「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

自衛隊とマスメディアについて思う

2013年09月06日 | 海上自衛隊
・・・海上自衛隊の掃海艇「ぶんご」が


漁船とぶつかったという事故がありました。


まずは、双方にけが人もなく、


浸水や油の流出等もない、ということで、なによりでした。


・・・が、


なんだか、左巻き連中の小躍りする様子が目に浮かび、


そう言う意味で忌々しさを感じます。


こういう時、まってました!とばかりに、海自を叩く連中っているでしょう?


報道の仕方だってこう時は、絶対に


海自が悪いと言わんばかりの仕方をするし・・・。


とはいえ、私は船のことについてはど素人だし、


どっちが悪いかなんてわからないし、


事故は、どちらかが過失100%なんてそうそうないので、


一方的に絶対論でどちらかが悪い、と決めることはなかなかできないはずなのですが、


政治的な意図で、海自批判をされるのはちょっとどうかと思う次第です。


まぁ、感情的な意図で、海自擁護はいいのか?って言われそうですが、


別にこれは誰にも迷惑かけていないので、いいんです(笑)(←なにか?)






で、まぁ、ネットでわかる範囲で色々調べてみたのですが


(自衛隊擁護側、批判側も両方見てみた)


今回の事件に限らず、


日本国内の漁船や商船などの民間船の、自衛艦に対する日々の態度に疑問が出てきました。


どうしたって、メディアの報道は、


海自叩きになるので、ここは思いっきり擁護させていただきます!


前回の、あたごの時の偏向報道もひどい・・・


(私が擁護したところで・・・ですが、言わずにはいられないもん


今回の事件はそんなにニュースになっていない気がしますが、


(私がTV見ないから、知らないだけ?)


こういう時、メディアは決まって


「軍艦がえらそうに、民間船を蹴散らして~」



とか言うわけです。


もう、同じ台本でも回し読みしてるのか?と思うくらいに(笑)


あたごの事件の時の自衛隊批判は、もう、


マスコミ総攻撃って感じでした…。


で、いろいろ見てて、気になったのは、


この漁船の組合?みたいなのが、


「市民団体」と言う点です。


でた!でたよ~。


この「市民団体」というフレーズが出たら、


100%反日組織だと言ってもいいです(笑)


そもそも、この「市民団体」と名乗っている団体ほど、


胡散臭い団体はありません。


日本が大っ嫌いな人達ですね。


あと、日本のために尽くす人達が大っ嫌いな人達です。


そういえば、先日米軍基地で、


「子供に銃を持たせた」とかでぎゃーぎゃー騒いでた連中がいましたが、


この連中も、同じく「市民団体」です。


「平和を愛し、9条を守る」とか、


「憲法を正しく理解する」とか


言っている人達もお仲間です。(ことさら「正しく」などという用語を使用する)


まぁ、1つの事故から色んな事情が垣間見えてくるのですが、


事故、という視点だけで見ていると、見えない事実です。


そうすると、


日本の主な漁船や民間船の、自衛艦に対する普段の態度のナゾも解けるというもの。


普段、多くの民間船や漁船が、自衛艦に敬意を払っていない、その理由です。


その前に、自衛艦に敬意を払う、とはどういう意味かといいますと、


洋上を航行する船の世界共通のマナーとして、


「軍艦とすれ違う民間船は軍艦に対して敬礼を行う」


というものがあるらしいですが、


 (艦尾に掲げた国旗を半分下げる行為が敬礼にあたるそう。
  
  敬礼を受けた軍艦は答礼として艦尾の海軍旗を半分に下げ、

  その後再び元の状態に戻し、それを見て民間船も国旗を元に戻して一連の敬礼は終了)


この世界共通のマナーを日本の民間船は全く行っていないんだとか。


海自艦艇と至近距離ですれ違っても、完全に無視する船が多いみたいですね。


海自側では艦橋の航海指揮官や見張り員が、敬礼を見逃さないように目を凝らして、


さらには答礼の準備もしているらしいのですが、


日本の船舶が敬礼することはほとんどないらしい…。


ちなみに外国船は、たとえ小さな貨物船であっても


「軍艦」である海自艦艇に対してきちんと敬礼を行うんだそうですが。


それも、こういう背景を考えると、そうだろうな、と思いますね。


あ、ここで、「…自衛艦って軍艦なの?」という人もいると思いますが、


はい、軍艦です。


自衛隊が軍隊でなかろうが、呼び名が護衛艦だろうが、


国際法規上は、自衛艦は軍艦なのです。(そりゃそうだ)


で、


軍艦に対して一切敬意を払わず、暴走族のような行為をする漁船が多く、


避けるどころが、つっこんできたりする中、


中国船が御場を荒らしにかかると、


「助けて」と言う。


民間商船も、敬礼なんてしてないのに、


海賊が出たら


「さっさと助けに来い」という。


…そりゃあ、自衛隊は国民を護るのが仕事だし、


当たり前と言えば当たり前なんだけど、


助けて欲しいなら、普段からきちんと敬意は払おうよと思うのですが…。


あなた方が、嫌いだろうがなんだろうが、


そんなことは関係なく、あなた方よりも遥かに重責を背負って、


どれだけバッシングされても、理解されなくても、


どんな人達でも「助けて」と言われれば、助けに行くし、


粛々と日々任務に取り組んでいる人達が自衛官なんだっつーの!!!!


TVの偏向報道ばっかりみてると、


その報道内容が正しいと思ってしまうのが人間です。


今回の「ぶんご」は、「あたご」の時と違って大きな事故ではなかったので、


マスコミも大きく騒いでいないようですが、


「あたご」の時は、一方的に海自を叩いているし、


人によっては、あたごの士官は人を殺しておいて、無罪放免なんて許せん!


といきり立っているコメントも多くお見受けしますが、


当然お咎めなしなのではなく、


なんでも、


事故当時、あたごは遠路ハワイから日本に戻っていた時だったらしく、


母港は舞鶴なのに、


事故を起こした後、近くの横須賀基地に停泊することになったようで、


乗組員はそれから一ヶ月の間上陸を禁止されたようです…。


当然、外出は許可されないので、艦の中に事実上軟禁状態。


耐えかねた、その時の見張り員の自衛官一人が


艦内で自殺未遂を起こしたとのこと…。


当然、当直士官(被告人)と艦長は任を解かれ、


トップの幕僚長は更迭されたようですし、


あたごが母港に帰ったのは事故から三ヶ月以上は経っていたとか…。


一度でも護衛艦に乗ったことがあると分かると思いますが、


一ヶ月も艦に監禁されるのはかなり精神的にきついということは、


想像に難くないです。


でも、こういう事は、マスコミは報道しない。


無罪になったことばかりを強調するわけです。


報道しないといえば、


海上自衛隊が、世界で初めて、そして唯一、


大陸弾道弾の迎撃実験に成功させた事も、


一切!報道されていませんよね?!


なので、知らない人も多いでしょうね。


海上自衛隊の護衛艦「きりしま」による、


大陸弾道弾の迎撃成功。


これがどれほどスゴイことか、どれほどの快挙か、


詳しくは、こちらをご一読くださいませ。


なのに、当時の民主党政権は、これを黙殺…


マスコミも無視…。


ありえない…。


逆にアメリカは大絶賛。


ヨーロッパも大絶賛。


香港も。


なのに、彼らがいつも護っている、


自国民からは、何の賞賛もないなんて…。


報道さえされないなんて…。


記者会見の発表さえ来ないなんて…。


だけど、本当に、そんな人達も護ってくれるのが、


自衛隊なのだということを、少しでも多くの人に知って欲しいです。


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2 コメント

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船の敬礼 (古田高三知)
2015-08-06 12:23:57
私は商船学校出身者です。学生時代には必ず航海訓練所の練習船で実習を行いその後海技免状を取得して船乗りとなります。船の格付けとしては軍艦、練習船、一般商船の順になることは航海練習所の練習船で必ず教育され実際に他船とすれ違うときには敬礼を実行します。練習船なのでまず一般商船が敬礼を行い返礼をすることになります。軍艦含む自衛艦には当然練習船側から敬礼を行い返礼を待つことになります。これが私達が教育されたシーマンシプ精神です。
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>古田さま (みね姉)
2015-08-07 09:11:00
コメントありがとうございます。
仰るとおりそれがシーマンシップだと思いますし、学校で習われているのも本当だと思います。
きちんと敬礼をされている商船もあるのだと思いますが、残念ながら、私が聞き及ぶ限り、海上自衛隊の艦艇に敬礼する国内の商船見たことがないとのことでした・・・。
もちろん、全ての護衛艦乗りに聞いたわけではないのですが、外国の商船はしてくれますが・・・と聞く話が多いです・・・。ですので、敬礼をされている国内商船よりも、していない商船の方が多いのは事実だと思います。
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