2)「could have + 過去分詞」 に注目!!~ )
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僭越ながら、私の解釈をお答えします。
結論から言うと――
「タコがピーナッツをとったのかもしれません」という日本語を英訳する場合、
以下のどちらの英文でも正答となります。
"The octopus might have taken the peanuts."
"The octopus could have taken the peanuts."
まずは、「助動詞 might」を見ていきましょう。
「助動詞 might」は、「現在・未来の事柄に対する推量(~かもしれない)」という意味を持ちますが、
この表現を「過去の事柄に対する推量(~だったかもしれない)」にする場合、
「might have + 過去分詞」 で表すことができます。
例文を挙げてみます。
【例1】 I might have left my sunglasses in the cafe.
(私はカフェにサングラスを忘れてきたかもしれない)
【例2】 The letter might have arrived last week.
(その手紙は先週に届いていたかもしれない)
【例3】 John might have gone home.
(ジョンは帰宅してしまったかもしれません)
一方、「could have + 過去分詞」も「過去の事柄に対する推量」を表すことがあります。
こちらも、「ひょっとしたら~した / ~だったのかもしれない」という意味を持ちます。
【例1】 I thought your answer was wrong. But now I think your answer could have been right.
(君の回答は間違いだと思っていた。でも今になって、君の答えがひょっとしたら正しかったのかもしれないと思うよ)
【例2】 That book you sold two month ago could have been very valuable.
(君が2か月前に売ったあの本は、ひょっとしたらすごく貴重なものだったかもしれない)
"might" の「~かもしれない」という意味は、「話し手の漠然とした推量」を表すのに対して、
"could" の「~かもしれない」という意味は、「可能性」を表しています。
和訳すると、どちらも「~かもしれない」となりますが、
"might" であれば、話し手の主観から漠然と「~かもしれない」といったニュアンスになるのに対して、
"could" は、状況などから客観的に判断して「~かもしれない」といったニュアンスになります。
つまり、和訳は同じですが、以下の2つの英文はニュアンスが若干異なるということになります。
"The octopus might have taken the peanuts."
状況証拠があるとは限らないが、話し手の主観から「タコがピーナッツをとったのかもしれない」
と言っている。
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"The octopus could have taken the peanuts."
状況証拠などから客観的に判断して、「タコがピーナッツをとったのかもしれない」
と言っている。
和訳は同じでも、ニュアンスが異なる表現は、とても興味深いですね。
(※ この解釈が英語を母国語とする万人に通用するとは限りません。)
できるだけ丁寧に解説したつもりですが、
わかりにくい部分や補足が必要な部分があれば、またご質問ください。
とりさん、ご質問、ありがとうございました。
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