パニック障害ファーム!

ブライダルアテンダーが、パニック障害アテンダーに!克服法の選択肢を広げる事を目的としています。

超スリム VS 普通!?

2010-03-16 19:33:47 | 花嫁介添え日記
先日の婚礼では、ナント1時間の違い
(お式、披露宴)で進行している
ご新婦同士のカラードレスが
全く同じというハプニングがありました。

ウェディングドレスについては、
プリンセスライン、Aライン、マーメイドライン
など色々なパターンのドレスはありますが、
色は白ですので、

ご新婦同士がホテル内ですれ違う事が
あっても(極力それは無いように細心の
注意は払っていますが、エレベーターホール
や写真室などは1か所なので、どうしても
避けられない時があります)
何というか、暗黙の納得、っという感じが
あります。

それに比して、カラードレスというのは
デザインは勿論の事、何といっても
選ぶカラーの色にご新婦のこだわりが
おありなので、同じ日の婚礼で、ご新婦の
カラードレスの色が同じなだけでも
「色がかぶっちゃってるね…
 (絶対に鉢合わせしないように!)」
という事になります。

そんな状態の中、色もデザインも全く同じ
カラードレスで
しかも1時間違いの進行で進んでいる婚礼
同士というのは、本当に稀であり
凄いハプニングです…

他の会場のご新婦の衣装については
把握していないので、
私が担当させて頂いた婚礼がお開きになって
会場を出た瞬間、

全く同じカラードレスを着ていたご新婦が
目に入り、私は一瞬目が点になって
しまいました…

すぐにキャプテンに報告をすると
キャプテンも絶句でした…
「とにかく絶対に鉢合わせさせないで」と。
「はい、分かってます。」
 …でもニアミス ギリギリ…

そのもう一方の婚礼担当のアテンダーと
連絡を取り合って、フロアーを移動しての
スナップ写真撮りをして貰う事にして
何とか一件落着でした!

ほっとした所にキャプテンが来て
「焦ったよねー!
 でも、同じカラードレスでも全然違ったね」と。

私達が担当させて頂いていたご新婦は
やせ過ぎでもふくよかでもなく、とっても健康的で
明るくていい方でした
そして、もう一方のご新婦は超スリム
だったのです。

そして「痩せてさえいればいいと勘違いしてる
女性が多いけど、ガリガリな女性が好きな男は
意外に少ないよ」とキャプテン。

今年に入ってからはハードスケジュールではなく
わりとゆったりしているので、少し太った私…
春先に向けて1~2kgダイエットをしようかと
思ってましたが、その言葉に甘んじて
ダイエットするのをやめてしまいそうです


かきくけこ

2010-03-02 19:00:14 | 花嫁介添え日記
結婚式のスピーチの長さについては
諸意見がありますが
やはり列席者の方の反応から見ても、
短い方が(しかも短い中にもユーモアや
センスが光っている内容ならば更に!)
印象がいいですね

ホテル側の進行としても、お一人の
スピーチの目安は5分として、打ち合わせの
段階からご案内をさせて頂いておりますが、
たまに15分位もお話をされる方がいら
っしゃいます

余興でのスピーチなら、お食事をしながら
ですので、まだいいかとは思いますが、
これが主賓の方のスピーチだと、乾杯の
前ですので(もちろんお食事の前)
列席者の方の雰囲気も芳しくないものに
なっていきます。

「いい加減に話を終わりにして
 早く乾杯して食事のスタート…」
っという雰囲気が全体から伝わってきます

ホテル側としても、特にその披露宴の後に
その会場の予約が入っていると、分刻みの
準備になるので、5分の延長も結構大変です。

先週末は、主賓の方のスピーチが延々と続き
「一言だけ」「一言だけ」
っと、次々にこの「一言だけ」の後に
ご自分の話が続きました…

列席者の方々も、私共スタッフも

そして更に
「最後に一言だけ、結婚生活で大切な
  か・き・く・け・こ
 を話します!」

そして、か・き・く・け・こ
それぞれに延々と説明が入りました

因みに、
 「か」は感謝の気持ち
 「き」は聴く耳を持つ
 「く」は工夫をしていく
 「け」は健康に
 「こ」は子供を沢山つくる
との事でした。

よく、結婚生活で大切な【3つの袋】の話は
聞きますが、
この【かきくけこ】は初めてだったので、
私は進行が押して大変な中、聞き入って
しまいました


平日婚

2010-02-09 19:37:48 | 花嫁介添え日記
明日は月に数回あるかないかの
平日婚です!

シーズンや大安・友引などで
婚礼件数が多い日は、やはり何かと
ホテル中、人が多くてゆったりとは出来ない
雰囲気になってしまうので、

平日婚は、非常にリラックスした
全館貸切状態になるので、
平日婚をされた新郎新婦や御親族の
方々は、「平日で良かった~!」っと
よくおっしゃいます

ご自分達の仕事や、列席者の方々の事を
考えると、なかなか平日婚が叶う事は
難しいかと思いますが、可能であれば
お勧めです

そして、明日は2次会もそのままホテル内で
されるので、
朝から夜まで一日アテンドをさせて頂きます。

どんなお二人と出会えるのか楽しみです



ご新婦のお食事

2010-02-01 19:06:40 | 花嫁介添え日記
ひと昔前は(!?)
(まぁ私が結婚した時もそうでしたが
高砂でご新婦がお料理を召し上がる
としても、ほんの少しでしたよね。

でも今は、結構ご新婦も(ご新郎はもちろん!)
召し上がります

ご本人様達のご希望でもあるし、
私共スタッフもお勧めしており
お召し上がり頂くと嬉しいです

先日担当させて頂いたご新婦も
「試食の時に凄く美味しかったから
 是非また食べたいです!!」っと
おっしゃっていたので、

私もいつも以上に召し上がれるタイミングを
お伝えしてご新婦にお勧めし、
その事をキャプテンやMCさんにも
報告して、お食事を召し上がりやすい
タイミングでお色直しにもっていって
頂くようにしました。

飾り気のない、ナチュラルで素敵なご新婦で、
完食はさすがに出来ませんでしたが
全種類は召し上がり、お刺身の”つま”もキチンと
召し上がってらして

ご新郎にこっそりと
「”つま”まで食べちゃった
っと可愛らしい笑顔でおっしゃるのを聞いて

「本当にチャーミングで可愛い方だなぁ!
 きっとご新郎もこういう所がたまらないん
 だろうなぁ
っと思って見てました


ラストバイト

2010-01-12 13:53:50 | 花嫁介添え日記
披露宴でのファーストバイト!
大体、半数以上のカップルが
ケーキ入刀の後にファーストバイト
をされます

ちなみに、
新郎から新婦への一口は
「一生、食べさせて行きます!」
新婦から新郎への一口は
「一生、美味しいお料理を作ります!」
の意味があります

そして昨年の秋位から、
ファーストバイトの前に
”ラストバイト”をされる方が
にわかに増えつつあります。

 ラストバイト…
これはお母様が、それぞれ新郎新婦(自分の子供)
に「ア~ン」をするものです

去年、初めてこの演出に立ち会った時
私は仕事中なのに、目頭が熱くなって
ジワ~ッときてしまいました

将来の娘と自分を重ね合わせてしまったのです。
きっと私ならこの時、離乳食を与えていた頃を
思い出すと思います。

その時(赤ちゃんの時の娘)を思い出しながら
目の前の花嫁姿を目にして「ア~ン」をしたら
私は号泣寸前になってしまいそうです…

連休中に担当させて頂いた婚礼でも
ラストバイトがあって、また私は
ウルッときてしまいました

大人婚

2009-12-04 22:01:50 | 花嫁介添え日記
晩婚化が進んだといわれて久しいですが、
この仕事をしていると、特にそれを
感じます。

超ポピュラーな結婚情報誌「ゼクシィ」でも
大人婚向けに特化した~アネーロ~も出て
いますね!

先日も40代の初婚同士の婚礼を担当させて
頂きましたが、やはり、ひと事で言って
全てにおいて落ち着いていらっしゃいました
そして演出は全て、シックで豪華

”皆に祝って貰いたい!”っという、
主に若い方(私が結婚した時もそうでしたが

と対照的に、大人婚の方々に共通しているのは
”(列席者の方々への)おもてなし”を優先
しているように思います。

そしてその姿勢は、新郎新婦、お互いへの
接し方にも通ずるように感じます!

大人ならではの思いやり、っという感じで
素敵です

高砂で…

2009-11-09 20:12:39 | 花嫁介添え日記
秋の婚礼シーズンなので、
土日・祝日(平日も結構あり)ずっと
仕事です!
体は多少疲れますが、でも楽しいです

昨日担当させて頂いた御新婦は、
とてもナチュラルでチャーミングな
方だったのですが、かなりのヘビー
スモーカーでいらっしゃいました。

お式の前の、お支度中に御挨拶をさせて
頂いた時点からずっとお煙草を吸えない
事を心配されて、
「どのタイミングで吸えますか?と
何度も聞かれました。

私はお酒は大好きですが
タバコは生まれてから一度も(遊びでも)
吸った事がないので、どれだけ我慢する
事が辛いのか分かりかねますが、かなり
辛そうでした…

「スタジオでの撮影」→「チャペルでのスナップ
写真」→「親族紹介」→「挙式リハーサル」
そして、本番の「お式」→「親族写真」等々…

っと約2時間ほど我慢され、いざ披露宴での
ご入場前…
緊張も相まったのでしょうね、
「もう我慢できません、高砂上で吸っても
いいですか?大丈夫ですよね?」
と言われ、
「大丈夫ですよ」と即答は出来ずに
「その時の状況を見てからに致しましょうか?」
と答えた私。

勿論、これはご本人のご自由なのですが
(正直な話、御新婦のお母様がお止め下されば
 大変有難いのですが…)
やはり出来る限りは控えた方が宜しいかと
思います。

一応キャンプテンにも相談した所、
同じ意見。
これはホテルのポリシーではなくて
一般的な推奨事項です。

披露宴のご入場~主賓挨拶~ケーキ入刀
~乾杯~食事スタート…

の時点で、もう我慢の限界だったようで
またリクエストがあったので、
灰皿をメインテーブルのウェルカムボードや
ウェルカムドール、テーブルフラワー
でなるべく隠れるようにお出しして、

スポットライトが暗くなるタイミングを
お伝えして吸って頂きました。








御両親のご要望

2009-10-20 17:57:55 | 花嫁介添え日記
先日担当させて頂いた婚礼での事。

お色直し後の、キャンドルサービスでの
再入場の直後…

新郎新婦の後に付き添っている私に
「すみません…」との声。
振り向くと、ご新婦のお母様でした。

「あの娘(御新婦)に、”もう少し背筋をピン!
 としなさい”と伝えて頂けないでしょうか」
との事。

私も娘を持つ母親としてお母様の御心情をお察しし、
又、ホテルスタッフとしても、大切な御新婦の
お母様からの御要望は、重要事項の一つと認識して
お仕事をさせて頂いております。

しかしそれと併せて、ブライダルアテンダーとしては、
御新婦の気持ちに沿ったアテンドをしてナンボの仕事だと
実感もしております。

正直、「いっ言いずらいな…」っと思いつつ、
お母様からの御要望を無視する訳にもいかない
ので、スポットライトを煌々と浴びていらっしゃる中、
ほんの一瞬のタイミングをみてお伝えしました。
「お母様が…」っと…。

またこれも正直な話、ブライダルアテンダーの
仕事というのは、コーチングにもピッタリと通じる
所ですが、どれだけ 
”相手の気持ちやニーズに寄り添う事が出来るか”
が鍵になりますので、

この、お母様からのお言付けをお伝えする事によって
せっかく数時間の間に築き上げた、御新婦様との間の
いい雰囲気を壊しかねない為に、私も気が重くなり
ながらも細心の注意を払いました。

御新婦はお伝えした瞬間、お母様の方を見て
一瞬だけ曇った表情をされましたが
(この時の私の気持ちは、お母様のお立場よりも
 14年前に結婚して新婦だった立場からの方の
 感情移入の方が強かったです)

すぐにニコッとして下さりながら
「分かりました」っとおっしゃって下さり
お母様の御要望通りに、背筋をピンとして
下さいました!

私は最近、年齢的にも立場的にも、
(最近は晩婚化が進み、私と同世代の新婦も
 多いので)新婦の立場、そして10歳ではあり
ますが、娘を持つ母親としての立場、そして
コーチング技能者としての、個性を尊重する
立場…  
大好きな、このかけがえのない仕事を通じて、
色々な事を感じる事が多くなりました。

いずれにしても、一番に重要視すべきは
サービス業に従事する以上”相手の満足感”
だと思うので、御縁あって大切な門出の一日を
アテンドさせて頂くわけですから、常に
その事を意識していきたいと思います。







空気感

2009-09-13 19:51:29 | 花嫁介添え日記
秋の婚礼シーズンに入ってきているので、
アテンダー日記が続きます!

昨日も今日も、両日共に新郎・新婦の
「雰囲気」「空気感」「波長」っといった
ものが、凄く合っているなと感じる
御二人を担当させて頂きました

昨日に至っては、お二人の出会いに
居合わせた御友人の方々が、口を揃えて
私が感じた事を同じ事をおっしゃっていて、
「絶対にこの日(結婚式)を迎えると確信していた」
とおっしゃる方の多かったこと!

長年連れ添って、似通ってくるのは
納得ですし、
自分に無いものを持った相手に魅力を
感じたり、相手に求めるのも分かるの
ですが、
「こういった風潮は、何か意味があるんだ
 ろうか… 何か社会背景があるのだろうか…」
などと考えてしまいました

こんな事を考えるのも、実は私
色々な経験を経て、今後のキャリアデザイン
をした結果、

もっと学びを深める為に、今までの勉強も
続けながら、この秋から短大の通信課程で
心理学の勉強も始める事にし、「社会学
概論」などという、今迄の私だったら、
絶対に読まない様な本を読んでいるから
です
こちらも頑張っていきます!

 

サプライズ・プレゼント

2009-09-07 17:24:48 | 花嫁介添え日記
爽やかな秋晴れが続いてますね

昨日担当させて頂いた御新婦は、昨日が
お誕生日との事でした
どちらかの誕生日に結婚式をされる方は
結構いらっしゃいます!

そして披露宴中、御新婦にサプライズで
御新郎からのプレゼントが

進行上、このサプライズがある事は知って
いましたが、中身は何かは知りませんでした。
でもその包みと大きさから、指輪だと
ばかり思ってました

MCや音響、照明の方々が効果的に
その場面を持っていき、
「それではご新婦様にプレゼントを
 お開け頂きましょう~

そしてそして出てきたものはー!!
指輪ではなく、ナント

「印鑑」だったのです
ご新婦は驚きの後に(多分、ご本人も指輪だと
思っていたのではないかとお察ししました
何だか、静かに感動された御様子でした

「素敵で洒落た演出とプレゼントだなぁ!」
と私も感動しました