四国遍路テクテク日記

「四国を歩いて遍路する。」にこだわって平成14年のGWから2年間、5回に分けて歩いた記録を中心に遍路に関するあれこれ。

皆様に感謝!!

2005-12-28 09:04:31 | 遍路に関するあれこれ
半年ほど前から私のつたない経験と四国の暖かい人達のことを残したくて
このブログを始めました。

このブログに足を運んでいただいた皆様に感謝いたします。
そして、このブログから四国へんろをしてみたい
という気持ちになってくれた方が一人でもいれば
このブログの目的は十二分に果たせているのだと思います。

私は四国でいろいろに人に出会い、助けられて結願することが出来ました。
その恩返しの一つがこのブログです。

今年も、あと残り僅かな日数となりました。
皆様にとって来年も素晴らしい歳であることを祈っております。

このブログは、今年は今日で終わりますが、
来年もこの先の写真を掲載する予定です。
どうかお付き合いのほどよろしくお願いします。

 お正月休みに四国へんろを計画している方がいらっしゃいましたら、
今年の寒波は異常ですのでどこで雪が降るか分かりません。
どうか、防寒対策を十分にして歩いてください。

それでは皆さん、よいお年を!!



仏坂不動尊(岩不動)

2005-12-28 08:54:19 | 遍路の風景(写真)
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 浦ノ内湾から仏坂を越えます。
仏坂を下ったところに岩不動があります。
人気のない本堂にお参りをしてお堂の中を覗くと
大きな岩が鎮座しています。

なるほど、この大きな岩が祀られているので岩不動なのです。
お堂の中を覗いて納得しました。

宇佐の白梅

2005-12-27 09:01:39 | 遍路の風景(写真)
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 青龍寺から打ちもどり宇佐大橋を寒風に吹かれながら渡ります。
宇佐の街を歩いていると庭先に白い花を付けている木を見つけました。
よく見ると梅の花が咲いています。

お正月に梅の花が咲くとはやはり四国は温暖な地かと
思わず感心しましたが、どうやら、梅の花が咲いていたのは
この木だけのようです。

この後、空から白いものがチラチラと舞い降り、
まさかと思った雪が降ってきました。

温暖だと思った高知で雪に降られるとは思いませんでした。

青龍寺の大師堂

2005-12-26 09:20:05 | 遍路の風景(写真)
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 青龍寺の大師堂が建て替えられていました。
木の香も新しく、まるで輝くばかりです。
隣の本堂と比べると生まれたての赤ん坊のように見えます。
この大師堂も数年経つと風雨に晒されて落ち着いた佇まいを
醸し出すようになるのでしょう。

 今の世の中、このような日本建築様式でお堂を建てるというのは
かなりのお金が懸かるものだと思います。
信者の人々の寄進によるものだと思いますが、
四国の人々の信仰心の厚さを感じずにはいられません。

 この次にこの大師堂の前に立ったときには
どんな風に変わっているのでしょうか?
楽しみが増えました。

青龍寺の山門

2005-12-24 15:55:59 | 遍路の風景(写真)
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 青龍寺の山門です。
山門の手前に松飾りが置かれています。
お正月ですので当たり前なのかもしれませんが、
山門と松飾りの組み合わせは、ちょっと以外でしたね。

青龍寺は山門をくぐり、真っ直ぐに上る階段を上がった先に
本堂と大師堂があります。

 納経所は下にありますので、この時は納経を済ませてから
お参りをするために階段を上がっていきました。
なぜお参り前に納経を済ましたかというと、
この日の宿泊先が国民宿舎土佐で本堂からまだ上の方にあるからです。

青龍寺参道の石仏群

2005-12-22 08:55:15 | 遍路の風景(写真)
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 青龍寺への参道を歩いていると石仏がたくさん祀られています。
数体ずつがひとかたまりとなって何体も祀られています。
最初は立ち止まって手を合わせていたのですが、
途中からは歩きながら手を合わせるくらい数が多いです。

 一つ手前の清滝寺と青龍寺、
お寺の名前を見ていてふと気がついたことがあります。

お寺の名前にさんずい偏があるのとないのが違うのです。
前に、このことについて何かいわれがあるか聞いたことがありますが、
全くの偶然のようでした。

でも、ちょっと不思議ですね。

塚地峠のへんろ石

2005-12-21 11:49:00 | 遍路の風景(写真)
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 清滝寺から青龍寺へ歩いていくと塚地峠を越えなければなりません。
塚地峠の山道は、今ではトンネルが出来ていますので、
峠道を歩いて越えるのは歩きへんろだけとなってしまいました。

 塚地峠には昔の遍路石が残されています。
写真の遍路石は自然石にへんろの文字が刻まれています。
昔の遍路石を見ると頑張れよと声をかけたくなります。


清滝寺の通夜堂

2005-12-20 08:51:41 | 遍路の風景(写真)
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 清滝寺の通夜堂が立て替えられていました。
場所も移動して立派な通夜堂となっていました。
以前の通夜堂は入口の戸が閉まらないくらいガタが来ていました。

 通夜堂は野宿しながら歩いてへんろする人達にとっては
とても貴重な存在です。
屋根があって安心して寝られる場所だからです。

 私もバイクでお遍路しているときに、
この、清滝寺の通夜堂に泊めて貰ったことがあります。
ですから、このお寺には人一倍の愛着があります。


清滝寺の薬師如来

2005-12-19 08:58:59 | 遍路の風景(写真)
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 清滝寺の境内にはいると参拝客を見下ろすように
薬師如来像が建っています。
山門から続く階段を上がって境内に足を入れると
見守るようにこの大きな薬師如来様が迎えてくれます。

 薬師如来像の裏側には入口があり、
胎内巡りが出来るようです。



清滝寺 ・ 山門

2005-12-16 08:52:45 | 遍路の風景(写真)
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 清滝寺の山門です。
清滝寺へ車で上がっていくとこの山門は目にすることがありません。
へんろ路は車道の左側を九十九折りに上がっていきます。

なかなか立派な山門です。
天井画も天女や竜が描かれています。
静かな参道を登っていくと忽然と現れます。

境内から少し下がったところにありますので、
車で参拝する方も見てやってほしいですね。