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自然と風を感じて…

BMW F650GS&R1200RTでのツーリングや季節の移り変わりなどを話題に、愛知・三河地方周辺を紹介しています。

いきなりソロフィッシング(後編)

2009-09-09 06:29:59 | Fishing

 

 目が覚めると、もうお昼近くになっていました。
 釣り場にいる時間はあと1時間あまり…。
 まだまだ気持ち悪さは残っていましたが、釣り竿にしがみつくように釣りを再開しました。
 
 
 さっそく「あたり」があったので、あわせるといきなり釣り糸がたるみ始めました。リールを巻いても、糸はたるんだまま。最後のところで少しだけ抵抗がありましたが、釣り上がった魚は15cmほどの大きさの「キタマクラ」。フグの仲間の魚で、もちろん毒があります。名前の由来は食べるとまくらをきたにしてねることになるからだとか。
 
 船にあげ写真を撮ろうとしたのですが、「毒のあるあぶない魚だから」と船長のアシスタントくんに、海に捨てられてしまいました。(^_^;)
 
 この船には、いつもこのアシスタント君が乗り組んでいて、エサが無くなると配ってくれたり、糸がからんだときなどは、素早く糸を直してくれたりと大活躍なのです。特にお祭りしたときは、彼が中に入ってくれるので、釣り客同士がトラブることもありません。
 
 そのあとは、前と同じサイズのイサキが2枚とソウダガツオが1本上がりました。
 はじめて見る生きたソーダガツオは銀色に輝いていて、とてもきれいな魚でした。
 痛むのが早く市場流通性が低い魚なので、魚屋さんで見ることはまずありません。
 
 
 少しかわいそうでしたが、生きたままえらと内臓を取り、しっかりと血抜きをしたあとにクーラーボックスに入れ、氷水付けにしました。
 
 
 定刻が来て港に戻りましたが、この日の釣果は、30cm弱の大きなイサキが5枚。ソウダガツオ1本でした。
 
 
 それにしても船に酔っていなければ、結構たくさん釣れたのではないかと思うと残念ではなりません。

 今回釣り上げたイサキは、刺身と塩焼きで美味しくいただきました。
 また、ソウダガツオは、マルソウダという種類のようで、血には微毒性があるとのこと。釣り上げたところでしっかり血抜きをしたので、刺身にして食べましたが、これが想定外なほど美味しくて…。
 新鮮で美味しい魚をいただいてしまうと、魚釣りもやめられなくなりそうです。
 
 
 ※マルソウダを生食されるときは、食中毒の症状が出ることもあります。あくまで自己責任でお願いします。
 

 
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いきなりソロフィッシング(中編)

2009-09-08 04:56:21 | Fishing

 


  その悲劇とは、激しい船酔いでした。

 寝不足と疲労。そして、出航前に飲もうと思い、デイパックの中に入れておいた「酔止め薬」は、いくら探しても見つからず、飲めないままの出航。
 さらには、出航してから朝食としてパンを食べたのが決定打でした。
 
 釣り場に着くまでの間に、船酔いの症状が出始め、着いたころにはふらふらで胸が苦しい状態に…。
 もう一度、ディパックの中を探したところ、酔止め薬が見つかったので、すぐに飲んだのですが、しっかりと酔いが来た状態では全く効果なく…。
 
 この日も好天に恵まれ、海は「べた凪」状態で、ほとんど揺れもない状態でしたが、ひとり醜態をさらしていました。(^^;)
 
 それでも、釣り始めてからしばらくは、何とか辛抱して釣りをしていたのですが…。 
 この日に限って、釣りの法は絶好調。30cmを少し切るくらいの大きなイサキが次々と上がりました。
 
 
 30分ほどの間に、イサキを3枚釣り上げた時点でついにダウン。横になったらもう起き上がる気力など全くありません。ただ時間が過ぎるのを待つのみ…という感じで横になっていると、いつの間にか眠っていたようです…。
 
 今回は、船酔いの悪い条件を全て重ねてしまったようです。その条件と対策は…、
 1 睡眠不足は大敵。前日は早めに床に入り、睡眠をしっかりとりましょう。
 2 前日からの疲れも船酔いの原因になります。前日はハードなツーリングも厳禁。
 3 酔い止め薬は、出港前30分には飲むようにしましょう。予備をタックルボックスに入れておいた方がいいみたいですね。
 4 朝食も、なるべく早い時間帯に済ませましょう。脂っこいものや消化に悪いものもやめた方が良さそうです。
 
 今回は、とてもいい経験と思いたいのですが…。
 それにしても、海が穏やかな日でよかったです。(^_^;)


 …後編に続く。


 
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いきなりソロフィッシング(前編)

2009-09-06 22:17:17 | Fishing

 

 

 7月20日(祝)の船釣り初体験のあと、どうせならということで船竿や船用リールなどの道具をそろえてしまいました。
 といっても、竿トリールあわせると、多少の値引きがあっても4万円近くかかってしまいます。
 もちろん初心者が使うものなので、壊したりトラブったりすることも十二分に考えられるますから、中古釣具店を物色して、新品同様のリールとちょい古のインナーガイドの船竿をみつけ、半額以下でそろえることができました。
 
 道具がそろうと、使ってみたくなるのが人情です。
 しかも先日の船宿のブログを見ると連日イサキが大漁。さらには、まだまだ空いていますとの記事が…。
 
 そんな誘惑についつい負けてしまい…、エフロクの1年点検のための入庫の予定を変更してもらい、前日のお昼に、「ひとりお願いします」と船宿に予約の電話を入れたのです。
 
 そして、エフロクを三重・鈴鹿のディーラーに入庫し、午後8時過ぎに帰宅。
 その後なんやかんやと準備をして、就寝したのは11時過ぎでした。
 
 翌日、目が覚めたのは午前2時過ぎ…。このまま寝てしまうと朝4時の出発時刻に間に合わないと思い、起きていたのです。
 朝4時に予定どおり出発。師崎港には集合時間5時30分の15分前には到着しました。
 
 船に乗り、竿とリールの準備を始めたところ、ちょうど20mのところでリール糸が絡まり、そこで止まってしまいます。出向直前でしたので、リール糸を巻き直すこともできずそのまま使うことに…。
 
 そしてそのまま出港です。目的地は、知多半島の先端師崎から1時間ほど船を走らせた渥美半島の大山沖に…。
 
 
 この日は、睡眠3時間と完全に寝不足気味。そして前日からの疲れがフルにたまった状態…。
 これがこの日の悲劇の始まりでした(T_T)


 
…中編に続く。

 
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太平洋 船釣り初体験 (その3)

2009-08-06 06:24:21 | Fishing

 


 
 仕掛けを投入したあとは、ひたすら魚信(あたり)を待ちます。
 
 魚がかかったあとは、その種類によって引き方が違うので、それにあわせて糸を巻き上げるのですが、 サバは竿にかかると強い力で大きく上下左右をに竿を振り回します。
 
 激しい魚信があり、サバがかかったと思って、竿をたて糸を巻き上げている途中に、急に反応がなくなったということも二度ほどありました。
 これは簡単に言うと、針が外れて逃げられたんですけどね…。(^_^;)
 
 また、周囲の人と糸が絡み(おまつりと言いますが…)、迷惑をおかけしたことも何度かありました。(;_;)
 そのたびにパパさんや、船のサポートの人に助けてもらっていました。
 
 お昼過ぎに納竿となり、漁港に向かいます。
 朝方あんなに輝いて空は、すっかり曇りがちになり、まったく違う風景を見せてくれました。

 
 上が神島、下が伊良湖岬です。
 
 海釣りは、この光景を見るだけでも価値があるのかもしれません。

 周囲には、釣りを終えた釣り船たちがいっせいに戻ってきていました。
 
  
 さてこの日の釣果は、マサバ3本と小サバ、アジ、メバルなどです。
 ちなみに、隣にいたパパさんは、この4倍以上釣っていました。
 
 さすがにキャリアの差を感じてしまいましたが、釣り方の違いに気がついたのは,釣りが終わる直前。もっと早く気がつけば…。
 
 港についたところで一服。船宿からお茶と薩摩揚げが振るまわれました。

 そして、そのあとは近くにある「丸誠」でランチにしました。
 
 
 ここの食材のような魚たちが、たくさん釣れるといいんですけどね。(^_^;)
 
 お誘いいただいた上に、いろいろとご迷惑をおかけしましたパパさん、ありがとうございました。

 さて、次はいつ行きましょうか。(笑)
 
 

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太平洋 船釣り初体験 (その2)

2009-08-05 20:36:12 | Fishing

 

 
 釣り船は、伊良湖水道を越え太平洋の漁場に。魚探で魚の群れを探し、移動しながらながら釣りをするのです。
 
 本日の獲物は、アジやサバなどの五目釣り。仕掛けはサビキです。
 ひとりに1籠づつアミや小魚が混ざった撒き餌が配られました。
 
 
 これを仕掛けについた籠に入れて、海に投げ入れます。
 
 
 船長の合図のもと、いっせいに釣り始めます。
 
 
 船長から底まで○○メートル。底についたら○メートル巻き上げて…。といった指示が飛ぶのでそれにあわせて、仕掛けを操作します。
 
 しかしまったく慣れていないので、あたふたと…。
 隣にいたパパさんからのサポートもあり、何とか釣りを続けました。
 
 あまり釣れなかったり、獲物が小さかったりすると、山頂から竿をあげるように指示が飛び、いっせいに仕掛けを巻き上げ津魚の群れを求めて移動します。
 
 何回か移動したところで、やっと、お目当てのマサバが釣れました。
 

 …その3に続く。

 
 

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太平洋 船釣り初体験 (その1)

2009-08-04 09:40:31 | Fishing

 

 

 
 少し時間は戻りますが、7月20日(祝)海の日は、バイク仲間の通称パパさんに誘われて(というか無理にお願いして)、知多半島の先端、師崎から出る乗合船で船釣り初体験をしてきました。
 
 朝5時集合。5時30分に魚港で受け付けをして船に乗り込み、6時に出港です。
 このあたりの釣り船は、約束事があるそうで、ほとんど同時に出港し、ほとんど同時刻に戻ってくることになっているそうです。
 
 初心者と言うこともあって、船の一番先頭のところに座りました。
 
 さて出港です。清々しい空気と朝焼けに輝く海は、いやでも気持ちを高揚させます。
 
 
 この日の漁場は伊勢湾・三河湾を出た太平洋。瀬木寄せといわれる辺りです。
 
 船が進むにつれて、ふだん陸地からは見ることのできない光景が広がります。
 
 
 これは伊良湖岬。朝日に映える姿が神々しいです。

 
 そしてこれが、伊良湖水道に浮かぶ潮騒の島「神島」です。
 
 神島を左手にして、漁場に向かいました。 
 

 …その2に続く。


 

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