医師との相性

前にも書きましたが、私が年に1回位、
お守り代わりに”ソラナックス”を処方して
頂いているのは、かかりつけの「内科・小児科」
です。

30代半ば位の、穏かでこちらの話をとっても
よく聞いて下さる女医さんです。

その時に書いた事と重複しますが、私以外にも
パニック障害の事で来ている女性もいるようです。

それから、2年前に今の家に引越して来る前、
初めてパニックの事を相談した病院も、心療内科
ではなくて、家族のかかりつけの「内科・胃腸科」
を掲げている病院でした。小児科ではなかったの
ですが、子供達もみて頂いてました。

40才位の男性の先生で「Dr.コトー」みたいな、
とても誠実で信頼出来る先生だったのです。

かかりつけで何度も診て頂いてるとはいえ、
初めてパニックの事を口に出して相談するのは
勇気が入りました。

意外とこういう時、全くの初対面の方に話す方が、
お互いに気を遣わずに済む、という面もあるかも
知れません。

私が「せっ先生、じっ実は‥」と、ためらいながら
話し始めようとすると、
先生は自ら、入り口のドアを閉めに入って下さり、
（オープンで広い診察室だったので、待合室と診察室
のドアは開いている事もあったのです）

私が話し易いように、色々な所に気を遣って
下さいました。

（心療内科ではないから、先生はパニック障害の事は
　あまりご存知ないかも知れないな）
と思いつつも、それならそれで、この信頼出来る先生に
心療内科を紹介して頂きたくて、行ったのです。

でも、先生はパニック障害の事もとても良くご存知で、
時間をかけて私の話もじっくり聞いて下さった上で、
色々と相談にのって下さいました。

パニック障害の専門は、精神科、心療内科ですが、
受診するには少し勇気が必要かもしれません。

前ほど、メンタルクリニックに通院する事に
抵抗や偏見が無くなって、受診患者数が増えたと
この前、新聞に出ていましたけれども。

これは、専門家ではない素人の私の感想ですが、
メンタルクリニックに通う勇気が持てない時、
今はパニック障害の認知度もあがってきてると思うし、
まずは内科でも、結構対応して頂けるのでは
ないかと思います。

その後、必要があれば、内科から心療内科等を
紹介されるかも知れませんが、まずは気軽に
行ける内科に行ってワンクッション置くことで、

いきなり勇気をふり絞って心療内科等に行くよりは、
大分楽に行ける、という事もあるのではないでしょうか。

私の場合は幸運にも、かかりつけの内科の先生が
お二人共、パニック障害の事をよくご存知で、信頼
出来るいい先生でした。

行った事はないのですが、心療内科やカウンセリング
等の場合、より信頼できる先生、相性のいい方との出会い、
というものが鍵になってくるのでしょうね。