*台風第6号 (フンシェン)の進路。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/0806.html
~以下、気象庁発表の情報の転載。
【被害:7月2日夜記入】
フィリピン台風6号による被害は依然として拡大しつつあります。
被災者数は362万2958人へと増加し、このうち死者は540人、行方不明者は、41人、負傷者は、175人と報告されています
(6月29日、午後6時フィリピン国家災害調整委員会(NDCC)発表)。
【被害:6月30日夜記入】
広東省では台風6号の影響で、25日~28日にかけ、死者14人、行方不明9人の被害が出た。
省内では28日までに、100㍉を超える大雨を記録した地点が15ケ所に上った。
大きさ:-
強さ :-
熱帯低気圧
存在地域 華南
中心位置 北緯 24度00分/東経 114度00分
進行方向、速さ:北 ゆっくり
中心気圧:1000hPa
フィリピンで大きな被害を出した台風6号は、熱帯低気圧に変わりました。
大きさ:-
強さ :-
存在地域 :香港の北北西 約130km
中心位置 :北緯 23度20分/東経 113度30分
進行方向 :北北西 ゆっくり
中心気圧 996hPa
中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
最大瞬間風速 25m/s(50kt)
15m/s以上の強風域 南側 200km/北側 150km
この台風は、予報がドンドンと変わりました。
台風は、ほぼ香港に中心が上陸したようです。
台風の勢力は、最終段階に入っており熱帯低気圧になるのは時間の問題です。
大きさ:-
強さ :-
存在地域 :南シナ海北部
中心位置 北緯 20度50分/東経 115度00分
進行方向、速さ 北北西 20km/h
中心気圧 985hPa
中心付近の最大風速 30m/s
最大瞬間風速 40m/s
25m/s以上の暴風域 全域 70km
15m/s以上の強風域 南側 280km/北側 220km
25日の午前には、中国華南、香港の西100km周辺に上陸。
暴風域は消滅するものの、風速15m前後の風が、長時間吹き荒れるため、航空機関に影響するものと思われます。
また、強い雨が長時間降る地域もあり、水害被害の可能性は否定できない状況です。
大きさ:-
強さ :-
存在地域:南シナ海北部
中心位置:北緯 17度50分/東経 116度35分
進行方向、速さ: 北西 15km/h(8kt)
中心気圧 :985hPa
中心付近の最大風速 30m/s
最大瞬間風速 40m/s
25m/s以上の暴風域 :全域 60km
15m/s以上の強風域 :南西側 330km/北東側 220km
台風6号は、昨晩よりも勢力を弱めています。
南シナ海は、大陸に近づくほどに海底が浅くなっていきますので、大陸接近前には暴風域は消滅するとの予報が出ているようです。
【被害:6月23日夜記入】
台風6号による死者は、これまでに少なくとも229人が確認された。
死者数が最も多かったのは、中部のイロイロ州で、死者は101人に達したと見られる。
イロイロ州では、洪水のため3万5000世帯が避難を余儀なくされた。
大きさ:-
強さ :強い
存在地域;ルソン島
中心位置 北緯 15度50分/東経 119度55分
進行方向、速さ 北北西 20km/h
中心気圧 970hPa
中心付近の最大風速 35m/s
最大瞬間風速 50m/s
25m/s以上の暴風域 全域 80km
15m/s以上の強風域 西側 220km/東側 190km
フィリピンに大変な被害と混乱をもたらした台風6号の中心は、間もなく南シナ海海上に抜けそうです。
最新の情報によりますとフェリー船の海難事故のため700人余りが行方不明。
この数字は、洞爺丸(とうやまる)台風以来の最大の海難事故が推測されます。
なぜ、素人でも危険と判断できる台風の最中に航海に出たのか?
疑問が残ります。
台風は、陸地の縦断で勢力を弱めたものの、再び海上で発達する可能性が高いと考えられ、2~3日後に台湾付近に近づくと予想されています。
台風が抜けてもフィリピン北部は、強風域の範囲に入りますので暫くは危険な状態が続きます。
日本では、活発な梅雨前線が関東から東北西部へと接近。
レーダーを見ると北陸にも今夜強い雨雲がかかりそうです。
土砂災害等の被害にご注意ください。
【被害:6月22日夜の発表】
フィリピン沿岸警備隊当局は22日、中部シブヤン島沖で21日、乗員乗客700人以上を乗せたフェリー船「MV プリンセス・オブ・スターズ」(排水量2万3824トン)が転覆したと発表。 乗客626人、乗員121人が乗船している模様で、マニラ→セブ島へ向かっていた。
フィリピンでは、1998年9月にも、マニラ→セブ島の定期航路便が、台風7号の嵐の中を航行中に沈没し、死者51名、行方不明者216名を出している。
【被害:6月22日朝の発表】
22日未明、熊本県で住宅の裏山が崩れ、部屋で寝ていた女性が土砂に巻き込まれて死亡した。
九州北部では、梅雨前線の影響から、多くの観測所で記録的な大雨が降った。
大きさ:-
強さ :強い
存在地域 :ルソン島
中心位置 :北緯 14度25分/東経 121度20分
進行方向、速さ :北北西 20km/h(11kt)
中心気圧 :960hPa
中心付近の最大風速 :40m/s
最大瞬間風速 55m/s
25m/s以上の暴風域 全域 100km
15m/s以上の強風域 西側 280km/東側 240km
強い台風6号は、朝6時、ほぼマニラ近辺に位置し、フィリピンにとって最悪のコースを辿っていると考えられます。
既に、南部~中部で大きな被害報告がされています。
台風は速度が遅く、今夜半すぎまでフィリピン北部に停滞し、明朝南シナ海に抜けて、台湾方面へ近づいていくとの予報に大きな不安を覚えます。
また、日本でも昨晩、土砂災害が起きており、今日も梅雨前線の活動が活発ですので早めの対応に心がけてください。
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【被害:6月21日夜の発表】
フィリピン中・南部では21日、台風6号による豪雨の影響で各地で洪水や地滑りが発生。これまでに少なくとも14人が死亡、数万人が避難した。
南部マギンダナオ州では増水で河川が氾濫し、10人が溺死したほか、少なくとも8人が行方不明になっている。
コタバト市では地滑りで2人が死亡し、ネグロス島でも2人が死亡した。
このほか中部のイロイロ市では洪水で多数の家屋が浸水し、約3万人の住民が屋根の上に避難している。
大きさ:-
強さ :非常に強い
存在地域:フィリピン
中心位置 :北緯 12度35分/東経 122度05分
進行方向、速さ:北北西 10km/h(6kt)
中心気圧:950hPa
中心付近の最大風速:45m/s
最大瞬間風速 60m/s
25m/s以上の暴風域 全域 110km
15m/s以上の強風域 西側 300km/東側 260km(140NM)
昨日に続き、発表されている数字に驚いています。
陸地に上陸し、再び陸地と陸地の中間の海上に出たにしても、なぜこの状況で気圧が上昇しているのでしょうか?
今年は、フィリピン近郊の海上では台風の発達が顕著で、以上に海水温が高いのではと予想していましたが、上陸した台風が列島のストレスを受けながら勢力を増す事を想定した予報士はいないと思います。
台風は再びルソン島に上陸し、サイクリング自転車で走るような速度で、ゆっくりと都市部に接近します。
そのため明日(日曜日)のフィリピン北部は大荒れで、交通機関はマヒするものと考えられますし、大きな被害予測も想定しなければならない状況にあるようです。
この台風は、フィリピンを抜けた後再び海上に出て、台湾から西の大陸に接近、上陸する予報に大きな憂いを感じます。
また、日本においても連日の梅雨前線による大雨は、今夜から再び活発な動きが予想されます。
西日本では、大雨による地盤の緩みが生じている可能性を考慮し、斜面に隣接する住居の方は早めの移動を心がけてください。
雨の状況と今後の動きは、雨雲レーダーをご確認ください。
大きさ: -
強さ :強い
存在地域:フィリピン
中心位置 北緯 11度40分/東経 124度40分
進行方向、速さ:西北西 25km/h
中心気圧: 960hPa
中心付近の最大風速 :40m/s
最大瞬間風速:55m/s(105kt)
25m/s以上の暴風域:全域 100km
15m/s以上の強風域:西側 300km/東側 260km
台風の経路図を開き驚いています。
昨晩にはまったく予想されていなかった西よりの進路を取り、フィリピン諸島サマル島に上陸した模様です。
20時現在、965hPaと強い勢力を保ち、ゆっくりとフィリピン諸島を縦断。
明後日には、マニラの東に位置し、大きな被害も予想される状態になってきました。
この台風は、目の離せない状況になっています。
大きさ:-
強さ :-
存在地域:ミンダナオ島の東
中心位置:北緯 10度00分/東経 129度35分
進行方向、速さ:西 20km/h
中心気圧:994hPa
中心付近の最大風速:23m/s
最大瞬間風速:35m/s
15m/s以上の強風域:全域 370km(200NM)
今日の午前中に台風6号が発生しました。
今後は、勢力を強めながらゆっくりと北西に進路をとりそうです。
日本列島には、梅雨前線が張り付く季節なので、今後は、台風に刺激される前線の動きにも注意深く警戒してください。