以心伝心

書・旅・本などのメモ。

小倉百人一首67

2008年05月14日 | 
春の夜の 夢ばかりなる 手枕に
   かひなく立たむ   名こそ惜しけれ        周防内侍

(短い春の夜の夢ほどの、はかないたわむれの手枕のために
 何のかいもない浮名が立ったとしたら、なんとも口惜しいことです。)

 春の夜のはかない恋のたわむれ。