Vol.20 【 ビッグデータ と 現場データ 】
ローソンの「エッグタルトパイ」食べたことありますか?
店舗あたりの売上高貢献度は低いが
購入したことがある人(しかも来店頻度も高い!)が買うリピート率が高いため
棚からは外せない商品なのだそうです。
棚からなくなるとお客様が近くの他社店舗に行ってしまう・・・
この事実は、
会員カード Pontaの膨大な購入履歴データ分析から分かった
消費行動パターンなのだそうです。
ビッグデータ
今旬なITキーワードが、なぜ注目されるのか
一番理由が分かり易い事例だと思います。
たしかにローソンに行くと、
レジで「会員カードはありますか?」と聞かれます。
これ、物凄く重要なシーンです。
なぜでしょう?3秒考えてください。
↓ 1
↓ 2
↓ 3
答え:会員購買データ収集はもちろん、店員のチラ見稼働も削減!
いつもならレジで店員さんがチラっと顔をみて
[10代・20代・30代・40代・50代~]などのボタンを
推定年齢で押しますよね。
何十代で押されるか見るのも面白いですが・・笑
ところが、生年月日を登録してある会員カードなら実年齢が分かるわけです。
しかも性別はもちろん、どの辺に住んでいて、何時位によく来るか等々まで分かります。
更に以前書いた人材のグローバル化
(http://blog.goo.ne.jp/minnano-hint/e/b74a9b11f9a78e9abc1b8ce1dde5ff86)
にも貢献できるんです!
コンビニなどでも外国人労働者の方が多くなっています。
外国の方が日本人の推定年齢を当てるのは少しハードルが高いと思います。
逆もしかりで(皆さん、ハリウッドスターや外国の方の年齢当ては難しいはず・・・)
会員カード方式ならその心配もありません。
企業がビッグデータを活用したマーケティングに力を入れる理由がよくわかりますね。
消費ネタ、もう1つ閃きました。
消費税増税を前にマンション業界も賑わっていますね。
人気のなさそうな物件がなぜ売れるのか?
って考えてみたことありますか?
素人頭で、そんな物件が欲しくなるお客様を想像してみました。(予算以外で)
■1階orエントランスに近い
⇒ご家族に車椅子の方やご高齢の方がいらっしゃる
(なるべく移動や段差が少ない方がいい)
⇒マンション家庭菜園がしたくて広い庭がほしい
■日当たりが悪い
⇒夜間勤務が中心の仕事で、昼間は寝ていたい
(駅から近く生活施設充実ならあまり気にしない)
■駅からバスで20分
⇒自宅を仕事場としても使いたいので間取りが広く雑踏から離れたい
(家族も車移動が中心なので車庫が2つあればなお良し)
共通していることは、お客様がどのような生活を希望されているかを
しっかりお聞きしないと出てこないことです。
ビッグデータは不特定多数の消費行動から商品開発に繋げますが
マンション販売のようにお客様1人1人の状況から教えて頂く
1つ1つの現場データや知恵が商品開発に繋がる市場も
まだまだ広く存在しているのかな~と思います。
☆今日のヒント☆
「ビッグデータ時代にこそ、現場データの活用も大切」
★今日のプラスワン
物件といえば、
ラーメン屋→たこ焼き屋→弁当屋→惣菜屋
家の近所で開店しては潰れる店が続き、今も空き物件の場所があります。
ちなみに、すぐ隣の飲食店は繁盛しています。
皆さん恐らくオープンにあたり周辺の人口や年齢層、時間別の交通量、
周辺の競合店、同業種の繁盛具合など
とれるデータや、見れるデータは沢山集めたのだと思います。
これは、地元住民、私の仮説ですが、重大なことが 見えていないのです。
この街では非常に大切な「家族連れで入りやすい、家族連れが使いやすい」店であること。
美容院、歯科、接骨院、大人の習い事、喫茶店、焼き鳥屋、周りにある異業種繁盛店は
キッズスペース、キッズメニュー、キッズ用グッズ、キッズ歓迎が当たり前基準になっています。
競合だけに注目せず、平日、土日も含めた、この街に住む人の生活スタイル、
そこから分かる現場感覚に気づけたお店は長く愛されています。
現場、現物、体感、体験から得るデータはやっぱり重要ですね。
今日もありがとうございました!
ローソンの「エッグタルトパイ」食べたことありますか?
店舗あたりの売上高貢献度は低いが
購入したことがある人(しかも来店頻度も高い!)が買うリピート率が高いため
棚からは外せない商品なのだそうです。
棚からなくなるとお客様が近くの他社店舗に行ってしまう・・・
この事実は、
会員カード Pontaの膨大な購入履歴データ分析から分かった
消費行動パターンなのだそうです。
ビッグデータ
今旬なITキーワードが、なぜ注目されるのか
一番理由が分かり易い事例だと思います。
たしかにローソンに行くと、
レジで「会員カードはありますか?」と聞かれます。
これ、物凄く重要なシーンです。
なぜでしょう?3秒考えてください。
↓ 1
↓ 2
↓ 3
答え:会員購買データ収集はもちろん、店員のチラ見稼働も削減!
いつもならレジで店員さんがチラっと顔をみて
[10代・20代・30代・40代・50代~]などのボタンを
推定年齢で押しますよね。
何十代で押されるか見るのも面白いですが・・笑
ところが、生年月日を登録してある会員カードなら実年齢が分かるわけです。
しかも性別はもちろん、どの辺に住んでいて、何時位によく来るか等々まで分かります。
更に以前書いた人材のグローバル化
(http://blog.goo.ne.jp/minnano-hint/e/b74a9b11f9a78e9abc1b8ce1dde5ff86)
にも貢献できるんです!
コンビニなどでも外国人労働者の方が多くなっています。
外国の方が日本人の推定年齢を当てるのは少しハードルが高いと思います。
逆もしかりで(皆さん、ハリウッドスターや外国の方の年齢当ては難しいはず・・・)
会員カード方式ならその心配もありません。
企業がビッグデータを活用したマーケティングに力を入れる理由がよくわかりますね。
消費ネタ、もう1つ閃きました。
消費税増税を前にマンション業界も賑わっていますね。
人気のなさそうな物件がなぜ売れるのか?
って考えてみたことありますか?
素人頭で、そんな物件が欲しくなるお客様を想像してみました。(予算以外で)
■1階orエントランスに近い
⇒ご家族に車椅子の方やご高齢の方がいらっしゃる
(なるべく移動や段差が少ない方がいい)
⇒マンション家庭菜園がしたくて広い庭がほしい
■日当たりが悪い
⇒夜間勤務が中心の仕事で、昼間は寝ていたい
(駅から近く生活施設充実ならあまり気にしない)
■駅からバスで20分
⇒自宅を仕事場としても使いたいので間取りが広く雑踏から離れたい
(家族も車移動が中心なので車庫が2つあればなお良し)
共通していることは、お客様がどのような生活を希望されているかを
しっかりお聞きしないと出てこないことです。
ビッグデータは不特定多数の消費行動から商品開発に繋げますが
マンション販売のようにお客様1人1人の状況から教えて頂く
1つ1つの現場データや知恵が商品開発に繋がる市場も
まだまだ広く存在しているのかな~と思います。
☆今日のヒント☆
「ビッグデータ時代にこそ、現場データの活用も大切」
★今日のプラスワン
物件といえば、
ラーメン屋→たこ焼き屋→弁当屋→惣菜屋
家の近所で開店しては潰れる店が続き、今も空き物件の場所があります。
ちなみに、すぐ隣の飲食店は繁盛しています。
皆さん恐らくオープンにあたり周辺の人口や年齢層、時間別の交通量、
周辺の競合店、同業種の繁盛具合など
とれるデータや、見れるデータは沢山集めたのだと思います。
これは、地元住民、私の仮説ですが、重大なことが 見えていないのです。
この街では非常に大切な「家族連れで入りやすい、家族連れが使いやすい」店であること。
美容院、歯科、接骨院、大人の習い事、喫茶店、焼き鳥屋、周りにある異業種繁盛店は
キッズスペース、キッズメニュー、キッズ用グッズ、キッズ歓迎が当たり前基準になっています。
競合だけに注目せず、平日、土日も含めた、この街に住む人の生活スタイル、
そこから分かる現場感覚に気づけたお店は長く愛されています。
現場、現物、体感、体験から得るデータはやっぱり重要ですね。
今日もありがとうございました!