四国遍路テクテク日記

「四国を歩いて遍路する。」にこだわって平成14年のGWから2年間、5回に分けて歩いた記録を中心に遍路に関するあれこれ。

志度町の常夜燈

2006-05-31 20:43:02 | 遍路の風景(写真)
(写真をクリックすると大きくなります。)


 志度町の町を歩いていると街の中に常夜燈があります。
横にある立て看板を見ると町指定文化財となっているようです。
こういう古いものを見るとホットします。

志度町もいつの間にか「さぬき市」となっています。
全国に吹き荒れた町村合併の嵐の影響です。
四国は北海道と違ってあちらこちらで町村合併が進んでいます。
札所の住所も随分変わっているようです。

屋島寺

2006-05-30 22:58:10 | 遍路の風景(写真)
(写真をクリックすると大きくなります。)


 屋島寺の境内には樹木が少ないので明るい印象があります。
本堂の右横には数々の伝説がある「蓑山大明神」という
狸が祀られています。

 写真に狸の石像と赤い鳥居があるところがそうです。
狸の石像を見ると何となくユーモラスな表情をしています。

高松市内の遍路道

2006-05-27 22:16:51 | 遍路の風景(写真)
(写真をクリックすると大きくなります。)


 高松市内を歩いていると不思議なヘンロ路に出会いました。
写真の中央に写っている排水溝の右側、塀の間に細く
草が生えているところがヘンロ路なのです。

昔は小川のそばを歩くヘンロ路だったのでしょうか?
住宅地の中を曲がりくねって歩いている途中に出会った
不思議な路でしたね!

地獄の釜の音がする?

2006-05-26 23:16:00 | 遍路の風景(写真)
(写真をクリックすると大きくなります。)


 いよいよ結願へ向かってGWに5回目の区切り打ちです。
丸2年目のお遍路の始まりは高松市内にある一宮寺からはじめます。

写真は一宮寺にある薬師如来さんを納めている石室です。
この石室に頭を入れるとゴーという地獄の釜の音がするといわれています。
しかし、心がけの悪い人が石室に頭を入れると抜けなくなるようです。

私は普段の行いを清く反省すると決して良いとはいえないので
頭を石室に入れる勇気はありませんでした。

普段の行いに自信のある方は試してみてください。


 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

  今回の写真はソフトフォーカスがかかったようになっています。
 これは、私の不注意からレンズの汚れに気づかずに写したためです。
 見づらいと思いますが、お許し下さい。

 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

五色台のミカン畑

2006-05-24 21:06:35 | 遍路の風景(写真)
(写真をクリックすると大きくなります。)


 根来寺のお参りを終えて五色台を下っていくと
南向きの斜面一面にミカンが植えられています。
冬の優しい陽光を浴びてオレンジ色にキラキラと光っています。
まるで宝石のような輝きです。

愛媛ではほとんどミカンを見かけなかったのですが、
香川でお目にかかるとは思いませんでした。

 ★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽

   五色台を降りて一宮寺でお正月を利用した4回目の遍路を
  終えることにしました。

   これ以上先に進んでしまうと残りを歩くときに物足りなさを感じると
  思ったからです。

   今回は浄瑠璃寺から歩き出しましたので松山から高松までの
  愛媛県の県庁所在地から香川県の県庁所在地までを歩いたことになります。

   次回はいよいよ結願を迎えます。
  写真も残り少なくなってきました。
  最後までお付き合い下さい。

 ★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽★☆▲▽

五色台のお不動さん

2006-05-22 21:28:15 | 遍路の風景(写真)
(写真をクリックすると大きくなります。)


 国分寺から白峰寺を目指して五色台の遍路転がしを登っていると
中腹にお不動さんがいます。
折からの朝日を受けて黄金色に輝いています。

私もこのお不動さんのところで一休みします。
目の下には、国分寺町の街が霞んでいます。
所々にあるため池がキラリと光ります。

幻想的な眺めを見ていると汗がスーッと引いていきます。
体が冷えないようにまた坂道を登ります。

金箔の大師像

2006-05-21 21:26:13 | 遍路の風景(写真)
(写真をクリックすると大きくなります。)


 讃岐の国分寺には金箔の大師像があります。
これは、納経所入口の右側にあります。
「願掛け金箔大師」として、納経所で金箔を購入して
大師像へ貼り付けるというものです。

こういう金箔の大師像は初めて見ました。
東南アジアでは金箔の涅槃像に金箔を張ると功徳が増すと
いうことで、金色の涅槃像を見たことがあります。

正直に言いますと、私の個人的な感情としては
金箔の大師像には首を傾げます。
大師さんは、もっと素朴な存在であってほしいと思っています。

いろいろな考え方があるのだとは思います。

参拝客がいっぱい 2

2006-05-18 21:08:05 | 遍路の風景(写真)
(写真をクリックすると大きくなります。)


 郷照寺がこんなに参拝客が多いのは「厄除け」の
お参りを受けるためのようです。

大師堂にお参りしているときに中を見るとたくさんの人が
お参りしています。
横に回ると厄除けの順番待ちをしている人の列が出来ています。

そういえば、昨年のお正月には清滝寺も同じように
厄除けのお参りをする人で混んでいましたね。