11月30日(日)は、新城市街のま東にある「風切山」の観察会に参加してきました。
主催は、鳳来寺山自然科学博物館です。
当日の参加者は、約50名。ここの観察会は、常連さんの友の会の会員が多いのですが、今回は1/3が友の会の会員外だそうです。
紅葉とハイキングというのが、一般参加者が多い原因かもしれません。
ルート的には1時間ほどの山道ですが、途中でいろいろな生き物たちに出会えました。結構寒い日が続いていましたが、冬眠前のヤマカガシも出迎えてくれました。
山登りの途中で見える付近の山々も結構色づいています。
しかし、残念ですが、放置された針葉樹林が多いのは、愛知の山々の特徴です。
山道の途中には、何カ所もお地蔵さんが4体ほどがまとまって安置されていました。
ここの博物館のボランティア登録をしているので、落後しそうな人たちについて、最後尾をゆっくり歩きました。
山道にはいるまで、いきがって大きなことをいっていたおじいさんが、青息吐息で休み休み登っていましたが、山に登るのは初めてとのこと。「毎日少しでも歩いていると苦になりませんよ~」と、励ましながら登りましたが…。
ちゃんと経験を積んだ人ほど、自然や他人に対して謙虚になれるものですから、想像はついていましたが、「登りはだめだが、下りは自信がある…」との言葉には、あきれるしかありませんでした。
実際は下りでちゃんと体をコントロールできないと、大けがの元なのですが、わかっていない人は、怖いですよね。
何とか行っている間に全員無事、山頂に着きました。眼下には、ゆったりと横たわる豊川の流れと、遠方には遠州灘も見渡せることができました。
穏やかな初冬の一日。頂上からの絶景と美味しいお弁当は、自然からのご褒美です。
P.S.この日は寒さの予感に負け、ジムニィで参加したことは、ここだけの秘密です(^_^;)