それは、今朝の我が家のわんこ「がく」との散歩のときのことでした。
まだ陽が上がる前の田んぼの中を歩いていると、白と黒の生き物がいることに気がつきました。
ネコかな?なんて思ったのですが、動きがどうもおかしいのです。右左に動くたびに「ぴょこ・ぴょこ」と腰が上下に動きます。
まさか…と思って近づいていくと、やはり「ウサギ」でした。よほど人慣れしているらしく、こちらを警戒するどころか、すり寄ってきました。ほおっておくのも忍びないので、片手で子ウサギのお腹を抱えて保護しました。
こんな子を捨てるなんて!!
なお、「がく」は、子ウサギを少し警戒していたようで、ウサギが近づいてきても一定の距離を保ったまま。子ウサギを保護したあとも、ちょっと離れて先導してくれました。フレンドリーなのか臆病なのか…。一応柴犬なんだけどなぁ…(^_^;)。
さて、一応ですが、警察に遺失物届けが出ていないか確認しましたが、該当はないとのこと。保護したときの状況から、きっと捨てられてしまったのでしょう。
ペットとして飼ったら最後まで面倒をみるということが、ペットを飼ううえでの最低限のマナーなのです。
ちょうど今日、会議があって豊田市の山間部の在住のほ乳類に詳しい先生とお話しする機会がありました。
やはり山にも、捨てられたと思えるうさぎがいるそうです。しかし、自然の中にはキツネなどの捕食者がいて、生きる残ることは難しいようで、その末路は…。
現在、日本各地で「外来種」といわれる生物たちが、社会問題もなっています。
今回保護したウサギも、運良く(?)生き延びて、日本の自然の中で定着すれば「外来種」になります。そのうえ、農作物などに被害を与えてしまえば、有害鳥獣として駆除されることになります。それ以上に生息圏が重なる生き物たちにとっては、大きな影響を与えるでしょう。
現にオーストラリアでは、人間が持ち込んだウサギたちが繁殖して、自然や農作物に大きな被害を与えているそうで、駆除しても駆除し切れずに問題になっているそうです。
もちろん、彼らウサギが悪いのではなく、その後の影響を考えず他の地域に移動させた人間が悪いのです。
このままでは、ねこばば(うさぎばば?)になってしまうので、正式に警察に届け出て、OKがでるまで、しばらく我が家で「いそうろう」をしてもらうつもりでいます。
今は、この子のをかわいがってくれる家族が見つかることと、このように捨てられてしまうペットがなくなることを祈っています。
日本ブログ村 アウトドアブログ 自然観察に参加しています。
↑よろしければクリックしてください。自然観察のブログをご覧いただけます。↑
うさぎさんなんかに出会った日には、ベル隊長は、きっと気が狂ったように騒ぐでしょうからね!(^_^;)
こんなかわいいうさぎさんを捨てる人がいるなんて・・・ホント嫌ですね!
よい里親さんが見つかるといいですね!
うちの「がく」は、若干へたれです(^_^;)。
我が家で飼ってもいいのですが、マンション暮らしでペットの飼育頭数制限があるので…。
知り合いでうさぎに関心のある人もいるので、里親は見つかりそうな感じです。