(以下、要約を引用)
超緩和で「株高・円安」誘導 アベノミクスは“バブル政策”
立教大学大学院特任教授 金子 勝
ダイヤモンド・オンライン 4/15(水)
(要約)
財政金融政策を使うと、一時的には経済を回復させるのでそれが「合理的」に見えるのだが、不良債権や過剰債務が抜本的に処理されず、常に火種は残る。アベノミクスが、実態として働いていたメカニズムとはどのようなものだったか。
アベノミクスとは超低金利と日銀が国債を大量に購入して株高・円安を誘導し、さらに賃下げで大手輸出企業主導の経済成長で何とか持たせようとする政策だった。それは必然的に株式や不動産(特に大都市圏のマンション)へバブル的な資金を流すことになった。
2013年4月2日の日経平均株価は1万2003円だったが、今年1月20日には2万4083円まで、ほぼ2倍まで上がった。同じように、大都市圏の新築マンション価格も上昇してきた。
ぬるま湯の心地よさに浸かりながら、「我が亡き後に洪水よ来たれ」とばかり、「今だけ 金だけ 自分だけ」という刹那主義が進行してきた。そこへ、リーマンショックからほぼ10年を経て、新型コロナウイルス大流行に伴う世界的なバブル崩壊が襲ってきた。
アベノミクスで7年間も異常な金融緩和政策を続けてきたために、(金融政策は)伸びきったゴムの状態になってしまい、中央銀行としての政策余地が狭くなっている。日銀は大規模金融緩和とともにETFの買い取り額を拡大させてきた。今や総額は30兆円を超え、日本の株価総額の5%弱を占めるようになっている。株価が1万6000円まで下落すると含み損は4兆~5兆円に上ると推測される。
最大の貿易相手国である中国、米国、韓国も新型コロナウイルスに襲われている。日本は従来のような円安と賃下げによる輸出主導の景気回復はできないだろう。財政金融政策を拡大し続けてきたが、結局は、低成長で終わり財政再建の道は絶望的になるかもしれない。
(以上要約終)
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おおむね、私の見方と一致している。
世界恐慌以来の大不況を迎えて、「株価はもっと下がるはずだ」と思って「カラ売り」を仕掛けてみた。
ところが、意に反して株価はどんどん値上がりしている。
多分、日銀が買っているのだろう。
日銀とケンカしちゃったかな?
まあ、投資している金額は遊び程度だから損してもしれてるけど。
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