夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『シカゴ』

2003年04月26日 | 映画(さ行)
『シカゴ』(原題:Chicago)
監督:ロブ・マーシャル
出演:レネー・ゼルウィガー,キャサリン・ゼタ=ジョーンズ,
   リチャード・ギア,クイーン・ラティファ他

『サンタ・サングレ 聖なる血』(1989)の前振りをしたけれど、
昨日のロードショー、『シカゴ』がとっても楽しかったので
興奮(は大げさか!?)さめやらぬうちにこちらを先に。

金髪のキュートな人妻ロキシー・ハート。
スターを夢見る彼女は、「芸能界にコネがある」と近づいてきた家具のセールスマンと不倫。
しかし、コネは大嘘と知った夜、セールスマンを撃ち殺す。

かたや、キャバレーの歌姫ヴェルマ・ケリー。
ある晩、夫と妹の不倫現場を見てしまい、こちらもふたりを撃ち殺す。

同じ刑務所に収監されたふたり。
このままいくと絞首刑。
女殺人犯を弁護させたらピカイチの弁護士を雇い、
あの手この手で無罪を勝ち取ろうとする。

ブロードウェイでロングランのミュージカルの映画化ですね。
キャストも華やか、歌もダンスもてんこ盛り、素直に、楽しい!

この演技でオスカーの助演女優賞をゲットしたヴェルマ役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、さすが。
授賞式のときは臨月近く、顔もからだも倍ぐらいに膨れてたけど、
めっちゃ綺麗なうえに姐御の貫禄じゅうぶん。(目もとにプチ整形疑惑。)

ド迫力の女看守役クイーン・ラティファ、
めっちゃ歌うまいなぁと思ったらそれもそのはず、
グラミー賞も獲得したことのあるシンガーだったんですね。
失礼しました。m(_ _)m

最近のリチャード・ギアは「無理してるおっちゃん」のイメージが強かったけど、
この弁護士役はおちゃめでハマってます。
タップダンスもお見事。

影の薄いロキシーの旦那役、ジョン・C・ライリー、
バンドリーダー役のテイ・ディッグスの声も◎。
『チャリーズ・エンジェル』(2000)のルーシー・リューもチョイ出。

ロキシー役のレネー・ゼルウィガーは、
『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001)のときとはまるでちがう体型を披露。
昨日たまたま読んだ雑誌に「あと2か月ぐらい経ったらもとの体型に戻るかも。
生活は体型にあらわれるから」とコメントしてました。ぎょっ。

観てるほうも演ってるほうも楽しい(たぶん)映画。
欲を言えばもっともっと歌とダンスの場面があってもよかったかも。
「てんこ盛り」をさらなる「特大盛り」にしてほしかった気が。
113分はコンパクト。
もうちょっとって思わせるところがまたええんかな。
あ~、楽しかった!

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