夜な夜なシネマ

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打倒、手湿疹の巻

2013年03月07日 | ほぼ非映画(アトピー)
学生の頃、本屋でバイトしている時期に始まった手の湿疹。
基本的には白色ワセリンを塗っていましたが、
耐えがたいときはステロイド剤を塗って四半世紀以上。
皮膚科に行けば必ず生活習慣やストレスについて言われ、
そらまぁお酒はそこそこ飲むけれど、かなり規則正しい生活をしているのに、
どうも皮膚科では責められている気がして余計にストレス。
そんなこんなで、だましだましやってきたのですけれど。
 
今年に入って指の腹のあちこちの割れが過去最悪、もう痛いのなんのって。
ステロイド剤はまったく効かず、逆に悪化している様子。
突如としてステロイド断ちを思い立ち、
ワセリンをべたべたになるまで塗りたくってビニール手袋、
その上からいつだったかオマケで付いてきたUMBROの手袋を着用して就寝。
ステロイドの離脱作用でエライことになりました。
 
汚い話で申し訳ないですが、最初は浸出液でじゅくじゅくに。
先月TOHOシネマズ西宮で3本ハシゴした日あたりが最高、いや最悪で、
映画鑑賞前にワセリンをこっそり塗り、
鑑賞中は指同士がくっつかないように胸の前で手で輪っかをつくる状態。
かなり怪しいしぐさだったかもしれません(笑)。
 
綿の手袋をすれば、脱ぐときにペリペリ剥がすのがまた痛い。
じゅくじゅくのときは憂鬱で憂鬱で、
それでも映画を観に行っていたのは、とりあえず気分を明るく、
とにもかくにも前向きに、そんな気持ちからでした。
 
ステロイド離脱作用の何段階かを過ぎて、いまはまるで脱皮のごとく、
おもしろいぐらいに皮が剥がれ落ちる段階に来ています。
その下からは新しい柔らかい皮膚。
手の甲までまだら状態なので、ほかの人から見ると酷いと思われそうですが、
見た目ほど悪くないというのか、もうほとんど痛くも痒くもありません。
ただ、まだ『やわらかい手』(2007)のような仕事は無理ですね(笑)。
 
いまいちばん怖いのは、トイレットペーパーホルダーです。
油断していると指先周辺に刺さることがあるので、トイレの時間は要注意です。

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