La chambre de la Rose

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ウィーンの白鳥 その2

2014-03-27 20:26:58 | マニュエル・ルグリ(Manuel Legris)

さてパリからウィーンまでは2時間。
あっという間です。
日本とウィーンまでもこのくらいだったらいいのにな。

ホテルにチェックインしてからまず向かったのはオペラ座のBOXオフィス。
バレエのチケットはいつも現地でピックアップという形にしてます。
最近はウィーンもEチケットもあるのですが、やはり記念にちゃんとしたチケットが欲しくて。

夜まではシュテファン寺院へ行って、そして19時半に待ちに待ったオルガの白鳥!だったはずが。
配役表を見て衝撃が。

え?なんで配役がリュドミラ?
まさかまさか、オルガ、怪我?

そうなのです。
そのまさかの怪我でオルガを観ることが出来ませんでした

でもリュドミラも素晴らしいダンサー
特に最近は女王の風格が出て来たと思います。

そして、どんな衣装?どんな演出?と期待いっぱいだった私のその思いを裏切ることなく、もう大満足の舞台でした
途中、涙が出て来ちゃって(笑)
正直、パリオペのドンキにヌレエフ版を全く感じられなかっただけに、ウィーンの白鳥の舞台から、あそにもここにもヌレエフを感じられるのが嬉しくて。
これこれ、これが観たかった!って。
振り付けはもちろん、ウィーンのヌレエフ版をもとに、そこに監督のエッセンスが少し加わりました、と言う感じ。
群舞も本当にまた上手くなってて。
監督にしごかれまくったのね、でも頑張ったんだね、何て思うとジーン…

冒頭、舞台後方で本を読んで佇む王子という演出は監督のアイデアでしょうか?
これがとても素敵でした。
舞台美術も衣装も家庭教師の衣装以外はブルーを基調にしたもので、まるで湖の中の世界。
美しかったー
ウィーンのヌレエフ版はパ・ド・トロワではなく王子が加わったサンクなのですが、難しいパの連続で大変だったと思いますが、清香さん、バッチリでした。
やっぱり清香さん、凄い!うまい!

第2幕は私の座席が1列目だったこともあって群舞がなかなか観辛かったのがちょっと残念でした

第3幕ではスペインの踊りでプリスカちゃんを観ることが出来たのですが、プリスカちゃんも翌日から降板したのー
怪我をしたのでしょうか?

圧巻はリュドミラのオディールのヴァリアシオンで、バシッと決めてくれて、めっちゃかっこよかっです
イタリアン・フェッテが物凄く綺麗で見惚れました。
リュドミラ、大好きになっちゃった(笑)
彼女はクルミでも観ていて、縁のあるダンサーなのかもしれません。

舞台終了時は物凄い拍手で会場は大盛り上がり。
大成功の白鳥でした。

改めて監督の凄さを見た感じです。
監督、白鳥の大成功、心からお祝い申し上げます。

あー、またウィーンの白鳥が観たい‼
来年の3月はパリオペもウィーンも白鳥をやるんですよね。
パリとウィーンの白鳥対決っていうのも面白いかも?
(ちなみに12月はくるみ対決が出来る(笑)






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