四国遍路テクテク日記

「四国を歩いて遍路する。」にこだわって平成14年のGWから2年間、5回に分けて歩いた記録を中心に遍路に関するあれこれ。

NHK ネットワーク54

2005-10-31 12:09:24 | 遍路に関するあれこれ
10月30日(日曜日)午前10時40分

何気なくテレビのチャンネルを回してNHKを入れたところ
画面にお遍路の光景が映っていました。

岩屋寺のご住職や宮崎建樹さんにインタビューしたところも
ありました。

私も偶然見ただけですので全体にどんなことが放送されたか
解りませんが、54歳の宮崎さんと今の宮崎さんの両方をインタビュー
した画像がありとても興味深かったです。

54歳の宮崎さんは顔が丸々として若く生気に満ちています。
今の宮崎さんは細面で年輪の刻まれた味わいのある顔をしています。

宮崎さんは私が歩いたときにも使った、ほとんどの歩き遍路が使っている
遍路本「同行二人」の著者ですのがお顔を見たのも声を聞いたのも初めてでした。

画面には遍路標識を取り付けているところが写されていました。
画面の中にいる宮崎さんに感謝の気持ちで手を合わせ、
さらなるご活躍をお祈りいたしました。


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  なお、当日の番組表を見ると、次のような番組でした。

  NHKネットワーク54

   10:05   関西もっといい旅
        「伝説誘(いざな)う妖怪の里~和歌山 那智勝浦町」

   10:30.45 あしたへの記憶~戦後60年・えひめの歩み
        「お遍路さん」
         - 八十八か所巡礼を支えた人たち -

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平等寺

2005-10-31 08:56:52 | 遍路の風景(写真)
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平等寺の本堂です。
正面の階段に厄除けのお参りをしながら階段の一段一段に
お賽銭を置いてお参りをしていきます。

私達は平等寺まで来て近くにある清水旅館へ泊めて貰いました。
平等寺の辺りで泊まる場所がなかったからです。
(今は、すぐ隣に山茶花という民宿があります。)
清水旅館はJR桑野駅の真ん前にある大きな旅館です。
御主人が送り迎えしてくれました。

薬王寺で区切る人は、清水旅館に荷物を預かってもらって
薬王寺から徳島へ向かう電車が桑野に止まったときに
荷物をホームで頂くという方法もあるようです。
(清水旅館のご厚意です。)


平等寺の階段

2005-10-31 08:47:47 | 遍路の風景(写真)
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 平等寺は山の中腹に本堂があります。
その本堂へ上がる階段は厄除けのお参りをした人のお賽銭で
一杯になっています。

本堂への階段を上がっていくとお賽銭を踏まないように
歩くのが大変です。
皆さんの願いを込めたお賽銭を踏むと罰が当たりそうな
気がするからです。



阿比瀬の遍路小屋

2005-10-28 08:57:43 | 遍路の風景(写真)
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 太龍寺の山を下りきって里に出たところが阿比瀬です。

 ここに歌一洋さんが設計して建築した遍路小屋があります。
地元の人に土地や資金の提供を受けそこに合う小屋を歌さんが
設計した小屋を建てるというものです。

ゆくゆくは四国全体の遍路路に遍路小屋を建てる計画なのですが、
ここ、阿比瀬の小屋は3番目に建てられた小屋です。

お遍路を回る人達のために、こうした「地元の方々に支えられて
歩くことができている。」ということを忘れないようにしたいものです。

 歌さんの遍路小屋計画に興味のある方は、
ぜひ、ホームページを訪ねてあげてください。

  アドレスは http://uta.rgr.jp/  です。


水井町の神社

2005-10-27 08:47:21 | 遍路の風景(写真)
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順序が前後してしまいましたが、鶴林寺から逆落としの急斜面を
降りきったところに立派な神社があります。
付近にはあまり家もないところです。
那賀川の清流が流れる谷間の集落です。

神社を囲む石造りの塀は一本一本に寄進した方の名前が刻まれています。
左手にある古木は幹の下の方が苔むしています。

こういう人里離れた場所にある神社でもキチンと手入れが
されていることに感心します。
集落の人々の持っている信仰心の厚さなのでしょう。

お遍路に対する心遣いも同じところから発しているのでしょう。

感謝!感謝!です。

太龍寺の鐘楼山門

2005-10-26 08:49:51 | 遍路の風景(写真)
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 太龍寺には鐘楼を兼ねている山門があります。
階段の途中にある山門に鐘がついてます。
参拝者はこの鐘を突いて階段を上がっていきます。

山門に鐘がついている鐘楼はいくつか目にしましたが、
太龍寺のこの山門はなかなか立派なものでした。

太龍寺の天井画

2005-10-25 08:54:16 | 遍路の風景(写真)
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 太龍寺には天井に龍が描かれている廊下があります。
天井板に墨絵で立派な龍が描かれています。
どちらから見ても見ている人を見ているように見える
いわゆる「八方睨みの龍」です。
廊下の天井ですので尾っぽの方がないので広がりに欠けてはいますが、
なかなか立派な表情の龍です。




太龍寺の大師堂

2005-10-24 09:02:47 | 遍路の風景(写真)
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 太龍寺の大師堂は数ある大師堂の中で一番好きなお堂です。
なぜかというと、杉の古木に囲まれた奥まったところにありますので
大師堂に向かって歩いていくと不思議と心が落ち着くのです。

太龍寺は山の中にあるお寺ですのでお堂も
あちらこちらに別れています。
それぞれへの参道も綺麗に掃き清められ、
そのことが、一層、厳粛さを増しています。

大師堂の前にあるベンチに腰かけていると静寂な空気が
心に響いてくるような感じを受けます。

お堂の前から離れがたい気持ちにさせられる大師堂です。

三重の塔

2005-10-21 08:57:58 | 遍路の風景(写真)
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 鶴林寺の三重の塔です。
(ちょっと記憶が定かでないのですが?)

風格を感じさせる塔でしたので写真を撮りました。

 私は、お遍路をしていて境内で気持ちが癒される理由を考えていましたが、
その中の一つに古いたたずまいの建物(本堂、大師堂、多宝塔、その他のお堂)が
あることに気がつきました。

古い建物の存在感は何よりも揺るがしがたい存在感があり、
その建物が発している気のようなものが私の心に安らぎを
もたらしているようです。

同じ理由から杉や楠などの古木を見ると安らぎます。

皆さんはどうでしょうか?

鶴林寺山門

2005-10-20 11:41:24 | 遍路の風景(写真)
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 鶴林寺の山門前です。
この日は立江から歩いてきましたが、前日体を休めたせいか
鶴林寺への登りも苦にならなかったですね。

この山門をくぐって先へ進むと、2匹の鶴が迎えてくれます。
鶴林寺は山深いお寺です。