国際結婚 ~アメリカ編~

Hubby との出会い、Fiance Visa & GC 取得のプロセス、結婚生活など綴っています。

DV男 (2)

2009年06月25日 | Kimmy の独り言
『DV男 (1)』 の続きです。





ある時、ケンカして私を送った後、J が比較的交通量の多い道路脇に車を止めて
自販機で飲み物を買おうとしてドアを開けたところ、後ろから来た原付のおばちゃんに
ぶつけられ、脳震盪を起こして救急車で運ばれたと電話してきたことがありました。
(↑でもたぶん私の気を引くためのウソだと思う)





その時



「おばちゃんには悪いけど、何で死んで
くれなかったの?」






本気で思いました。










結局、親の協力もあり、秘密で留学の計画を進め、彼には内緒でアメリカに留学
しました。










私は夫の暴力に耐えかねて妻が夫を殺害したりするニュースを見ると、 「よくやった!!」
って思ってしまいます。そこまでなってしまうには相当な辛いことがあったはずです。
私も何度 J を殺す方法を考えたか・・・



ただ、そうしてしまうと自分の人生もダメになってしまう。



そんなバカ男のために自分の人生を終わりにしてしまうのはあまりにももったいない。


私にはやりたいこともあったし、アメリカに留学に来るという方法も親の協力もあった
からあの男から逃れることができました。ラッキーだったと思います。









ただ、今だから言えるのは、






あの辛かった4年間があったからこそ今の自分がある。 






自由な服を着ることができるのも、自分の好きな時に好きな人と好きな
場所へ行くことができるのも、何に脅えることなく生活できるのも、そんな
当たり前なことがどんなに幸せなことか
私にはわかるのです。



そして人の痛みもそれまでよりはわかるようになったと思います。





もしこの記事を読んでくださってる人の中で、今まさに私と同じような経験をして
いらっしゃる方がいれば、是非頑張ってそこから抜け出して欲しいと思います。それが
簡単ではないことは私もよくよくわかっています。


私も別れ話を切り出すたびに、仕事場に来られて他の人に迷惑をかけるかもしれない、
かばってくれる家族に危害を加えられるかもしれない、日本の警察や法律は私を24時間
守ってくれるわけじゃない、と思っていました。



確かにそうかもしれません。でも、何か方法があるはず!!



私も、「私は幸せになる権利がある!! 絶対にこのままの私を幸せにしてくれる人が
いるはず!!」 と思い続けて Matt と出会うことができました。自分の手を汚さずに
J と別れられて本当に良かった。Matt とケンカしたり、辛いことがあっても、あの
時の辛さを思えば 「こんなの何でもない」 と思って乗り越えられます。




だから、もしも、もしも同じような境遇の人がこれを読んでいたら、あきらめずに
頑張ってそこから抜け出して欲しいと思うし、周囲にそういう人がいたら助け舟を
出してあげて欲しい。そう思うのです。




こんな長文、最後まで読んでくださってありがとうございました






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