以心伝心

書・旅・本などのメモ。

漢詩119

2011年09月30日 | 

酔後楽無極 (酔後方知楽)

弥勝未酔時 動容皆是舞 出語総成詩 (張説)

酔後 方(まさ)に楽しみを知り
弥々(いよいよ) 未だ酔はざる時に勝(まさ)る
容(かたち)を動かせば 皆是れ舞
語を出(い)だせば 総(すべ)て詩と成る


漢詩118

2011年09月28日 | 

     偶来松樹下
     高枕石頭眠
     山中無暦日
     寒盡不知年

    偶(たまたま)松樹(しょうじゅ)の下(もと)に来(きた)り、
    枕を高くして 石頭(せきとう)に眠る。
    山中 暦日(れきじつ)無し。
    寒(かん)盡くれども 年(とし)を知らず。


アルプス乙女

2011年09月27日 | 四季折々

台風15号の被害が大きかった「東谷山フルーツパーク」です。

近くのゴルフ場とか結構酷い。土砂崩れの跡も沢山ありました。

とはいえ、収穫の季節。林檎や蜜柑・栗の販売が楽しみです。

「栗きんとん」作ってみました。^^;

「ユズリハ」、縁起がいいそうです。

帰りに見かけた「秋桜」。


神様のカルテ

2011年09月25日 | な・は行の作家
神様のカルテ
夏川 草介
小学館

 

作者は、夏目漱石のファンだそうで不思議な文章でした。

信州の個人病院で毎日睡眠不足と慢性疲労をかかえて患者を診察する。

地方の医師不足とか末期の癌患者に対する医療のあり方とか考えさせられます。

安曇さんという患者さんとの出会いや奥さんのハルさん、少し理想論のように思えます。

映画化されていますね。安曇野や上高地など出てきて映像が綺麗なのでしょうね。^^