milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

大きな耳と…

2005-05-31 20:42:41 | 子ども
大きな耳と14の心で…。

<〝聴く〟という字は
大きな耳と十四の心をもっています。
子どもが、「きいて、きいて」と言う時は、
「聞いて、聞いて」じゃなく
「聴いて、聴いて」なんです。>

自尊感情についての話で聴いた言葉です。
『あ~ホントにそうだなぁ』と思うのに、
時間に追われると、ついつい忘れてしまいがち。

今日も、「おかあさ~ん、あのね、あのね」と
夕食の準備をしていると、けんたろうが話しかけてきました。
「ちょっと今、忙しいから、あとでね。」
そう言いかけて、この話を思い出しました。

けんたろうは、今、話したい。今、聴いてほしいんだって。
ほんの少しの時間でも 向き合って話を聴いてもらうと
子どもって 安心するんですよね。

心を傾けて、温かいまなざしで…。
自分に言い聞かせながら
まだまだ母親修行中の私です。

月曜日

2005-05-30 20:10:13 | 子ども
月曜日は、学校へ持っていく荷物が いっぱいあります。
ランドセルはもちろん、体操服、上靴、給食袋、水筒…。
ランドセルに引っ掛けられるものは、引っ掛け、
それでも、両手がふさがってしまう けんたろう。

「どっこいしょ!」と立ち上がると
そのまま 後ろにひっくり返ってしまいそうでした。
「大丈夫?」と思わず後ろから支えたのですが

「大丈夫、大丈夫、
こんなに持ってると なんか冒険にいくみたい!」
なんだか、うれしそうに笑っています。

「一年生、ぼうけんに いきます。
学校へ レッツゴー! いってきま~す!」

フラフラしながらも、よいしょ、よいしょと階段を下りていきました。
けんたろうを見ていると、生きるって楽しいよと
体いっぱいで 教えられているような気持ちになります。

和の音

2005-05-29 21:25:53 | 子ども
今日は、知り合いの演奏会に行ってきました。
琴、尺八、三味線…久しぶりに和の調べに浸ってきました。
と言っても、けんたろう連れで。

し~んと静まった客席は、ダンスの発表会とは大違いです。
ポケモンのおもちゃを抱えたけんたろうも緊張気味。
でも、けんたろうには、初めての和の音が
子守歌みたいに聴こえたのかもしれません。
しばらくしたら、まるまって眠る体勢になっていました。

帰り道、山のふもとにある公園に寄りました。
小さい動物園と、おもしろい滑り台がある公園です。
やっと のびのび息ができるようになって、
けんたろうは スキップしていました。
動物達に話しかけ、何度も何度も滑り台をすべり、
いつもの元気いっぱいに戻って
「あ~ 今日も 楽しかった!」
やっぱり、こうでなくっちゃね。

でも、緊張疲れ、遊び疲れで 夕飯が終わると同時に
両手を万歳したままスースー寝てしまったけんたろうです。
どんな夢をみてるのかな…?




けんたろうのなみだ

2005-05-27 15:03:40 | 子ども
けんたろうが 学童から帰ってくるのは、いつも5時半ごろです。
それでも、まだまだ外が明るいので
ランドセルを置くと、毎日のように遊びに行ってしまいます。

昨日は、最後の総会の日でした。
「今日、おかあさんは、学校に出かけるから 6時に帰ってきてね!」
「うん、わかった。今日は○○公園で待ち合わせやねん!行ってきます!」
話が終わるやいなや、元気よく飛び出していきました。

○○公園は、いつも遊んでいる家の真下の公園よりも、
ほんの少し遠くにあります。
だから、ちょっぴりお兄ちゃんの気分になれるのか、
張り切って出て行きました。
遊んでいると すぐに時間を忘れてしまうので 少し不安だったのですが 
ちゃんと6時過ぎに帰ってきました。

でも、「けんたろう、ちゃんと帰ってきてくれたんだね。
おかあさん、助かったわ~」と声をかけると
突然けんたろうの目からポロポロ涙がこぼれました。
もっと遊びたかったのかなと思ったのですが
「ちがう…。あそぶ おともだちが だれも いなかった…。」

約束を忘れちゃったか、気持ちが変わってしまったか、
おうちの人がもう帰っていて止められちゃったか…。

いつもは手ぶらで飛び出していくのに、昨日は大好きなポケモンのおもちゃを
手提げバッグにいっぱい入れて、持って行ってた けんたろう。
ずっと、友達を探して、そのバッグを手に、ウロウロしていたようすが目に浮かびました。
不安でいっぱいで、泣きたい気持ちでいっぱいで、でも 帰りたくなくて…。

そういうこと、これからも何度もあるんだろうなと思いながら
思わず ギユーッと抱きしめていました。
「悲しかったね。すごく寂しかったね。
よく泣かないまま我慢して帰ってきたね…。」
抱きしめたまま ゆっくり声をかけると、ワーワー声をあげて泣き出しました。
でも、思い切り泣くと、気持ちも落ち着いた様子で。
「おやつ食べるわ!」

今朝、玄関を出るときには、
「今日こそ、○○くんとあそぶぞ~!」
と叫ぶと私に向かってニッ!と笑いかけました。

子どもの方が、よっぽど強いなぁ…。
今日は、一緒に 遊べるといいね。

今度は…

2005-05-26 17:35:40 | 子ども
横浜の教育委員になられて、
どんな毎日を過ごしておられるのか、
ご自分の居場所は見つかったのか、
ずっと気になっていた義家先生のことが記事になりました。
mimiさんから教えてもらって時々お邪魔していた
おぐにあやこさんが書かれた記事です。

記事はこちら
「ヤンキー先生」の義家弘介さんの『授業』ルポ

お役所の中で、ご自分の色を出していけるのか、つぶされないのか
なんだか、いろいろ勝手に心配していましたが、少しホッとしました。
おぐにさんのコメントの方にいっぱい書いてしまったので
ここでは記事の紹介だけにしますが…(することが反対かな?)

おぐにさんは、水谷先生のことや、ご自分で出版された本の話など、
いろいろな話を書かれています。
私と同じ小学1年生の子どもを持つお母さんですが
いつも、いろんなことを考えさせられたり、
パワフルな姿に励まされたりしています。

おぐにあやこの行った見た書いた

ぜひ、読んでみて下さい。

夏服

2005-05-25 17:45:35 | 子ども
先日、中学の夏服が届きました。
半そでの開襟シャツと夏ズボン。
大喜びの ゆうとは、早速試着して…。

「おかあさん、これちがう!ホラ見て!ホラ見て!」
とあわてて私に見せに来ました。
足を差し出し「ホラ、これ冬のズボンや!」

長さもぴったりだし、生地も夏用だし…
何が違うのかと いぶかしげな私に、
ゆうとは、まだわからんの?という顔で
「おかあさん、夏用やったら、ここまでのはずやろ?」
と膝上まで、ズボンをあげてみせました。

夏には短パンしかはいたことのない ゆうとくん。
制服のズボンも夏には半ズボンになると思っていたんですね。

想像して笑ってしまったのですが
もしかしたら、地球温暖化の影響もあって
夏ズボンが短パンになる日が来るかもしれませんね。

あとひとつ

2005-05-22 15:24:31 | 子ども
先週は、PTAの総会が二つありました。
水曜日は幼稚園から中学までの新旧理事総会
昨日は自分の小学校の総会。

大変なことも多かったですが
自分自身の学べる場にもなったし
何よりも、一緒に考え、協力し
助け合える仲間に出会えたことに感謝しています。

特に女副会(女性副会長会)は刺激的でした。
どんな時も全員が前向き。これには驚きました。
誰一人、否定的なことを言わない。
いろんな場面での言い訳も なかったです。
全員が、自分のできることを探し、出来る範囲で
最大限の力を発揮して一つ一つが進んでいきました。
何をするときも、どんな話し合いの時も
こんなに気持ちのいい集まりはないぞって
思うくらい、清々しい空気に満ちていました。
多分、みんな女副という役を引き受けた時点で
「やるしかない!」と覚悟を決めて臨んだからでしょう。
みんなが逃げずに正面から向き合っていたから
大きなエネルギーを生み出すことができたのでしょう。
本当に楽しく、充実した一年でした。

小学校でも、メンバーに恵まれ本当に楽しかったです。
私は みんなに助けてもらってばかりだったんですけどね。
二つの総会が終わって、ホッとしています。
後は来週の「青少年を守る会」の総会。
あとひとつ…がんばろう!


大事なお友達

2005-05-20 22:36:47 | 子ども
けんたろうは、寝るとき、いつも ぬいぐるみと一緒です。
しまじろうと、スヌーピー(ホントは違うのですが本人はそう思ってます)
本人いわく「ぼくの大事なお友達」です。

ぬいぐるみだと思って ポンと置いたりすると大変。
「そんなことしたら、しまくんがかわいそう!」と飛んできます。
入院している時も、病院へ持っていくと 大喜びでした。
でも、私がベッドの端に座ろうとすると、
「しまくんと、スヌーピーのいる場所がないからダメ」
母は疲れているんだぞ~って言いたかったけれど
涙目のけんたろうには勝てませんでした。

さっき見てみると、しまじろうとスヌーピーには、
ちゃんとフトンをかけてあります。
本人は、はみ出ていました。
風邪を引かないように、二人にいっぱいかけてあげたんですね。
3人並んで寝ていると ホントに仲良しの友達みたいです。


滝道散歩

2005-05-16 20:30:00 | 日記
私の住んでいる町には、滝があります。
昔は、滝の近くまで馬車が通っていました。
私も小さい頃は、カポカポと
揺れる馬車に乗るのが大好きでした。
糞が問題になって(途中で必ずしてました…)
なくなったと聞いています。(ホントのことは知りませんが…)

遠足やハイキングで訪れる人も多く
一年中、たくさんの人が楽しめるところです。

昨日は、早起きして滝道を歩いてきました。
私が行くのは6年ぶりくらい…。
お目当ては、ギンリョウソウとユキノシタ、キツツキ
そして、オオサンショウウオです。
毎朝、滝道に通っている友達から話を聞いて
私も会いに行きたくなりました。

早朝にもかかわらず、たくさんの人が
歩いているのには、びっくりしました。

「ギンリョウソウ」は別名「ゆうれいだけ」という名前だそうです。
透き通るように白い花(に見えます)の中に青い目が隠れています。
だから、「ゆうれい」なのかな?
でも、本当は小さくてうつむきがちな とてもかわいい花でした。
どうして きのこの仲間なのか不思議です。

「森の妖精」と名づけられた「ユキノシタ」は
川沿いに、チラホラ咲いていました。
満開までには、後少しかかりそうですが
ひっそりと咲いている花達は、
小さな手足をいっぱいに伸ばし、白い羽根を広げて
今にも空に向かって飛び立ちそうでした。

キツツキとオオサンショウウオには、
残念ながら会うことができませんでした。

でも、キツツキの小さなまんまるの巣と
オオサンショウウオが よくいるポイントを教えてもらいました。

川の流れる音を聞きながら
新緑のもみじの中を歩いているだけで
心の中の汚れが流されていくようでした。

次回は、ぜひ、キツツキとオオサンショウウオにも
会いたいなと思っています。

滝道散歩…どうやら、くせになりそうです。

つばめの子

2005-05-13 22:03:24 | 子ども
小さなつばめが  
空を飛ぶ練習をしていました。

かわいい声で ずっと さえずりながら。
「チュバ、チュバ…チュバ、チュバ…」
「よいしょ、よいしょ」なのかな?
「こわいよ、こわいよ」なのかな?

パタパタとせわしなく羽を動かしていても
少し油断すると落ちてしまいそうでした。

親鳥は、そばに近寄ったり、少し離れたり
一緒に飛びながら見守っているようでした。

「そうそう、上手」「もう少しだよ」
そんな風に勇気づけているようにも見えました。

どんなに危なっかしくても、ハラハラしていても
手を出して助けることはできないんですよね。
必ず飛べると信じて、見守ることしかできないんですよね。

「がんばれ、つばめちゃん!」

すぐ近くまで落ちてきた つばめの子に
思わず声をかけていた私です。