以心伝心

書・旅・本などのメモ。

夜中の薔薇

2016年12月13日 | ま行や・ゆ・よ
新装版 夜中の薔薇 (講談社文庫)
向田 邦子

講談社                   

この中に、「討ち入り蕎麦」という話があって、よく出来た「はなし」ってありますね。四十七士が主君の仇討ちの前に、お蕎麦を食べたってホントに思うものね。これが、おにぎりではどうもイマイチですが、大勢の人がどうやってお店に入ったのでしょう?七味ですよね?今夜は、雪が降りそうに寒いです。内田百閒さんは、討ち入りが嫌いだったそうです。


火花

2016年08月10日 | ま行や・ゆ・よ
火花
又吉 直樹

文藝春秋

 

最近、積読率100%なのですがやっと読了。面白かったです。

先輩芸人の神谷と主人公徳永の友情みたいで、とてもよく描いてあって

良かったです。又吉さんの太宰治が好きというのも解るし、次の作品にも期待したいです。


年の残り

2013年12月20日 | ま行や・ゆ・よ
年の残り (文春文庫)
丸谷 才一
文藝春秋


これは、挫折してしまいました(汗)。
しかしながら丸谷才一さんの本は、今年少し読んで面白かったです。

読書時間もすっかり少なくなってしまいました。><

今年話題だった村上春樹さんの本は名古屋がよく出て来たのですが
レクサスのショールームは星ヶ丘がモデルになっているそうです。

色彩を持たない多崎つくると~。

2013年05月09日 | ま行や・ゆ・よ
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
村上 春樹

文藝春秋 

少し期待外れでした。団塊の世代の子供たち36歳の人が高校生だったころの青春群像でしょうか?

名古屋郊外の進学校の男女5人の友情とか・・・。進学校って友情なんて有るのかな。人生で一番、夢中で勉強するでしょう?!

随分名古屋の大学やらレクサスなんてでてきます。フィンランドとかクラシックなどお洒落で優しい僕。

村上春樹さんの本は、よくサンドイッチがでてきますね。

 


人魚はア・カペラで歌う

2013年02月20日 | ま行や・ゆ・よ
人魚はア・カペラで歌ふ
丸谷 才一

文藝春秋

面白くて、高い教養とユーモアのセンスが抜群です。

漢詩・俳句はもちろん文学・歴史とお話が楽しいです。

文章は歴史的仮名使いで「思ひます。」「せうでしょう。」と書かれています。

「小股の切れ上がったいい女」といふのは、私も子供もころからどんな美人なんだろうと

思っていました。^^