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英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

【いただいたコメントより】 トークアロング・カードの効果的な活用方法

2017-02-20 | Talkalong Cards
ゆーくん、4歳 10か月 29日
あやちゃん、2歳 9か月 26日
DWE歴は、4年 3か月 15日になりました
   
「トークアロング・カード (Talkalong Cards)」は、DWEキッズの必須アイテムです。
トークアロング・カードは、楽しく使いこなすことで、
英語表現の幅が広がるので、工夫して活用したいものです。
   
先日、いい暮らしさんから コメント および 興味深いサイトの紹介をしていただきましたので、
今回は、いい暮らしさんの記事「トークアロング・カードの効果的な使い方」を読んだ感想を書きたいと思います。
いい暮らしさん、コメント、ありがとうございました。

感想を述べる前に、いい暮らしさんの記事の概要をざっくりまとめてみます。

    トークアロング・プレイメイトに入っている SDカードを活用する
    トークアロング・カードを縮小化して、子どもの手のサイズに合わせる
    縮小化した トークアロング・カードを2枚ずつ印刷して、神経衰弱などのカードゲームをする
    親子または兄弟で、トークアロング・カードを見せながら、質問・応答をする
    バーコードリーダーを活用できないか検証中



まず、項目についての感想です。

私は、機械操作が いい暮らしさんほど明るくないので、
「トークアロング・プレイメイトに入っている SDカードの活用」は盲点でした。
いい暮らしさんの方法で、トークアロング・カードの音声データをスマホに移せば、
いつでもどこでもトークアロング・カードが再生できるので魅力的ですね
素晴らしいアイディアだなぁと思います。


続いて、項目についての感想です。

「トークアロング・カードを縮小化して、子どもの手のサイズに合わせる」という項目ですが、
トークアロング・カードを「フラッシュカード」として活用したり、
神経衰弱などのカードゲームをしたりするときに有効だと思います。

この作業をするのであれば、トークアロング・カード 全151枚の画像データがあるわけですので、
手間暇かけて得た この画像データを もっと活用できないか考えたいと思います。
私なら、この画像データを使って、「トークアロング・カード進捗状況確認表」を作成します。

私が 中学校3年生の英語を担当したとき、英語が苦手な生徒に、
3年間分の英語の教科書に登場する英単語を列挙した表に、
「発音が分かる」「意味が分かる」「綴りが書ける」などの項目にチェックを入れさせ、
教科書に登場する英単語を どの程度まで理解しているのか 可視化させました。
自分が理解できていない英単語がピンポイントで分かるという点で、有効な手立てだったと思います。

それを、トークアロング・カードにも応用させるわけです。
1つずつの単語を、「プレイメイトでリピートできる」「音声を聞かなくても発音できる」
「意味が分かる」「応募した」「綴りが書ける」といった項目から評価して、
達成できたものをシールで貼っていきます。
   
英単語のみの進捗状況確認表は すぐにでも準備ができそうですが、
画像データつきの進捗状況確認表であれば、達成度は 子どもにも一目瞭然です。
兄弟がいれば、シールの色を変えると、対抗心が芽生えて お互いに頑張るかもしれませんね。
紙にラミネート加工しておけば、シールの取り外しが可能になります。
レッスンの終盤、「覚えたつもりになっていたけれど、完璧ではなかった」という英単語のシールを取り外して、
自信がない部分を完璧にしてから、再度シールを貼るということもできます。



続いて、項目についての感想です。

「親子や兄弟で、トークアロング・カードを見せながら、質問・応答をする」というのは、
1人遊びに終始せず、対話活動をしている点で 有効な遊び方だと思います。

我が家の子どもたちは、発達が非常に遅いため、実践できるレベルに到達していませんが、
せっかくですので、私が小中学校で実践したことがある カードゲームの方法を応用した
トークアロング・カードの活用方法について、ここで 紹介させていただきたいと思います。
 (今回の実践例は、オーソドックスなものですので、多くのDWEユーザーの方が実践しているでしょうし、
  目新しいことは何もないというのは 承知の上ですが、恥を忍んで…



    カルタ
   
  トークアロング・カードの定番の遊びだと思います。
  トークアロング・カードを床に置いて、読まれたカードを探す遊びです。
  部屋のあちこちに散りばめておくと、カードを取る難易度が上がります。
  ゲームが終わったら、みんなでカウントしながら、カードの枚数を数えると、数字の練習になります。

  トークアロング・カードは、全510枚と膨大な量ですので、カテゴリーを絞ったり、
  レッスンをしているお子さんなら、DWE Book に対応したカードを使うと良いでしょう。


    【レベル1】

  トークアロング・カードに書かれた「単語」を読まれたら取る、ということができるようになったら、
  "I like animals. Please bring me the elephant."
  "I'm hungry. I want to eat hot dogs."
  "What animal says 'Oink, oink'?"
  などの「文章」で、カルタがとれるようにします。


    【レベル2】

  トークアロング・カードを「文章」でとれるようになったら、「綴り」に着目するようにします。
  "What does H-A-P-P-Y spell?" "H-A-P-P-Y spells...?" などと尋ね、
  カードを見つけた人が "H-A-P-P-Y spells 'happy'." と答えます。
  その際に、カードの絵について説明できると、より力が付きます。
  "H-A-P-P-Y spells 'happy'. Mickey is happy."
  ここまで言えて、カードが取れるようになると理想的です。

  集中力が切れてきたときには、「綴りの逆さ読み」という荒技カルタもできます。
  この場合、長い単語だと難しいので、短めの単語にすると良いと思います。
  "I'll read the word backwards. Guess what! What is Y-P-P-A-H?"




    綴り当てゲーム
   
  トークアロング・カードの綴りの一部を 付箋等で隠して、綴りを当てるゲームです。
  付箋のサイズがトークアロング・カードに合わなければ、
  カットした紙をマスキングテープで貼るなどして、綴りの一部を隠します。


    【レベル1】

  プレイメイトに通して、音声をヒントに、隠れているアルファベットは何かを考えます。
  付箋で隠しておけば、綴りを隠す場所を変えやすいですし、繰り返し使うことが出来ます。
  慣れてきたら、綴りの長いトークアロング・カードにしたり、隠す箇所を増やしたりします。


    【レベル2】

  トークアロング・カードに書かれた単語を見ないで、音声のみで単語の綴りを答えます。
  ペアで対戦形式にするなら、制限時間を決め、正解できた ポイント数を競うと白熱しそうですね。




    すごろく
   
  トークアロング・カードを親子で並べます。
  その際、床だけではなく、テーブルの上・テーブルの下・
  椅子の下・ソファーの上・階段など、部屋中いっぱいに置くと楽しいです。
  サイコロを振り、出た目だけ進み、置いてあるトークアロング・カードを読みます。
  正しく読めたかどうか、プレイメイトで確認します。
  正しく読めたら、その場に留まれますが、
  読めなければ、正しく発音してから、サイコロを振る前にいた地点に戻ります。
  早くゴールした人が勝ちです。

  レッスンに合わせたトークアロング・カードで行ったり、
  子どもの好きなカードを選んで行ったり、何通りかのすごろくができますが、
  知らない単語ばかりを選んでしまうと、意欲を削ぐことになることもあります。
  練習してほしい苦手な単語のトークアロング・カードは少なめにしておくとよいです。




    記憶力ゲーム
   
  記憶力を試すゲームです。
  子どもの年齢に合わせて、2枚以上の適切な枚数のカードを準備します。
  カードを並べ、単語を覚えます。
  子どもに後ろを向いてもらい、1枚カードを隠して、どのカードがなくなったか当てます。
  "Which card is missing?" "The card 'happy" is missing!"

  カードをシャッフルすると、難易度が上がります。
  慣れてきたら、シャッフルした後、もとの並び方に変えると頭の体操になります。




    スリー・ヒント・ゲーム
   
  3つのヒントから、トークアロング・カードの単語を推測して当てるゲームです。
    "It's round. It's a fruit. It's red. What is it?"
    "It's an apple!"
  正解した後は、プレイメイトで発音の再確認をします。
  慣れたら、出題を子どもにしてもらっても良いかもしれません。 




トークアロング・カードを使った 英語遊びのアイディアは、まだまだあるのですが、
今回は、オーソドックスなものを 5つ挙げてみました。
準備するものが少ないですし、お手軽にできるのでオススメです。



続いて、項目についての感想です。

トークアロング・カードに付いているバーコードを見て、
「バーコードリーダーが使えるかもしれない」と考えた着眼点がすごいと思います。
まだ検証の段階だそうですが、興味深い試みだなぁと思いました。



トークアロング・カードは、単語だけではなく、文章でインプットをしてくれる優れものです。
使い方次第では、英語力を確実なものにしてくれます。
子どもの発達段階に応じて 活用方法を工夫し、親子で長く愛用したいものです。

いい暮らしさん、コメント および 興味深いサイトの紹介、ありがとうございました。
いい暮らしさんのサイトにコメントしようと思ったのですが、
本文がとても長くなったので、当ブログの記事として掲載させていただきました。







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最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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