『海獣の子供』
監督:渡辺歩
声の出演:芦田愛菜,石橋陽彩,浦上晟周,森崎ウィン,
稲垣吾郎,蒼井優,渡辺徹,田中泯,富司純子他
連日連夜の映画三昧と飲み会でそろそろ体力も限界に近い。
でも、フリーパスがあるというのに、何も予定がない日に直帰するのももったいなくて、
TOHOシネマズ伊丹にて1本だけ。
監督は『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』(2014)の渡辺歩。
わりと好きな絵で冒頭から引き込まれそうだったのに、
なぜか途中でまた爆睡してしまった。(^o^;
中学2年生の琉花。今日から楽しい夏休み、のはずだった。
部活のハンドボールで活躍して有頂天気味にプレーしていたら、
それをよく思わない相手から足をひっかけられて激怒。
仕返しに肘で鼻を突いてやったら相手は号泣。
顧問から職員室に呼ばれ、トラブルメーカー呼ばわりされる。
謝罪する気がないのならもう部活に参加するなとも。
私だって怪我をした。先に仕掛けたのは向こう。謝りたくない。
部活に参加できなくて時間を持てあます琉花は、
母親とは別居中の父親が勤める水族館へと向かう。
その水族館の大水槽の中を泳ぐ少年の姿に琉花はビックリ。
父親によれば、海という名前のその少年は、兄の空とともにジュゴンに育てられ、
このたび保護されたらしい。海で育ったせいでふたりの皮膚は極端に乾燥しやすい。
彼らが暮らしていけるように、今は水族館で預かって研究を重ねているとのこと。
琉花は兄弟と時間を過ごし、交流を深めてゆく。
そんな折、地球上ではさまざまな不思議な現象が勃発して……。
最初の水族館のシーンはまるで『アクアマン』だと思いました。
だから寝ることはないと安心していたら睡魔が。
海と空がなぜジュゴンに育てられたのかのがわからず、
いつかその説明があるのだろうと思っているうちに話がどんどん進み、
結局わからなくて寝てしまったのです、たぶん。
隕石騒動が起きた辺りからはやたら派手になってついていけず。
映像は非常に美しく惹かれたので、もう少し丁寧に描かれていたらと残念です。
ところで、私は仕返しに肘で鼻突いた琉花の肩を持ってしまいます。(^^;