一円相(いちえんそう)

丸、○の事です。
心が何時もまあるくありますように。。。。

約束。

2018年09月28日 06時08分54秒 | 日々徒然
沢山の洗濯物が干してある。

朝方は冷え込んだけど秋日和だ。

裏口から玄関の方へ向かうと植木の選定をしておられた。
草一本もはえていない。

「よぅ~~来たかね」とにっこり。
御年91歳になられたかつての上司だった所長。

「約束したから来ましたよ~」

「顔はよう覚えちょるけど・・・・・」

「〇〇で所長の部下だったOです」

「お~~家はあそこじゃったね」

話がチョットかみ合わない。

そんな事はどうでもいい。

お赤飯と押しずしの入ったお弁当をお土産にしていた。

さぁ・・・・何を持たせようかね~
あれを持って帰り~~
これもあげよう・・・・・

昔からそうだった。
私に持ち帰らせるモノを探し出した。

電話での会話のボンタン飴とはとサブレは出て来ない。
(業者に電話で届けるように頼んでおこう・・・と約束した)

そこは・・・・昔と完全に変わってしまった。

約束した事は守る人だった。

何げない会話の中のちょっとした約束事
それを守る・・・・

私は所長から教わった。

持参したお弁当をお米を精米してくれる時
お米の冷蔵庫へ入れた。

何回もここに入れた事忘れんでね・・・と言ったけど

こりゃ~~~忘れるな・・・

お米となら漬けを頂いて帰った。

その日の夕食に炊いたそのお米は本当に美味しかった。

「あと10日もすれば新米が届くからおいでよ~~
今度来る時は電話しておいで。ええかん」

そう言って別れた。

絶対に行こう。
新米を頂きに・・・・いや
安否確認に(*^。^*)

前にも書いたけれど
何人もいた役所からの天下りの所長の中で
私は彼しか
「所長」と認めていない。

「あんただけいねぇ~~~
何時までも所長、所長と言ってくれるのは・・・・」

どうか・・・・何時までもこの家で生活出来ますように。