以心伝心

書・旅・本などのメモ。

強く・たくましく

2009年10月29日 | 雑感
先日、長浜の宿で2011年の大河ドラマが「お江」(おごう)だと知りました。
丁度小谷城址を通ったところでここら辺りで三姉妹が産まれたのだあと思いました。
戦国時代、最も美しかったお市の方(織田信長の妹)は浅井長政と結婚し三人の娘を授かるも浅井家は信長に滅ぼされ落城する。
助け出されたお市の方は三姉妹を連れて柴田勝家と結婚。しかし今度は柴田勝家が豊臣秀吉に攻められて敗死し、母お市も自害する。
長女の姉は美人だったので秀吉が狙い打ち。三女のお江はそれほど美人でもなかったので佐治与四郎と結婚させられる。かなり幸福だったようであるが秀吉に強引に離婚させられ、秀吉の甥の妻にさせられるのだ。しかし二番目の夫は朝鮮にて戦死。またもや政治に利用され今度は徳川家康の息子秀忠に嫁ぐことに・・。
お江23歳秀忠17歳。
そして関が原、大阪の陣のあとお江は徳川家秀忠夫人として4人の子供に恵まれて幸福を掴んでいる。千姫も家光もお江の方の子供で正室の子が将軍職を継いだのは
家光一人だけだそうです。
千姫はお市のかたに似て美人だったのでしょう。そして滅ぼされた浅井家の血が徳川家で生き続けている。凄い!
流れに逆らわずに戦国のオンナとしてたくましく生きている。
決して美人が成功するとは限らない。姉さん女房も夫は大丈夫、秀忠はかなり真面目な人だったらしい。とわたしの尊敬する永井路子センセイは書いている本があります。ドラマ、少し先ですけど楽しみですね。

ひどい感じ

2009年10月26日 | あ行の作家
ひどい感じ―父・井上光晴 (講談社文庫)
井上 荒野
講談社

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井上荒野さんは井上光晴さんの娘さんなんですね。
荒野(あらの)さんの名前の由来がやっとわかりました。
井上光晴さんの本も読んだことがないので読んでみようかと思います。
私の父親世代と同じみたいです。66歳で亡くなっておられるので残念だと思います。「切羽へ」の前にこちらを先に読みました。

金剛輪寺

2009年10月22日 | 
湖東三山の真ん中のお寺です。
10年ほど前、西明寺に出掛けましたが紅葉が綺麗な頃でした。
今回は少し早かったです。
紅葉のシーズンは大渋滞になりますね。





お庭がとても素晴らしいです。
ツワブキも咲いていました。