一円相(いちえんそう)

丸、○の事です。
心が何時もまあるくありますように。。。。

時代と共に様変わり…

2020年06月18日 04時23分00秒 | 日々徒然
地面を叩きつける雨音で目が覚めた。
起きるには丁度いい時間だ。
 
この様な降り方を豪雨と言うのか?
子供の頃にも経験した事がある。
親がこれで梅雨が明けると言っていた。
 
今は・・・
この様な降り方位では梅雨は明けない。
 
そんなこんなを想いながらコーヒーを入れる。
 
 
昔はコーヒー豆を挽いていた。
その豆もネットで至る所からお取り寄せで
お気に入りを見つけていた。
 
入れ方もサイホンだったりネルドリップだったり
今は・・・・
これに落ち着いた
時間は余るほどあるはずなのに・・・
 
ゆったりとした時間を過ごせなくなっている。
 
カップとて・・・
 
 
 
様々な所で買い求めたコーヒーカップは
専用の棚に鎮座していて
それで飲む事は無い。
 
友も・・・今は来なくなった。
いや・・・・
来れなくしている・・の方が正しいか?
 
これを
「年を取る」と言うのだろうか・・・
 
喫茶店には行ける
ランチには行く。
だけど
ほとんど自宅に行くようなお付き合いは
しなくなった。
 
時代、年齢により
様変わりした事が沢山ある・・・・
 
中でも葬儀は一番変わって来た。
昔は・・・
「村八分」があり大変だった時期もあった?
そんな時代には生きてはいないけど
 
軒並み公民館みたいなモノが建てられて
それは葬儀の為だった?
(今や無用の長物?)
白い割烹着を着て近所の人達が集まり
買い出しや料理を作るのをこなした。
 
ここで近所の情報が飛び交った。
 
それからは
怒涛の勢いで様変わりして行った。
 
今は家族葬が主流だ。
私はここ何年も葬儀には出た事が無い。
 
選べる時代に移行した。
良いのか悪いのかは分からないが・・・
 
そこに持って来てコロナだ。
このコロナ禍に友を二人亡くした。
 
お別れも焼香も無いまま・・・・
 
家族葬の場合・・・
変に焼香に行くと迷惑らしい。
 
行く側と受ける側の兼ね合いが難しい。
行く側はそれで心を収めたい。
受ける側は・・・またそのお返しがいる。
 
そんなこんなで盛り上がった事があるが
 
「ここはもう一切なしにした」
 
昔の人間としての最低限の常識や
心の優しさはもはや変えなくては
いけない。
 
古い人間の性が覗いてしまう・・・・
 
流れて行くのみ・・・・
煙の如く消えるのみ・・・
それでいい・・・・