今日は『蛋白質核酸酵素』2006年1月号に掲載された「サイエンスinカナダ」というエッセイを紹介します。
カナダは大国アメリカの影にいつも隠れて、日本の皆さんにはなじみがうすいと思います。たとえば、カナダには私立の大学が存在しないことをご存知でしたか?病院もすべて公立です。この稿では、カナダとアメリカのサイエンス世界がどのように異なるのかについて書いてみました。グラントのことや大学の教員の評価システムなど、日本の研究者の方にも興味を持たれると思われることを中心に書きました。
この稿を書いて一年が過ぎましたが、アメリカ同様、現在カナダのグラントの状況は一年前と比較しても芳しくありません。アメリカのNIHに相当するCIHR(Canadian Institutes for Health Research)の予算の削減が、基礎研究者にとっては深刻な問題になってきています。今後いい方向に進展してくれることを願っています。
カナダは大国アメリカの影にいつも隠れて、日本の皆さんにはなじみがうすいと思います。たとえば、カナダには私立の大学が存在しないことをご存知でしたか?病院もすべて公立です。この稿では、カナダとアメリカのサイエンス世界がどのように異なるのかについて書いてみました。グラントのことや大学の教員の評価システムなど、日本の研究者の方にも興味を持たれると思われることを中心に書きました。
この稿を書いて一年が過ぎましたが、アメリカ同様、現在カナダのグラントの状況は一年前と比較しても芳しくありません。アメリカのNIHに相当するCIHR(Canadian Institutes for Health Research)の予算の削減が、基礎研究者にとっては深刻な問題になってきています。今後いい方向に進展してくれることを願っています。