mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

マイケル・ジャクソンの死を東京で知る。 ~2009年6月26日。

2009-06-26 23:30:00 | Pop&Jazz

 
 6月25日~26日(2009年)と東京に出張。

 26日の朝:ホテルにて。
 
6時に起きてシャワーして、
 何気なくテレビを付けたら(日テレ)速報。
 7時のNHKニュースで確認。
 トップ・ニュースでマイケルの死亡を示唆する情報を報道。
 その後、ホテルで朝食して8時のワイドショーを梯子して死亡を確認。
 8時20分にはホテルを出たのでその後のテレビは見ることができず。
 
 東京では夕刻4時過ぎから徐々に駅キオスクで夕刊の販売。
 読売、朝日、毎日、東京新聞の4紙を購入、
 計190円也。
 いずれもトップニュースでの報道にマイケルの偉大さを再認識。
 ・読売新聞:マイケル・ジャクソンさん死去(スリラー、バッド、7億5千万枚)
 ・朝日新聞:マイケル・ジャクソンさん急死(スリラー1億枚、数々の醜聞)
 ・毎日新聞:マイケル・ジャクソンさん死去(50歳、死因不明、11歳でデビュー)
 ・東京新聞:マイケル・ジャクソンさん急死(50歳、スリラー1億枚超)

 私はマイケル・ジャクソンの熱心なファンとは言えない。
 でも1982年に発表された『スリラー』の映像には誰もと同じ衝撃を受けた。
 マイケルの衝撃は『オフ・ザ・ウォール』から始まっている。
 クインシー・ジョーンズがプロデュースした傑作。
 つい先日NHK-BS2で放送された、
 ダイアナ・ロス主演映画「ウィズ」での、
 マイケルとクインシーの出会いがすべての始まりだった。
 「今夜はドント・ストップ」「ロール・ウィズ・ユー」の大ヒット。
 ちょっとロックぽいサウンドは、ロッド・テンパートンの影響が強いとされる。
 この『オフ・ザ・ウォール』の成功なしに『スリラー』は生まれ得なかった。
 ~スリラーの成功には制作者サイドの威信と膨大な投資があった。

 『スリラー』の衝撃
 それはサウンド面のみならずダンスの世界にも強い衝撃を与えた。
 サウンド面でマイケルがエルビスビートルズと並び称されるように、
 ダンスの社会でもフレッド・アステア、ジーン・ケリーと並び称された。
 その事実は1985年の映画『ザッツ・ダンシング』に詳しい。

 また昨年発売された、
 『スリラー』(25周年記念リミテッド・エディション)に示された、
 録音技術の素晴らしさも特筆できる。
 30年近くも前のデジタル録音がリマスターされ蘇った、
 音の切れは新鮮な衝撃。 

 世界で一番売り上げた怪物アルバム『スリラー』は、
 すべてにおいて怪物(モンスター)だった。
 
~メロディ、サウンド、テクノロジー、ダンス、ボーカル、PV映像、
 すべての要素が揃っていたし、それは音楽界の革命だった。
 時代の流れはMTV(映像とビジネスの相乗効果)に移行した。
 さらにデジタル技術(録音+CG効果)の飛躍的発達も、
 マイケルの存在をアピールする欠かせない道具となった。


 個人的に印象に残る曲としては、
 ジャクソンズ名義のアルバム『ビクトリー』に収録された、
 ミック・ジャガーとの共演『ステート・オブ・ショック』
 (単にストーンズ・ファンとしての意見ですが。)
 マイケルのボーカリストとしての強さが全面に出ており類稀なる才能を感じる。
 

 再度言う。
 私はマイケルの熱心なファンではない。
 それでもマイケルの残した業績と才能に疑いの念を抱いたことはない。

 マイケルを知らない若い人にお薦めは(廉価盤)として
 *マイケル・ジャクソンのDVD『NUMBER ONES』
 *マイケル・ジャクソンのCD『The Essential』
 
を視聴して欲しい(私も持っているアルバム作品)

 2点を視聴して、
 気に入ればコレクターズ・アイテムを集めていけばいい。
 でも決して慌てないで。
 現在品切れや生産中止商品も必ず適正価格で追悼盤として販売される。
 ファンの気持ちが熱いときに手に入れようとすると高い買物になる危険。
 落ち着いて行動しよう。
 類例なき最上のエンターテインメントがそこにある。
 マイケルは死んではいない。
 20世紀最高のエンターティナーの1人として人々の心に残され、
 その映像価値は22世紀にも語り継がれると確信できる。
 それほどの偉業。
 マイケルは死なない。


 <ブログ内:関連記事>
 
*マイケル・ジャクソン追悼特集:NHK総合&BS番組情報。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/c21e962830172fe5ac149d8562cd85e7


 
~以下Web記事転載。

 <マイケル死去:2009年6月25日>

 *「ポップス界の王様」と呼ばれたマイケル・ジャクソンさん(50歳)が、
 2009年6月25日正午(日本時間26日午前4時)過ぎ、
 ロサンゼルス市内の自宅で倒れ救急車で病院に運ばれたが心不全で死亡した。
 ロサンゼルス・タイムズ紙などによると、
 午後0時26分:高級住宅街にあるマイケルさんの自宅から通報があり、
 救急隊が駆け付けたが既に呼吸をしていなかった。
 近くのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の付属病院に搬送中も、
 救急隊員が心肺機能の蘇生(そせい)を試みたが、
 午後2時26分:医師が病院で死亡を確認した。
 マイケルさんは7月から来年3月にかけてロンドンで計50回の、
 復帰コンサートを行う予定だった。
 (2009年6月26日:読売新聞/記事転載)

 <数々の記録(功績)>

 *アルバム、シングル、DVDなどの総売り上げ枚数は<7億5千万枚>。
 ギネス・ワールド・レコーズは、
 「人類史上最も成功したエンターテイナー」と認定。
 
*1969年:デビューシングル「帰ってほしいの」でチャートの1位に。
 「全米シングルチャートで首位を獲得した最年少ボーカリスト(11歳)」
 としてその名を刻むことになる。
 
*アルバム「スリラー」(1982年)は、
 全世界で1億500万枚の売り上げを記録。
 
*シングル「スリラー」のミュージックビデオは、
 ジョン・ランディス監督を起用し約2億円が投じられ、
 短編映画並みの14分に及ぶ大作となった。
 
*1984年のグラミー賞では、計8冠に輝いた。
 
*1987年発表のアルバム「バッド」は、
 「5曲連続ナンバー1シングルを生んだ史上初で唯一のアルバム。」
 *1995年の「ユー・アー・ナット・アローン」は、
 「ビルボード史上初の全米シングルチャート初登場1位」
 という偉業を達成。
 
(2009年7月2日:朝日新聞/記事転載)‎

 
<世界のセレブリティーのコメント>

 *人気歌手で女優のマドンナさんは、
 「訃報を聞いて涙が止まらない。
 私はマイケル・ジャクソンをいつも素晴らしいと思っていた。
 世界は偉大な人物を失ったけれど彼の音楽は永遠に生き続ける。」

 *クインシー・ジョーンズ氏は、
 「(マイケル訃報の知らせに)打ちのめされている。
 彼の音楽を世界のあらゆる場所で耳にすることができるのは、
 彼に才能、品位、プロ意識といったすべてが備わっていたからだ。
 私は今日、弟を失った(気分だ)。
 私の魂の一部は彼の魂とともにある。」

 *女優のエリザベス・テイラーさんは、
 「精神的にひどく打ちのめされすぎていて、
 今は何らかのコメントを発表することはできない。」
 と述べた。
 (2009年6月26日:AFP/記事転載)

 *少年隊の東山紀之さんが大きな喪失感を吐露した。
 東山さんは事務所の合宿所で生活していた13歳の時に事務所社長から、
 マイケルさんのビデオを見せてもらい凄さに絶句したという。
 「彼の踊りを初めて見たとき神様に手を合わせたくなるような、
 敬虔な気持ちになったことを覚えています。」
 と振り返る。

 *歌手で俳優の田原俊彦さんのオフィシャルサイトには、
 「15歳の時に初めてマイケルを見たのがこの世界に入るきっかけとなり、
 彼をいつも目標にして歌も踊りも勉強してきました。
 20世紀最高の<KING OF POP>。
 いつも夢を与えてくれてありがとう。
 これからも永遠に僕の心の中の最大のエンターテイメントとして、
 生き続けていくことでしょう。
 ~最愛のMichaelへ。」
 と自身が目標としリスペクトしていたことが綴られた。
  (2009年6月27日:サンスポ/記事転載)

 <追悼式:2009年7月7日>

 *米国の世界的歌手マイケル・ジャクソンさんの追悼式が、
 2009年7月7日(日本時間8日)米ロサンゼルスの屋内施設、
 「ステープルズセンター」で行われ遺族や交友があった著名人、
 ファンら約2万人が<キング・オブ・ポップ>に別れを告げた。
 (他に数千人が競技場を取り囲み別れを惜しんだ。)
 ジャクソンさんの遺体は深紅の花がたむけられた金色の棺に納められ、
 会場の舞台前に安置された。
 ジャクソンさんの往年の映像が次々とスクリーンに映し出される中、
 マライア・キャリーさんら生前親交があった歌手や著名人が、
 追悼の歌やメッセージをスーパースターに捧げた。
 歌手のスティービー・ワンダーさんは、
 「この瞬間が来るのを自分が生きているうちに見たくなかった。」
 と悲しみを吐露。
 NBAの元スーパー・スター選手:マジック・ジョンソンさんは、
 「マイケルは多くの黒人たちのためのドアを開いた。」
 とジャクソンさんの功績をたたえた。
 モータウン・レコードの創業者:ベリー・ゴーディさんは、
 「史上最も偉大なエンターテイナーだ」と讃えた。

 式典ではマイケルさんの3人の子供(長男、長女、次男)が
 初めて公に姿を見せた。
 マイケルさんは、長男(12)、パリスさん(11)、次男(7)の、
 3人の子供たちがひそかに撮影されないよう絶えず気遣っていた。

 式典最後の家族による挨拶では長女パリスさんが、
 「最高の父だった」と泣き崩れた。
 その小さな肩をマイケルさんの妹で歌手の、
 ジャネット・ジャクソンさんが固く抱きしめた。
 ステージにマイケルさんの長女パリスさんが立ったのは、
 主催者も予想しない遺族の決断だった。
 幼い少女の涙はマイケルさんの愛情の深さを強くファンたちに印象づけた。
 (2009年7月8日:毎日新聞/記事転載)


 【文中のDVDとCDの紹介】

 *DVD『NUMBER ONES』:定価2940円

NUMBER ONES [DVD]

ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

このアイテムの詳細を見る


 
CD『エッセンシャル(国内盤・2枚組)』:定価3360
 

エッセンシャル・マイケル・ジャクソン

Sony Music Direct

このアイテムの詳細を見る


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第93回『日本陸上選手権(20... | トップ | 台風第4号 (ナンカー) 20... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Pop&Jazz」カテゴリの最新記事