パリの Jardin d'Acclimatationで 一月間開かれている 春の日本祭り に行ってきました。
息子と娘は ハンテンを来て参加。
公園の中は 桜が満開の 日本 そのもの です!!!
背の高い芸者さんや武士の方達も颯爽と会場を闊歩していました。
日本の様々なアーティストたちが 連日舞台で芸を披露してくれます。
こちらは 東京ブラス スタイル という方達のグループ。 ハンテン姿の息子に舞台から笑いかけてくれました。
今回のメインゲスト 沖縄の さんしん という三味線の名士 いは まさひろ氏 のコンサートもあります。
能とジャズピアノのコラボレーションや、京都の本願寺のお坊さんによる音楽など、 聴いてみたいものばかり。
こちらは 秋田の樹齢200年の杉の木で木工芸を作られる柴田慶信氏。
杉の木の香りと木目が素晴らしいお弁当箱やおひつ。
こんなおひつにご飯を入れたら さぞかし香り高いご飯になることと思い うっとりとしました。
「坊ちゃん、どうぞ幸せになってちょうだいね」 と 氏から息子に 杉のお箸のプレゼント。
氏曰く
「初めての箸は、ツルツルすべる加工したものではなく、加工されていない箸を使ってあげてください。 そして上手く出来ないからと言って怒ったりしてあげないでくださいね。 」
とのやさしいアドバイスを頂きました。
柴田氏の杉のお箸を初めて手にしてびっくりしたのは
「まるで 空気 を持っているみたい」 に軽かったことです。
この 柴田氏の心のこもった暖かな手作りお箸が 息子の人生のデビュー箸となることでしょう。