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mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

Live Earth(ライブ・アース) 環境問題について考える。

2007-09-29 20:21:57 | 環境・資源・未来
 ライブ・アースについて、書くのは今日で4日目。

 今日は、少しだけ環境問題について考えてみたい。
 ライブ・アースの中でも、それぞれのアーティスト達が自分なりの自分でできることを語っていた。

 エコ・バックや、自分のお箸を持ち歩いている絢香さん。
 フリル付きのチャリンコで移動するAI さん。
 エアコンをつけず睡眠をとるボニー・ピンクさん。
 そう言えば、今日(9月29日)夜にbs2で放送される中島美嘉さんも外食の時は自分のお箸を持ち歩いていると語っている。

 環境問題は、大きな問題だが若い人たちがそうした意識をもって行動していることに感心する。

 そこで、mimifuku的な見解だが、環境問題を生み出した原因は何か?

 * ひとつは、エネルギー消費が生活の糧となっている人類の増加。
 * ひとつは、石油という人間にとって便利で、自然界にとって迷惑な液体の発見と、制限のない消費行動。
 * ひとつは、そうしたエネルギー消費の回転運動を早めることで成り立つ資本主義経済の発展と是認。

 特に、最後の現在の資本主義経済思想が、今後も従来どおりの動きを良しとしながら、世界の国々を巻き込みつつ前進すれば、環境悪化に歯止めがかからないことは明白な事実だろう。

 ただ、みんながこのままではだめだと分かっていても、国際社会の流れそのものが、薄利で、より価格が低く、求めやすい消費財の浪費と消耗に、経済活動が向かっている現実。
 さらに、消費者の求める安価かつ薄利ゆえの要求に答えるべく、大量生産を強いられ続ける企業による資源の調達。
 
 この従来型資本主義システムが続く限り、環境問題を解決するすべはない。
 しかし、先進国のひとつとして消費制限型の経済システムを唱える国はなく、またその具体的な思想の骨格すらも議論にのぼったことはない。

 私も少しずつは考えながら、何らかの言葉に変えて伝えていくつもりだが、もしこの文書に接した若い人たちの中で、本気で未来社会について考えたい人は、社会システムと過去の経済思想の歴史と現実。
 さらに人間行動学と環境科学の学習が必要なことを肝に銘じて欲しい。

 多分、行くところまで行かないと社会は変化しようとはしないだろう。
 しかし、変化しようにも変化に対する答えがなければ、再び争いに答えを見出そうとする国も現れるかもしれない。

 そうならないためにも、あらゆる人知が必要だと感じる。
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