一円相(いちえんそう)

丸、○の事です。
心が何時もまあるくありますように。。。。

peko&poko NO1

2015年06月02日 19時48分51秒 | つぶやき
追悼の記は書くまいと決めていた。
だけど・・・・・
心の内を吐き出そうと思った。
でないと前に進めない・・・・・
書き終えて私は以前の自分を取り戻したいから。
そうしないとぽ~ちゃんが安心して天国に行けないと思うから。


今は違うお店になっているけど我が家の入り口に「警察犬訓練所」があった
16年前この地に引っ越した時大型台風が到来。
台風の去った朝、庭に出たらなんとゴールデンが居た。

おそらく雷と大雨でパニクッて何処からか迷って来たようだ。
主人とこんなワンちゃん飼いたいねと話した。
大人しい優しい犬だった

それでその事を訓練所に相談したら、ゴールデンよりラブの方が
短毛種で良いだろうと言われてラブを迎える事となる

そして待ちに待ったイエローラブが我が家の一員になる訳で。
♀の1か月半のこの子の名前はpekoに決まる



ところが・・・・・
この子が来て悪夢が始まった。

甘噛みがひどく、私の両腕は血だらけ。
ノイローゼ状態で散歩中のラブの飼い主に聞いたりしたけど・・・・
皆さん、そんな事はないと言われる。

訓練所の方に来てもらったら
「血が出るほど口を叩きなさい」と言われる。
そんな事は出来ない。

そんな時
真反対の訓練をするブリーダーさんに巡り合う。
友達がそこで芝犬の赤ちゃんを購入したことでそこにチョクチョク
遊びに行っていた   そこに
黒ラブの子が二匹遊んでいたのだけど・・・・
あまり興味も無しに見ていた

それがポコとの出会いだった。
二匹の内の一匹は尾っぽを振って飛びついて来た
もう一匹は上目使いに私達を見て倉庫に隠れた。

ある日
そのブリーダーさんから電話があった。
黒ラブを貰ってくれないかだった。
お宅なら広いからもう一匹飼えるだろうから。
その代り子供を産ませて欲しいとの事だった。

私はそんな中途半端な事はしたくない。
子供を産ませる代わりに差し上げます・・・は嫌いだった。
だから市場よりは安い金額でぽこを我が家の子供にした。

子犬を飼う時は最初の子のように人なっこいのがいい。
シャイな子は避けるようにと本で読んでいたが
主人はこの犬なら飼ってもいいと言った
pekoがやんちゃで私が泣いているのを知っていたから
シャイなこの方がと思ったらしい。

黒ラブは顔がハッキリせんから好かん・・・と言っていた主人が。

まだ犬に対しての知識も無い頃だった。
ケージの中に二匹の犬のうんちがあったのだけど・・・・
それが下痢便だったことがそんなに大変な事だとは気が付かないでいた

我が家に来たその日からポコの具合が悪くなる
すぐに病院通いが始まった。
ヨロヨロと立ち上がり水だけを飲みコテント寝てしまう
全く元気がない。

パルボウイルスに感染してるとの診断。
命が危ないかもしれません・・・・との事ですぐに入院


入院前のポコ

後で分かった事だけど・・・・
もう一匹の元気な子はもらわれて3日目に亡くなったそうだ。
同じく感染していたのだろう・・・・

私は先生に必死にお願いした
「どうか命を助けて下さい」と。

続く。