四国遍路テクテク日記

「四国を歩いて遍路する。」にこだわって平成14年のGWから2年間、5回に分けて歩いた記録を中心に遍路に関するあれこれ。

靴ひもの結び方・・・

2005-09-14 09:55:00 | 遍路に関するあれこれ
 折角いい靴を選ぶことが出来ても、長距離を歩いていると
どこかしこ靴が足と合っていないところが出てきます。
その様なときには、靴ひもの結び方で多少の調節は出来ます。

私が行っている方法は、単に靴ひもを穴に通して結ぶのではなくて、
コードストッパーを利用して紐を結んでいます。

私が履いていた靴は私の足より細身に出来ていた靴ですので
指の付け根を締めると小指が靴に圧迫されマメが出来てしまいます。

そこで、靴ひもを縛るときにつま先側から2つ目の穴までは、
靴ひもをユルユルにします。
そしてそこで左右の紐を1回結んでしまいます。

そして次の穴からは普通に締まるように穴に紐を通していきます。

最後の穴を残したところでコードストッパーに紐を通しておきます。

コードストッパーというのはプラスチック製の小さなものですが、
バネの力を利用して穴を通した紐が緩まないように作られているものです。
雨具の裾を絞る紐の先端などについているものです。

コードストッパーの利点は、靴ひもをほんの少し締めたり緩めたりしたい
場合に威力を発揮します。

紐を結ぶだけで微妙な調節をしようとすると大変ですが、
これを使えば5ミリほどきつくしたいとか、
緩めたいとかが簡単にできます。

靴ひもが少し緩くなると靴の中で足が遊んでしまいます。
逆にきついとマメが出来たり不調な部分が出てきます。
それらの状況に合わせてほんの少し紐を締めたり緩めたり
したいときにはすごく便利なものです。

人の足は指の付け根の幅や甲の高さ、左右の足の大きさも違います。
そういうことの普段はあまり気がつきませんが、
毎日何十キロも歩いていると、そういう微妙な差により
マメが出来たり指が痛んだり、足首が痛んだり、
いろいろな障害が出てきます。

ですから靴紐の結び方一つ取っても自分なりの工夫をすることによって
快適に歩くことが出来ます。

まずは、自分の足をよく観察しましょう。