四国遍路テクテク日記

「四国を歩いて遍路する。」にこだわって平成14年のGWから2年間、5回に分けて歩いた記録を中心に遍路に関するあれこれ。

紀ノ川

2006-07-31 21:05:50 | 遍路の風景(写真)
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 町石道は急な山道となります。
これは一気に山の上まで登るようになっているからです。
柿の木が植えられている山道を九十九折りに登っていきます。

一歩登るたびに視界が開けてきます。
目にしたには和歌山県を代表する紀ノ川が流れています。
遠くには橋本の街も霞んで見えています。
気持ちいい風に吹かれながら、この眺めを楽しみます。

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   井の中の蛙!カイラス山の巡礼に挑む!

丹生官省符神社

2006-07-30 20:44:39 | 遍路の風景(写真)

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 180町石を見ながら階段を上がると神社があります。
この神社が丹生官省符神社です。
この神社は、弘法大師がこの高野山に地を真言密教の中心地と
定めたときに、この地に以前から祀られていた神様をお祀りするために
造られた神社と聞いています。

 今回は神社の前から手を合わせるだけで右手の町石道を歩きます。

 http://www16.ocn.ne.jp/~niujinja/丹生官省符神社のHPです。

180町石

2006-07-28 20:32:45 | 遍路の風景(写真)
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 慈尊院から丹生官省符神社の石段を登っていると
右手に180町石があります。
町石は高野山根本太塔からこの180町まで建てられています。

 高野参詣の第一歩は、この180町石に手を合わせてスタートします。


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慈尊院

2006-07-27 21:35:30 | 遍路の風景(写真)
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 九度山駅から歩いて20分ほどで慈尊院につきます。
高野山への町石道はこの慈尊院の少し先から始まります。
慈尊院は小さなお寺ですが、オッパイの絵馬が奉納されて
いたのが印象的でした。


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お礼参りの霊仙寺

2006-07-26 19:33:21 | 遍路の風景(写真)
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 お礼参りの霊仙寺です。
これで私の歩き遍路は、無事に四国を一巡することが出来ました。
最初に歩き出した霊仙寺に戻ったことで、四国を歩き通した
足跡が四国に輪を描きました。
「輪廻転生」の「輪」が完成したことになります。

この勢いで高野山を目指します。
歩き足りないので、もちろん高野山も町石道を歩くつもりです。

大麻比古神社

2006-07-25 19:17:24 | 遍路の風景(写真)
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 霊仙寺へもう少しというところに立派な神社があります。
この神社が大麻比古神社です。
大きな樹木に守られたなかなか雰囲気のある神社です。

霊仙寺が目の前なのに妙に気に入って
この神社でゆっくりと休んでしまいました。

野生の猿

2006-07-24 20:54:12 | 遍路の風景(写真)
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 卯辰越えの山道を下っているとキィ!キィ!という
鋭い鳴き声が聞こえます。
びっくりして林の中を見るとなんと猿が1匹、
私をじっと見ています。

 緑濃く、自然に恵まれた四国ですが野生の猿に
会えるとは思いませんでした。

 よく見るとあたりにはゴミが散乱しています。
そのゴミの中の食べ物を漁りに来ているようです。

人のいない山の中にゴミを捨てるというのは
よくないことですね。
美しい四国の足元でこんな現状を目にすると悲しくなってきます。

卯辰越え

2006-07-23 21:49:06 | 遍路の風景(写真)
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 卯辰越えの山道にはいるとめっきりと交通量が少なくなります。
のんびりと歩いていくとお地蔵山が祀られています。
「四国のみち」の標識があります。

この峠道が最後の登りです。
でも、まだ歩き足りない気がしています。
この気持ちは、お遍路が終わってしまう寂しさの
裏返しの気持ちなのかもしれません。

大坂峠

2006-07-22 21:53:16 | 遍路の風景(写真)
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 引田町の方から大坂峠を望みます。
ここから大坂峠を通ると3番札所金泉寺に行くことが出来ます。
この峠を通るか、さらに先まで進んで霊仙寺へ直接行くことにするか
悩みましたが、直接霊仙寺に行くことが出来る卯辰越のコースにしました。
なぜかというと、もう少し一人で歩きたかったからです。

 金泉寺へ行くコースを選ぶと霊仙寺から歩き始めた人達に会うと思います。
それらの人は2年前に歩き出した自分と同じように
不安を抱えて歩いていることでしょう。
そんな姿を見ると、きっと心配で余計な言葉をかけたりしそうです。
そっと見守ることが出来そうにないので
霊仙寺へ行くコースを選んでしまいました。

輿田寺

2006-07-21 22:21:29 | 遍路の風景(写真)
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 四国総奥の院といわれる輿田寺です。
入口の両側に大きな木がありその奥に立派な門が見えています。

 私が輿田寺に来たときには誰もお参りをしている人がいないので
心いくまでゆっくりとお参りが出来ました。
大きな樹木に囲まれた境内は気持ちがいいですね!