お天気に恵まれましたね。
今年のGWの目的は、
「けんたろうと一緒に過ごす」
これだけでした。
初日は、清荒神へ。
願い事をひとつだけ叶えて下さるといわれる一願地蔵さんの前で、
けんたろうに「一つだけお願いできるんだよ。」と話すと、
神妙に手を合わせて頭を下げていました。
後で、何をお願いしたの?と聞いてみると、
「ボクがいい子になれますように…って。」
「けんたろうは、いい子だよ。」
泣きそうになってしまった私です。
次の日は、二人で住宅公園へ。
アンケートに答えて、いろんなものをもらってきました。
でも、一番のお目当ては木工教室。
シルバーボランティアの方に教えていただきながら、
人形を作ってきました。
名前は「ピノキオ君」だそうです。
お髭のおじいさんピノキオのようですが…。
糸を通すところが大変で、教えてくださった方も、私も出来なくて、
結局、けんたろうが自分で通していました。負けました…。
亡父の田舎へも行ってきました。
山と川に囲まれた私も大好きなところです。
母と一緒にお墓参りもかねての訪問だったのですが、
この日は、ゆうとも一緒。
二人で石飛ばしに夢中になっていました。
けんたろうが見つけて、
「撮って、撮って!」と教えてくれたてんとうむしです。
トンボは撮る前に、逃げられちゃいました。
リサイクルセンターにも行ってきました。
サイズが合わなくて、まだコマなしの自転車に乗れなかったけんたろう。
「新しい自転車でなくてもいい?」と聞くと、
「ボクが乗れる自転車ならなんでもいい!」
リサイクルセンターでは、置いてある自転車を、
自分でちゃんと修理して、乗れるように調節して、
初めて家に持って帰ることができます。
そんなことしたことのない私でしたが、
けんたろうがとても気に入った自転車が見つかり、
センターの方達に一から教えていただきながら、
無事に修理することができました。
けんたろうも、一生懸命手伝いました。
道具を渡し、自分でもカゴを付け替え、
ピカピカに磨いて…。
大事に大事に持って帰ってきました。
家の前で少し練習したら、アッというまに乗れるようになりました。
公園では「へなちょこ自転車~。」
と上級生から声をかけられていましたが、
自分で修理した世界でただ一つの宝物です。
胸を張って、思いっきり公園を走り回っていました。
こうやって、けんたろうと一緒に過ごしたGWが過ぎていきました。
「ボクのためのお休みみたいだったね。」
けんたろうがニコニコしながら話していました。
『そうだね。ゆうとのサッカーや父の病気で
けんたろうのために過ごしたGWって、ずっとなかったよね…。
ごめんね。けんたろう。』
私は、一日だけ、高校の同窓会に出かけました。
クラス同窓会だったのですが、当時の担任の先生が来て下さり、
すごい出席率でした。実は、私は幹事をしていたので、
数日間不安と緊張で眠れない日々を過ごしていました。
なんとか無事に終わり、本当にホッとしました。
ようやく、日常の生活に戻ってきました。
仕事も始まり、子ども達は元気に学校へ。
皆さんは、どんなGWをお過ごしだったでしょうか…。
又、ゆっくりお邪魔させていただきますね。