身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

みゆきさんの声、その10"ザ・女"

2014-05-27 23:51:34 | 中島みゆきさん(声)
「てんびん秤」(LOVE OR NOTHING 1994 )
「新曽根崎心中」(夜を往け 1990)
「遠雷」(夜を往け 1990)

"ザ・女"の歌声と歌い方だと、私が勝手に思っている曲の中で、特に好きな3曲です。

一般的に言う"色っぽい"より、もっと"生々しい女"を感じる歌声と歌い方なんです。

俗に言う「女の業」を前面に押し出した歌声と歌い方というか。

内容も内容ですから、当然そうなるんでしょうけど。

上記3曲は、最初は取っ付き難い曲だったんです。

特に「てんびん秤」は。

ただ、そういう曲の方が耳に残るんですよね。

メロディも節回しもクドイんですが、何か惹かれるんです。

クドさが、癖になるんでしょうか?(笑)

また、「てんびん秤」と、
「気にしないで」(グッバイ ガール 1988)
が、裏表だと私は勝手に思ってるんです。

どちらも、二股かけられて、明らかに自分には分がないと悟っている女を描いているように思うんです。

「気にしないで」は、彼女向けの、物解りのいい大人の女の顔。

冷静で優しげな歌声、語りかけるような、言い聞かすような歌い方(彼女にも自分にも)。
そして、意味ありげな、チャンネルチェンジ。

カッコつけた表の顔。

一方、「てんびん秤」は、彼にブツケたい本音。

ふてぶてしくドスの利いた、それでいて色っぽい歌声、絡みつくような節回し、語尾を微妙に引きずる歌い方。

決して見せないだろう裏の顔。

この2曲の発表には、6年の隔たりがあるので、私の勝手な妄想だとは思います。

でも、こういう妄想が楽しいんですね。(^^)

そして、この「てんびん秤」も"未だ、歌われず、その2"で、是非生で聴いてみたい曲(♪♪)に挙げた1曲です。

「てんびん秤」以外の曲も"夜会"でしか歌われてません。

コンサートでは、他の曲との絡みやバランスもあってやり辛い曲なんでしょうかね。

上記3曲に次いで、
「女という商売」(月―WINGS )
「黄色い犬」(中島みゆき)
も癖になります。

しかし、少し声の感じが上記3曲と違うんですね。

クドさも足りないというか。

ただ、このブログを書くのに、ここで挙げた6曲を繰り返し聴いていたら、少々悪酔いした気分に、、、(--;)

やはり、クドイですね。(笑)

クドイ妄想にお付き合いいただき、ありがとうございました。(^^)

では、また(^-^)



コメント
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