milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

子ども達と薬物

2005-02-27 23:21:00 | 子ども
昨日、テレビで水谷先生の話を聞きながら、
思い出したことがありました。

薬物乱用防止キャラバンカーのこと。
6年生の学習と同日に行われた
親の体験学習に参加したことがあります。

キャラバンカーに乗り込んで、
いろんなクイズに挑戦したり、
シュミレーションしながら
薬物についての知識を得ていきました。

小学生のうちから、こんな学習をするんだなぁと
あまり実感が持てなかったのですが、
どんどん低年齢化、深刻化しているというお話に
薬物が非常に身近にある危険として考えさせられました。

夜回り先生として、夜の街の子ども達と
実際に関わっている水谷先生の体験談からは、
非常な怖さと、同時に
心が引きちぎられそうな、
すごい悲しみが伝わってきました。

心がこわれていく話。
骨も残らない話。
一番多い先輩からの誘い。
学校で教わったように
薬物や、タバコについて、
友達や先輩から誘われても
「僕はしない。」と勇気を出して断ると
子ども達は考えているかもしれません。

だけど、実際に先輩から誘われたら、
きっぱり断わったり、それはダメなことなんて言えない
と話す水谷先生。その通りかもしれません。
だからこそ、その時の逃げ方も大事。

ぜひ、全国の子ども達に聞いてもらいたい話です。

子ども達の心と体を薬物から守るために
私達ができることは、
まず、自分がしっかり学び知ること、
子どもが理解できるように伝えること
それしかないように思います。

そして、心から愛していることを
子ども達に、しっかりと伝えること
それが一番大切ですね。



夜回り先生 水谷修のメッセージ

2005-02-27 22:42:00 | 子ども
「夜回り先生 水谷修のメッセージ
~いいもんだよ、生きるって」の再放送を
見ることができました。

何度も涙がこぼれました。

〈この子はこんないいところがある。
でも、この悪いところを直せばもっといい子になる
そう思っていないか?
いいところを認めることをしないで、
悪いところだけ叱っていないか?
それは、親の甘え。
いいところを本人は気づいていないかもしれない。
知らないままかもしれない。

現代は攻撃型の社会。
お互いが「よくやってるね。」「すごいなぁ。」
と認め、褒めるのではなく、
「お前は、何をやってんだ!そんなこともできないのか!」と
絶えず誰かを攻撃している。
その社会の中で、子ども達は心をズタズタにされている。

どうか、子ども達のそばにいて、一緒に生きあってほしい。
一緒に泣いてあげてほしい。心の叫びに気づいてほしい。

子ども達は、一人一人が花の種。
花は太陽の下でしか咲かない。
全ての子ども達は私達の宝。
どうか、子ども達を守ってあげてほしい。〉

親に対して、子ども達に対して、大切なメッセージが
いっぱい詰まった講演でした。

先生が関わってきた子ども達の悲しいエピソードに
涙しながら、薬物の怖さも深く考えさせられました。

自分の命を削りながら、子ども達を助けたい
ただ、その気持ちだけで、夜の街に出かけ
講演で全国を駆け回る水谷先生。

とても、その真似はできないけれど、
目の前にいる子ども達に向き合い、
心に寄り添うことはできるはずです。
そんな大人が増えていけば、悲しい子ども達も
減っていくかもしれない。
そんな大人もたくさんいると信じていたい。

水谷先生のHPでは、先生からのメッセージを
読むことができます。
つらい時は、行ってみてください。