おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

見えない景色

2015年11月02日 | 日記
「死後の世界はある!」

と言われても、俄かには信じがたい

それを確かる方法がないからだ

それを確かめるなら、死ぬしかないが、
死んで確かめたとして、仮にあったとして、
今度はそれを現世の人に伝える手立てがない

もしかしたら、その手立てもあるかも知れないが
それとて、死んでみないとわからない

死後の世界が少し強引なら、
これはどうだろうか?

「親になって初めて親のありがたみが心に染みる」

よく聞く言葉だ

僕はまだ親にはなっていないので、
この心境は理解し難いが、親になってみれば
どれだけ自分が大事にされてきたか、理解できるらしい

こういう風に、実際に体験してみたり、
その立場にならなければ解らないことは
少なくない

ただ、その立場になるには、
それなりの過程が必要だ

僕が結婚したのは今から2年前の秋だ

いい歳こいた僕は、いろんな人から
女性を紹介されてきたが、どの女性とも縁がなかった

断ることもあれば、断られることもあったが、
決まって周りの人たちは

「お前は理想が高すぎる!」

と、選り好みする立場でも無かろう!と苦言を言ってきた

その度に

「じゃ、あんた達は一番最初に視界に映った人と結婚したのか?」

と、屁理屈で反撃を繰り返してきたものだが、
その人たちが言っていたことが、
最近、なんとなく解ってきたような気がする

人間中身だよ!とは言わない

中身も外見も含めて、自分が惹かれる異性との結婚が
いいと思う

ただね

結婚してみてわかるけど、
こだわりはそんな点に置かない方がいいと思う

結婚生活は、恋愛期間とは違うからね

でも

難しいよね

当時の僕が周りの言うことに反発していたように
未婚者に僕の体験談を話してみたところで
共感はしてもらえないと思う

だってこれは

結婚してみたわかったことだからね

その立場に立ってみないと
見えない景色はあるもんだよ
 
 
 
コメント
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