以心伝心

書・旅・本などのメモ。

書との出会い

2009年04月28日 | 雑感
私がお習字を習いはじめたのは五歳のときからです。
近所の翠軒流の先生でとても優しいおじいちゃまでした。
それから引越しをしたので小学校から新しい先生に習いました。
先生は手を持って教えてくださったけど、お酒の香りがしました。
少し影があってハンサムな先生でした。(笑)
それでも運動会が毎年あって皆で楽しく習っていました。
競書会とか作品展とかイベントが沢山あったけど苦痛ではなかった。
むしろピアノの発表会がドキドキして苦手でした。
中学・高校と全く書道の時間がなっかったので高校を卒業して
すぐ地元で有名な先生のお宅に突撃しました。
今考えると恐ろしいです。しかし先生は大らかに教えてくださって「蘭亭序」からはじめました。その後仕事などを理由に行ったり行かなかったり・・。
三十代半ばでまた先生にお世話になり本当に申し訳ありません。
そして今は家の近所の新しい先生に出会ってお世話になっています。
何らかの形で書と関わっていますが自分が自分らしく感じるときは文字を書いている時です。

小学二年の頃の「やま」です。神社の催しだったと思います。
いい賞をもらったものではありませんが、遠かったので父親が車で表彰式に連れてってくれました。「さいた」と書いたものが県の美術館に飾ってもらえたことが今までで一番嬉しいことでした。
のんびりと楽しく書いていこうと思います。



「おくりびと」

2009年04月22日 | 映画
おくりびと [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント

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期待しすぎたせいなのかあまり感動しませんでした。
納棺師というお仕事もはじめて知りました。とても大変なお仕事・・。
家族同然と思っていた伯母が亡くなったときや友人が亡くなった時は、泣き崩れてしまったことがあるけどお化粧は誰がしたのか全く気がつきませんでした。
やはり山崎努さんの演技力はいいですね。
吉行和子さんや余貴美子さんも好きな女優さんです。
チェロのアベ・マリアが素敵でした。

高野切第一種四

2009年04月17日 | 
 ゆきのふりけるをよめる
         貫之
かすみ立ち木の芽も春の雪ふれば
花なき里も花ぞ散りける
 
 はるのはじめによめる
         ふじはらのことなほ
春やとき花やおそきと聞きわかむ
うぐひすだにも鳴かずもあるかな