自然と風を感じて…

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非常配備

2009-06-12 06:59:00 | 日々のできごと

 昨日(6月11日)は、今年初めての「非常配備」がありました。
 「非常配備」とは気象関係の注意報・警報などが所管する地域に発令された場合に、連絡員や災害対策員として職場に待機するものです。
 この非常配備には、注意報や警報の内容や被害状況によって「第1非常配備」「第2非常配備準備態勢」「第2非常配備警戒態勢」「第3非常配備」によって分かれます。

 昨日は、朝4時過ぎに大雨・洪水注意報が発令されたので、「第1非常配備」になりました。今年初の当番に当たっていたので、4時15分頃自宅に連絡があり、身支度を調えました。
 もちろんこのあたりの電車の始発は5時30過ぎなので、自動車で職場に向かいました。
 到着は5時15分。準備に約20分。渋滞がなかったので職場までは約40分でした。

 第1非常配備は2名体制なのですが、相方がいっこうに来ません。6時30分頃現れたので「2時間以上もかかるの?」と聞いたところ、不機嫌そうに「かかるんです!」とこのと。彼は名古屋市北区在住とのことなので、車で高速を使えば40分ほどのはずです。  
 しばらくして、「車で来たんだよね。」と聞いたところ、「自動車持っていませんから」。

 第1非常配備は、緊急連絡員の要素が強いので、とにかく職場に行くことが求められています。どうしての場合は、タクシーを使ってでも、ということになっています。

 さすがに彼とのやりとりについては、防災の担当者に報告しておきましたが、防災の担当者もあきれていました。。

 これから、自動車を持たない人も多くなってくるいでしょうが、車がないから始発でこればいいというのでは、まともに対応する人たちからの不満が生じますし、非常配備をする意味が失なわれてしまうことになります。

 個人的には、もちろん非常配備体制には問題点もあると思っています。
 携帯電話が普及した現在、大雨注意報で待機をする「第1非常配備」が本当に必要かどうか疑問を感じています。職員を待機のため呼び出すということは、もちろん時間外手当が必要になるわけですから。

 「あきれてしまう」出来事でした。

 

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4 コメント

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Unknown (オヤヂ)
2009-06-12 15:01:25
注意報での配備はちと………ですね。

生息地が田舎なんで消防団を経験してるんですが
暴風警報がでると納庫で待機してた経験があります。
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こんにちは! (みる)
2009-06-12 15:59:10
私も・・・というより、私の夫が前に住んでいた九州の田舎で消防団を経験していますよ。
緊急時の配備なのに遅れてきたのではちょっと意味がありませんね。
もちろん、いろんな問題も確かにありますね。
消防団では、火事が主な出動でしたが、本職の消防隊も来るので何もすることなかったり(笑)。
でも決まっていることならちゃんとしなきゃですね。
↓伊勢神宮、私も何度か行ったことあります。
さすが日本一の神社!って感じで感動しました!
後編も楽しみ!
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RE: (mikawajin)
2009-06-13 03:29:15
オヤヂさん。
 伊勢湾台風の反省からできたものだそうで、何か災害が起きると強化される一方。携帯電話が普及している現在では、見直しすべきと思いますが…。
 根円6回以上順番が回ってくる職場も経験していますので、年1回程度ならラッキーかも。
 これで安心して遊びの予定を立てられます。
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RE:こんにちは! (mikawajin)
2009-06-13 03:33:19
みるさん。
 通勤時間が1時間以上かかる職員が多いので、しかたないとは思いますが、始発を待ってくるなんて非常識ですよね。
 この非常配備自体、「非常識」配備ともいえるのですが…。
 伊勢・志摩ツーリング、続きもお楽しみに(笑)
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