ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

秘密の花園

2005年03月24日 | 日記
どんどん片付けても減った気がしないダンボール箱。少々うんざり。今日も雨ですね。明日はさらに寒くなるとか。連れも少々風邪気味。明日こそは河原町近辺まで手続きに出かけたいんだけれど。

さて、そんな愚図ついたお天気なんですが、うちの玄関先にはぽっ、とかわいいラナンキュラス(Ranunculus asiaticus)が。透けるようにふわっと白い花びらが、うっすらと赤みがかったゼラニウムの葉や柔らかい紫のビオラと相俟って、なんともいえないほの明るい雰囲気を出しています。

残念ながら、これは私ではなく、このアパートの共有スペースの花壇。表までの細い通路を、控えめにセンスよく植栽してある。この花壇は建物の北側で、全く日が当たらないはず。なのにパンジーもシクラメンもハンギングからこぼれるよう。いったいどうしてこんなにしっかり花を咲かせているのだろう???うすい花びらがちょっとしおれて来たな~、と思ったら、つぎの日ちゃんと花がらも摘んである。完璧。

肥料で調整できるのか(そうとは思えない)?日陰に強い品種(でも限度ってあるよなあ)???しっかり咲いたものを植え込んで入れ替えているのか(その線が一番強いなあ)?はてさて、ここをやっているのはお隣の管理人さんなのか?業者さんなのか?それともオーナーさんの趣味???そのうちつかまえて聞いてみたいものです。

ラナンキュラスの語源の"rana"はラテン語でカエルのこと。スペイン語でそういうのでまさかと思っていたのですが、ほんとにそうだったんだ~。湿地を好むことから付いたらしい。
スペインの街の教会の壁にranaの彫刻があって、これを見たものはこの街に帰って来れるという言い伝えから、いっしょうけんめい眺めていたのを思い出しました。ranaちゃん、元気かな。

☆今日のちび庭気温 5~13℃ 明朝は霜がおりるらしい。弱いのを入れてあげないとね。(#..#)