milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

話を聞いて…

2005-02-28 22:18:48 | 日記
子ども達のことばかり書いていますが、
寂しいのは、子どもだけじゃないですね。

今朝は、高齢者の体操教室の日。
朝から、音楽に合わせてストレッチをしたり、
体操をしたりします。

レッスンが始まる前、合間、終わってから、
いろんな方が、いろんな話を聞かせてくださいます。

話し出すと、止まらなくなるのは
話が好きというよりも、
誰かに、自分の話を聞いてほしいからではないでしょうか。

つらいこと…大変なこと…心配なこと…
一生懸命に話をされるのは
誰かに、自分の気持ちをわかってほしいからではないでしょうか。
自分の存在を認めてほしいからではないでしょうか。

子どもでも、大人でも同じなんですね。
自分の気持ちをわかってくれる人
受け止めてくれる人を探しながら
人は生きているのかもしれませんね。
孤独で寂しい大人が増えているのかもしれませんね。

私もその一人かな。
いろいろな思いを共有したり、
分かり合えたりできる人に会いたくて
このブログを始めたから…



子ども達と薬物

2005-02-27 23:21:00 | 子ども
昨日、テレビで水谷先生の話を聞きながら、
思い出したことがありました。

薬物乱用防止キャラバンカーのこと。
6年生の学習と同日に行われた
親の体験学習に参加したことがあります。

キャラバンカーに乗り込んで、
いろんなクイズに挑戦したり、
シュミレーションしながら
薬物についての知識を得ていきました。

小学生のうちから、こんな学習をするんだなぁと
あまり実感が持てなかったのですが、
どんどん低年齢化、深刻化しているというお話に
薬物が非常に身近にある危険として考えさせられました。

夜回り先生として、夜の街の子ども達と
実際に関わっている水谷先生の体験談からは、
非常な怖さと、同時に
心が引きちぎられそうな、
すごい悲しみが伝わってきました。

心がこわれていく話。
骨も残らない話。
一番多い先輩からの誘い。
学校で教わったように
薬物や、タバコについて、
友達や先輩から誘われても
「僕はしない。」と勇気を出して断ると
子ども達は考えているかもしれません。

だけど、実際に先輩から誘われたら、
きっぱり断わったり、それはダメなことなんて言えない
と話す水谷先生。その通りかもしれません。
だからこそ、その時の逃げ方も大事。

ぜひ、全国の子ども達に聞いてもらいたい話です。

子ども達の心と体を薬物から守るために
私達ができることは、
まず、自分がしっかり学び知ること、
子どもが理解できるように伝えること
それしかないように思います。

そして、心から愛していることを
子ども達に、しっかりと伝えること
それが一番大切ですね。



夜回り先生 水谷修のメッセージ

2005-02-27 22:42:00 | 子ども
「夜回り先生 水谷修のメッセージ
~いいもんだよ、生きるって」の再放送を
見ることができました。

何度も涙がこぼれました。

〈この子はこんないいところがある。
でも、この悪いところを直せばもっといい子になる
そう思っていないか?
いいところを認めることをしないで、
悪いところだけ叱っていないか?
それは、親の甘え。
いいところを本人は気づいていないかもしれない。
知らないままかもしれない。

現代は攻撃型の社会。
お互いが「よくやってるね。」「すごいなぁ。」
と認め、褒めるのではなく、
「お前は、何をやってんだ!そんなこともできないのか!」と
絶えず誰かを攻撃している。
その社会の中で、子ども達は心をズタズタにされている。

どうか、子ども達のそばにいて、一緒に生きあってほしい。
一緒に泣いてあげてほしい。心の叫びに気づいてほしい。

子ども達は、一人一人が花の種。
花は太陽の下でしか咲かない。
全ての子ども達は私達の宝。
どうか、子ども達を守ってあげてほしい。〉

親に対して、子ども達に対して、大切なメッセージが
いっぱい詰まった講演でした。

先生が関わってきた子ども達の悲しいエピソードに
涙しながら、薬物の怖さも深く考えさせられました。

自分の命を削りながら、子ども達を助けたい
ただ、その気持ちだけで、夜の街に出かけ
講演で全国を駆け回る水谷先生。

とても、その真似はできないけれど、
目の前にいる子ども達に向き合い、
心に寄り添うことはできるはずです。
そんな大人が増えていけば、悲しい子ども達も
減っていくかもしれない。
そんな大人もたくさんいると信じていたい。

水谷先生のHPでは、先生からのメッセージを
読むことができます。
つらい時は、行ってみてください。

リハビリ

2005-02-24 21:51:35 | 日記
小6の長男と二人で病院へ行ってきました。
子どもは、11月に骨折した膝の診察とリハビリ。
私は痛めた足首の診察とリハビリ。

Jリーグのチームドクターが副院長を務める病院なので
その先生の診察日には、ものすごい患者さんの列です。

リハビリ室では、クラブ活動で故障した子ども達が
スタッフの指示に従って、
トレーニングやストレッチに取り組んでいます。

私も、中学、高校とバレーボール部で
腰痛と捻挫に苦しんでいました。
今の痛みは、その頃の後遺症のようです。
片方の足首は、靭帯が切れたままだそうで…。

学生の頃から、こういう病院を知っていたら、
キチンと直し、正しい筋力トレーニングとストレッチで
体を大事に使えたのになぁと、つくづく思いました。

長男はサッカーの練習に復帰してOKと許可が下りました。
「まだまだ筋力が弱いから、トレーニングもしっかり頑張れよ!」
と釘をさされましたけれど、本人はとても嬉しそうでした。
私は腫れが引いてきたので、次からは足首の力を強くする
トレーニング開始です。

楽しいダンスを、まだまだいっぱい作りたいし、
教えてあげたいから、頑張ってリハビリしなくっちゃです。




川口能活選手の怪我

2005-02-23 16:28:38 | 日記
川口選手が右手人差し指を
骨折してしまいましたね…。
3月25日のイラン戦までに直るかな?
心配です。

他にも実力のある選手が、もちろん、いますが、
私は、川口選手がGKだと安心して試合を観ることができます。

外国に行ってから、彼は変わりましたよね。
以前は自分にもチームメイトにも厳しく、
失敗を絶対に許さない!って顔でいつも張り詰めて見えました。
熱く燃えていたけれど、悲愴な面持ちでした。

今は、真剣だけどサッカーを楽しんでいるように見えます。
それが余裕に感じられるし、安心感、そしてメンバーの信頼感に
繋がっているように思えるのです。

車のブレーキや、ゴムでも、遊びの部分がないと
すぐに故障するし、切れてしまいますよね。
人も同じではないでしょうか?

川口選手の試合中の笑顔が、みんなをリラックスさせ、
前を向いて頑張る力の源になっているように思います。

アジア最終予選、
どんなベテランでも、きっと肩に力が入ってしまうことでしょう。
リラックスして、全ての力を出し切れる試合ができますように。

川口選手の一日も早い回復を心から祈っています。

学校の安全対策

2005-02-23 15:15:05 | 子ども
寝屋川の事件の後、
小学校の門は完全に閉められることになりました。

学校に入るには、
インターホンで名前と用件を知らせる
暗証番号を教えてもらう
南京錠をあけて中に入る
名札をつけることも基本です。

この4月からはオートロック方式になるようです。

でもなぁ…
本気で侵入しようと思ったら
完全に防ぐことなんて、できないような気がします。
それでも、出来る限りの対策をたてることは大事なこと。

ただ、門が閉ざされ、鍵がかかり、
保護者が、学校に足を運びにくくなってきました。
子ども達の安全を守るためには必要なことですが、
壁を高くすることだけにとらわれていると
学校が隔離された世界になってしまいそうです。

安全のためという言葉で、学校の意識自体が
閉じる方向に動いてしまうと、
それはとても怖いことと感じています…。
そのうち、開かれた学校なんて言葉は
死語になってしまうのでしょうか?
そうでないことを祈りたいです。

いじめ、不登校、学級崩壊…
今の学校は、外からだけでなく、
内側からも問題を抱えています。
先生だけで解決できない問題がたくさんあります。
保護者や地域の人と学校が、うまく連携協力しながら
子ども達を一緒に育てていくための新しい環境作りが
必要な時期に来ているのではないかなと私は思っています。

安全対策としては、
機械だけに頼るのはどうなのかなと疑問に思っていたので、
大阪府太田知事の警備員配置の発言は嬉しかったです。
一日も早く実現となりますように。

脅迫状に負けたくない

2005-02-22 20:45:44 | 子ども
「府内の教員と児童を殺害する。」
教育委員会に届いた脅迫状…。
小学校への侵入だけでなく、
登下校時にも襲撃すると書かれていたため、
子ども達は、先生に付き添われ集団下校で帰ってきました。

この卑劣なやり方は、何が目的…?
寝屋川の事件の真似がしたい?
大勢の人の動揺する姿が面白い?
本気で人と向き合って生きてないよね。
人の心の痛みもわからない。
そんな満足なんて自分の心を虚しくするだけなのに。


自分で自分を守るすべを 繰り返し教えること。
冷静に、でも、厳しい目で 見守ること。
命について話し合い、一緒に考えること。
私には、そんなことしかできないかもしれない。

それでも、子ども達の笑顔を守りたい。
自分の命も他の命も 大切に育ってほしい。
自分の心と向き合える子ども達でいてほしい。
そんな気持ちでいっぱいです。


村主章枝さん、おめでとう!

2005-02-20 23:00:11 | ダンス
フィギュアスケート四大陸選手権で優勝しましたね。
とても嬉しかったです。

私は彼女の演技が好きです。
演じる人により、
いろいろな魅せ方があると思うけれど、
彼女の演技は、魅せるというより、
いつも 祈っているように見えます。

どんな曲で滑っていても、
観客に伝えたい思いを感じます。
「私を見て!」という思いでなく
「どうか、私の気持ちが伝わりますように」と
願いをこめて心をスケートに託している
そんな風に感じます。

今回の曲目はカルメン…。
演技をしている姿を見ることはできなかったけれど、
きっと彼女のカルメンは情熱だけではなかったと思うのです。
見たかったなぁ。

フィギュアはとてもハードなスポーツですが、
これからも、多くの人の心に残る演技を見せてほしい
そう願っています。





少年の日記

2005-02-19 22:21:08 | 子ども
少年は日記をつけていたらしい。

登校拒否になって、両親に心配をかけていること
もっと頑張らないといけないと思っていること
などが書かれていたらしい。

頑張らないといけない…
この言葉にひっかかった。

頑張るって、しんどいことだよね。

私もずっと日記をつけていた。
自分の心の中の思いを いつも そこで吐き出していた。
頑張らなくては…と書くときは、いつもつらい時だった。
自分で自分を叱咤激励している時だった。

子どもの頃は いい子でいたくて、精一杯頑張っていた。
だから、時々、生きることに疲れていた。

大人になって手術をした。
回復が遅く、必死で頑張っても
なかなかベッドから起き上がれなかった。
「もっと頑張って!」と声をかけられた時
こんなに頑張っているのに、これ以上どう頑張るの…
と悲しく涙がこぼれた。

まだ生まれて間もない赤ちゃんを預けて
仕事にでないといけなくなった。
「お母さんがしっかり頑張らないと!」
わかっているけれど、心がちぎれた。

頑張れ!頑張れ!
自分に言い聞かせながら
生きてきた。

今のままでいいよ。そんなに頑張りすぎないで
本当は 誰かがそう言ってくれるのを待ちながら…。





小さな手

2005-02-18 15:03:42 | 子ども
今朝、保育園に向かう車の中で 
落し物を見つけた けんたろう

それは 少し前にもらった花束からこぼれた
とっても小さなバラのつぼみ

大事そうに手のひらにのせて
「どうすればいいかなぁ…?」
それっきり 花を見つめて じっと黙っている。

車が止まると そこだけ花の咲いている場所をみつけて
「あそこでもいいかな?」少し心配そうに聞いてきた。
「いいと思うよ。」と答えると
やっとホッとした顔で
パンジーの隣に、つぼみをソッとおいた。

「ひとりぼっちじゃ 寂しいよね。」
つぼみに、そう話しかけながら…。
 
それから、とびっきりの笑顔で振り向き
私の手をつないで歩き出した。

つないだ彼の手は 小さいけれど とても暖かく
そのぬくもりが とても嬉しかった。