ゆーくん、2歳 7か月 8日
あやちゃん、生後 6か月 5日
DWE歴は、1年 11か月 25日になりました
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
今回は、前回に引き続き、Sing Along! 2 のDVDに収録されている
"Huey Takes a Red Balloon" について取り上げてみます
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
この曲は、ヒューイ・デューイ・ルーイが 風船を大きく膨らませる様子を描いた歌です
鮮やかな風船の色（赤・緑・青）や 風船が膨らんでいく様子が楽しい曲です
前回も紹介しましたが、この曲で取り上げられている文法事項は、
3人称単数・現在形（3単現） ： Huey takes a red balloon. など
不定詞・名詞的用法 ： He starts to blow. （ 彼は、[風船を]膨らませ始めます ）
It starts to grow. （ それ[風船]は、膨らみ始めます ）
感嘆文 ： What a beautiful red balloon! （なんて美しい赤い風船なの！）
などです
この曲は、全2回で分析しています
第2回目の今回は、「形容詞を複数使いたい場合の並べ順」 に注目したいと思います
歌詞で言うと――
Oh, what a beautiful red balloon! の部分です
「美しい赤い風船 （a beautiful red balloon） 」の描写が、今回のテーマになっています
日本語では、「赤い美しい風船」とも言い換えられるのですが、英語では、そういった融通が利きません
大学時代に学んだことなのですが――
英語で形容詞を複数使いたいときの並べ順には、
"OPSHACOM" というルールがあります
暗号のようなルール名ですが、これが基準になります
OP ( opinion：意見・評価 ) 【例】 excellent, lovely, silly
SH ( shape：形状 ) 【例】 square, small, big
A ( age：年齢・年月 ) 【例】 old, new, young
C ( color：色彩 ) 【例】 red, black, white
O ( origin：起源・由来 ) 【例】 Japanese, Asian, American
M ( materials：材料・素材 ) 【例】 steel, woolen, plastic
このルールでは6つの性質を表す形容詞の順番を示していますが、
英文1文で、6つの形容詞を羅列することは、稀ですね
通常、複数の形容詞を使うと言っても、2つ～3つの形容詞が一般的だと思います
形容詞が複数になる時は、このルールに沿って並べれば良いのですが――
この曲の場合、"a beautiful red balloon" と描写されています
上記のルールに沿って、複数の形容詞を並べた結果、
Opinion（意見・評価）である "beautiful" 
Color（色彩）である "red"
――という順に並んでいたというわけです
英語の形容詞を2つ並べるのは、日本人にとって、意外に難しい作業です
数年前、中学2年生の「選択英語」の授業で、
「複数の形容詞の並べ方」をクイズにして扱ったことがあるのですが、
正答率が非常に低かったということがありました
「日本語で形容詞を並べる感覚と
英語で形容詞を並べる感覚って、違うんだね
」
その授業の後に聞いた、教え子の言葉が とても印象的でした
私は 「形容詞を複数使いたい場合の並べ順」を 大学時代に知りました
「日本語」の感覚とずれている「形容詞の並べ順」に出会うと、興味深いなぁと思います
最後まで読んでくださり、ありがとうございました
あやちゃん、生後 6か月 5日
DWE歴は、1年 11か月 25日になりました
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
今回は、前回に引き続き、Sing Along! 2 のDVDに収録されている
"Huey Takes a Red Balloon" について取り上げてみます
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
この曲は、ヒューイ・デューイ・ルーイが 風船を大きく膨らませる様子を描いた歌です
鮮やかな風船の色（赤・緑・青）や 風船が膨らんでいく様子が楽しい曲です
前回も紹介しましたが、この曲で取り上げられている文法事項は、
3人称単数・現在形（3単現） ： Huey takes a red balloon. など 不定詞・名詞的用法 ： He starts to blow. （ 彼は、[風船を]膨らませ始めます ）It starts to grow. （ それ[風船]は、膨らみ始めます ）
感嘆文 ： What a beautiful red balloon! （なんて美しい赤い風船なの！）などです
この曲は、全2回で分析しています
第2回目の今回は、「形容詞を複数使いたい場合の並べ順」 に注目したいと思います
歌詞で言うと――
Oh, what a beautiful red balloon! の部分です「美しい赤い風船 （a beautiful red balloon） 」の描写が、今回のテーマになっています
日本語では、「赤い美しい風船」とも言い換えられるのですが、英語では、そういった融通が利きません
大学時代に学んだことなのですが――
英語で形容詞を複数使いたいときの並べ順には、
"OPSHACOM" というルールがあります
暗号のようなルール名ですが、これが基準になります
OP ( opinion：意見・評価 ) 【例】 excellent, lovely, silly SH ( shape：形状 ) 【例】 square, small, big A ( age：年齢・年月 ) 【例】 old, new, young C ( color：色彩 ) 【例】 red, black, white O ( origin：起源・由来 ) 【例】 Japanese, Asian, American M ( materials：材料・素材 ) 【例】 steel, woolen, plasticこのルールでは6つの性質を表す形容詞の順番を示していますが、
英文1文で、6つの形容詞を羅列することは、稀ですね
通常、複数の形容詞を使うと言っても、2つ～3つの形容詞が一般的だと思います
形容詞が複数になる時は、このルールに沿って並べれば良いのですが――
この曲の場合、"a beautiful red balloon" と描写されています
上記のルールに沿って、複数の形容詞を並べた結果、
Opinion（意見・評価）である "beautiful" Color（色彩）である "red"――という順に並んでいたというわけです
英語の形容詞を2つ並べるのは、日本人にとって、意外に難しい作業です
数年前、中学2年生の「選択英語」の授業で、
「複数の形容詞の並べ方」をクイズにして扱ったことがあるのですが、
正答率が非常に低かったということがありました
「日本語で形容詞を並べる感覚と
英語で形容詞を並べる感覚って、違うんだね
」その授業の後に聞いた、教え子の言葉が とても印象的でした
私は 「形容詞を複数使いたい場合の並べ順」を 大学時代に知りました
「日本語」の感覚とずれている「形容詞の並べ順」に出会うと、興味深いなぁと思います
最後まで読んでくださり、ありがとうございました