Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

東京JAZZ 2006

2006-09-03 | いろいろ
東京JAZZ 2006の最終日のENCOUNTERSへ行ってきました。

マーカス・ミラー & スペシャルゲスト フランク・マッコム
マーカス・ミラーのノリの良さは言うまでもないが、特にハーモニカのグレゴリー・マレットがすごかった! 目からウロコが落ちるっ、ハーモニカをナメたらあかんぜよ。 その見た目や動きは・・・ハーモニカ吹いてなかったらアブナイ人だけど。 だいたい、マーカス以外の人の服装がフツーの普段着なんでした。(笑)

チック・コリア meets 上原ひろみ
2台のピアノによるデュオ、精悍な掛け合いは碁の対局を見るようだった。
もちろんコリアは文句無しだったけど、上原ひろみってこんなにJAZZだったのね。 彼女は自分自身のツアーよりも、リラックスしているように思えた。 もちろん、コリアと一対一という緊張感はあるのだけれど、コリアのふところの広さに包まれた安心感があるのかな。 とにかく、ふたりともとても楽しそうに見えた。
去年聴いた彼女自身のツアーはややテンションが高すぎる感じがした。 でも、あの若さでメンバーをぐいぐい引っ張って行くにはそうでなければできないか。
コリアはまたいっそう太っていた。(^^; それ以上お腹が出るとピアノに手が届かなくなるよー、前傾姿勢で弾くと身体に悪いよー。 実は一時ひそかに西川きよしに似てると思っていたんだけど、もうそれを通り越してふくらんでしまったので似てなくなっちゃった。

ザ・グレイト・ジャズ・トリオ by ハンク・ジョーンズ スペシャルゲスト 渡辺貞夫(with ジョン・パティトゥッチ and オマー・ハキム)
ハンク・ジョーンズはかなりのおじいちゃんだった、88歳なんだから当たり前か。 でもスリムで背筋も伸びていて姿勢がいい。 来日するだけでもたいへんなんだし、ちょっとユルイのは許そう。(えらそうすぎでスミマセン)
渡辺貞夫もだいぶんおじいちゃんっぽくなってきたなぁ、でも演奏はなめらか~。 この人が、昔ヤマハのスクーターのCMに出ていたおじさんですよん。(古すぎか)
オマー・ハキムは相変らず手数が多い、あんまりにバシバシ叩くんでマイクがずれてしまってスタッフがあわてて直してた。(笑)

フィナーレではピアノをもう一台ごろごろと運んできて、本日出演したピアニストもぞろぞろ登場。 それと、15歳のピアニストのオースティン・ペラルタもちょっと参加、線が細いというか、繊細。 Someday my prince will comeなど弾いてると「君が王子様やろっ」と突っ込みたい感じだった。


今年の会場は東京国際フォーラムのホールA、音響もいいし落ち着いて聴くことができてよかった。 野外だったころのほうが良かったという人も多いようだが、座席がちゃんとしててお手洗いの心配もなく、アクセスもいいほうがわたしは楽。 昨年の有明の東京ビッグサイトもパイプ椅子でちょっとしんどかった。 LIVE UNDER THE SKYへゴザ持参で繰り出した頃のような元気はもうないです。(^_^;

いらないなぁと思ったのは、ステージの大きなスクリーン、画素が荒くてまぶしくて目が疲れた。 それと撮影用のクレーンがゃっぱり気になる。 大型の有人クレーンが頭上をかすめるようだった去年ほどではなかったけれど。

終わった時にはお腹がとても空いていました。 コンサートとかでいつも思うんだけど、終わった時に飲食店を開けててくれればすごく儲かるのにね。 結局いつも食べることばっかり言ってる?
コメント (1)
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