La chambre de la Rose

好きなことを好きなように書いてます

ルグリ版海賊 明日、大阪公演!

2018-05-14 22:18:44 | マニュエル・ルグリ(Manuel Legris)
ヌレエフガラの2日目の感想もまだかけていないのですが
海賊の話を少しだけ。

東京公演は大成功でした
私は終始うるうるしっぱなしでした(笑)

明日は大阪公演ですね。
私は残念ながら都合がつかず行けないのですが、行かれる方は是非楽しんで来てください

そこで、私の視点でのルグリ版海賊の観て欲しいところをちょっと書いてみたいと思います。

ルグリ版海賊は三つの恋愛が描かれています。
コンラッドとメドーラ、
ビルバントとズルメア、
そしてサイード・パシャとグルナーラの恋です。
その3組の出会いの場面をぜひ注目して欲しいのです。
コンラッドとメドーラはまるでロミオとジュリエットのようなロマンティックな出会い、
ビルバントを見たズルメア、ズルメアを見たビルバントがお互いに、あらいい男❤️、お、いい女だな、なーんてそんな言葉をかけたのかな?と想像させるような、そんな出会い。
そして自分は売られていく、こんな男、って思うのに何故だかパシャに惹かれてしまう、そんなグルナーラの複雑な思いが聞こえてくるような、ランケデムとのPDDでのグルナーラのパシャへの目線。
監督は以前、NHKのSBLのロミジュリの指導の中で、出会いの場面は大事だと言っていましたし
特に出会いの瞬間は大事に描いたにではないかな?と思っています。

それから第2幕のロマンティックなPDD。
シルビアの音楽が使われていて、とてもとても甘いPDDです。
ロマンティックな監督らしいPDDだと思います。

そして第3幕のオダリスク!
これはもう完全なフランスメトッドでしょう。
監督の姿がそこに見えるような、そんな振り付けです。

ここに書いたことは、海賊ワールドプレミアの後、監督へ手紙でお伝えしたことがあるのですが、それを読んでくださった監督から、
miel はフランス語が上手だね(笑)
と言っていただいたこたがあり、あながち間違った見方はしていないのではないかな?と思っています😊

明日の公演が素晴らしいものとなりますように

コメント
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