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『GODZILLA 怪獣惑星』

2017年11月22日 | 映画(か行)
『GODZILLA 怪獣惑星』
監督:静野孔文,瀬下寛之
声の出演:宮野真守,櫻井孝宏,花澤香菜,梶裕貴,杉田智和,諏訪部順一,
     小野大輔,三宅健太,堀内賢雄,中井和哉,山路和弘他

この間の日曜日は19日で109シネマズデー。
太陽の塔の下、万博公園へは毎日通勤しているというのに、
休日にまで行くのはどうなんだと思いつつ、109シネマズ大阪エキスポシティへ。

世界的な人気者、“ゴジラ”
今度は長編アニメーション作品として登場。
3部作の第1部だとは知らずに観に行ってしまいました。
アニメの基礎知識がまるでないものですから、
声優さんの名前が若干わかるだけで、監督とか全然知らんと思っていましたけれど、
『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』の人なのですね。ほ〜っ。

20世紀末、地球に次々と怪獣が現れ、人類はなんとか戦うが、
最後に現れた“ゴジラ”は、どんな怪獣をも駆逐する破壊の化身。
苦闘する人類に、地球に安住の地を求めていたヒト型の異星人たちが援護を申し出る。
ゴジラ抹殺に成功したら自分たちも地球に住まわせてくれとの条件で。
しかしいずれも失敗に終わり、人類は仕方なく地球外惑星への移住することに。

地球を出発した恒星間移民船“アラトラム号”は、20年後、タウ星eにたどり着くが、
そこは人類が生存可能な惑星ではなかった。
かつてゴジラに両親を殺された青年ハルオ・サカキは、
今こそ人類は地球に戻るべきだと主張する。
一旦はゴジラに明け渡してしまった地球を取り返さなければならないと。

反逆罪で捕まったハルオは、船内の牢獄に放り込まれてもあきらめない。
同乗する異星人メトフィエスの手を借り、主張を続けた結果、
ついに彼の執念が実り、船は地球に向けて舵を切る。

長距離亜空間航行ののちに帰還した地球は、20年のはずが2万年経過していた。
怪獣が巣食う地球の頂点にいるのは、もちろんあのゴジラ。
ハルオの研究データをもとに、ゴジラ討伐作戦を練るのだが……。

ゴジラって、あちこちを破壊して回っても、どことなく哀愁が漂っていて、
憎みきれない存在だと思っていたのですけれどね、
このゴジラは、なんだか恐ろしいだけのもの。
もちろんつまらなくはないんです。でもワクワク感はない。
まるで特攻そのものの作戦も感心しないし、
そうでもしないと破壊できないゴジラは、憎しみの対象であるのみ。
ゴジラにも感情があると思ってはいけないでしょうか。

来年に2部が公開だそうです。
1部を観てしまったから、続編も観ますけれど、「観た」以外の何も残らないなぁ。

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