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英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

【いただいたコメントより】 就学児がDWEソングを歌えるようになるには???

2015-09-19 | 英語教育
ゆーくん、3歳 5か月 28日
あやちゃん、1歳 4か月 25日
DWE歴は、2年 10か月 13日になりました
   
当ブログを読んでくださっている皆さん、
心温まるコメントをくださる皆さん、
いつもありがとうございます

発達遅延児の我が家の子どもたちの療育に追われ、
なかなかブログを更新できないでいますが、
マイペースに更新していきたいと思っておりますので、
今後ともよろしくお願いします

いただいたコメントのお返事が長くなりそうだったので、
ブログの記事として掲載しようと思います
 (hiyokoさん、コメント、ありがとうございました

今回は、「就学児がDWEソングを歌えるようになるには???」
というテーマで、私の意見を書いてみたいと思います

 ( DWE歴3年弱の私が、DWEについて語るのはおこがましいのですが、
   私の「小学校勤務を経験した中学校英語教師」としての視点からなら、
   自分の意見が言えそうだと思って、記事にしています )

ここで、もう一つ但し書きです

我が家は、長男が生後7か月の頃から、DWEを始めていますが、2人とも発達遅延児です。
歌どころか、発語さえ、ままならない状態です。
そのため…
我が家は、「子どもたちのため」というより、
「育休中の私が英語離れしないように」というスタンスでDWEを活用しています

「DWEは、親子遊びのツール」という認識で、ゆる~~くやっているので、
現在、DWE教材をバンバンに使いこなしているわけではありません。

ですので、この記事は、
「小中学校で関わった教え子の事例」を振り返りながら、私の意見を書きますので、ご了承ください


小学校低学年(2年生)を担任したことがあるのですが、
乳幼児同様、学童期のお子さんにも、もちろん、得意・不得意はあります。

『運動が苦手』『絵を描くのが苦手』『工作が苦手』というのと同じで、
『歌うのが苦手』という子がいるのは当然です。
それも「個性」ですので、お子さんを責める必要はありませんし、
親としては、それを認めてあげることが肝要だと思います。


英語は、体育・音楽・美術・家庭科・技術などの「実技教科」と同じ色合いの教科ですから、
「聴く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく身につけないと習得することができません。

自分の耳で聴きとれたものしか発音できませんし、
発音と文字がつながらないと読めませんし、書けません。


すべてが「聴く」からスタートしているわけです
だから、「聴く」という土台がしっかりしていることに越したことはないのです。

 少し聴いて実践できるお子さん――
 たくさん聴いてもなかなか実践できないお子さん――

いろいろなお子さんがいると思いますが、たくさん聴かないと歌えないのであれば、
 「この子には、『聴く』土台をつくるには、たくさんの時間がかかるみたい。
  この子は、親子で長くDWEソングを楽しめるように、
  このゆっくりとした習得ペースを私にプレゼントしてくれたんだ

というように、親が前向きになることが大切だと思います


乳幼児期は、「親が楽しんでやっていることを真似したくて仕方ない時期」です。
小学校低学年は、「親と一緒に楽しんで取り組んで、できたことを認めてほしい時期」です。

両時期に共通して言えるのは、親自身が楽しむこと。
すべてが、親自身が楽しむことからスタートする、と 私は思います。


  親の発音が下手だろうが何だろうが、親子で楽しむ――

この「英語が楽しい」と思える時間こそが、今後の学校英語を乗り切る原動力になるのです



ときには、お子さんをおだてて、その気にさせてみたり――

 「○○ちゃんは、この部分、上手に歌えるんだね。
  お母さんは、まだ○○ちゃんほど上手に歌えないなぁ」


ときには、お子さんが歌えない部分を一緒に歌ってみたり――

 「この部分は、お母さん、上手に歌えるよ!
  ○○ちゃんも一緒に歌おう!」
 「次は、○○ちゃんだけで歌ったの聴きたいなぁ」



そして、できたことを一緒に喜ぶ――

 「さすが、○○ちゃん、上手に歌えたね!」
 「前は、この部分歌えなかったけど、歌えるようになったね! すごいね!」



こんな時間が、親子で共有できるのは、子どもにとって、かけがえのない宝物だと思います



続いて、「長い歌詞が登場するようになったときのサポート」 について言及します
私が教育現場で実践していたことなのですが――

  歌詞カードに、息継ぎの場所を記入させる

ということをオススメします


おそらく、子どもたちの息継ぎの場所は、歌手のそれよりも多いはずです。
それは、「日本語を話すときと英語を話すときの呼吸法の違い」にあります。
「英語を話す時は、日本語を話す時よりも大きく息を吸い込む必要がある」ことを教えます。

それを教えた後――

   歌手の息継ぎの場所で読めるように(歌えるように)練習 
   走りながら、歌手の息継ぎの場所で読めるように(歌えるように)練習
   その場でジャンプをしながら、歌手の息継ぎの場所で読めるように(歌えるように)練習


などなど、体に負荷をかけて練習すると、
英語の歌を歌うために必要な呼吸法が身に付きますし、良い発声練習になります
何より、子どもたちが楽しいので、ノリノリで練習していました

「歌手の息継ぎの場所で、息継ぎして歌う」ことで、
長い英文でも、どこで切って読めばいいか理解できるようになりますし、
これは、意外と大切なことだと思います。



親子で、DWEソングを楽しむ時間は、
子どもにとっても、親にとっても、貴重な時間。
細く長く楽しんでいきたいと思います






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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