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パリ よもやま話 番外編 特別号

パリ在住十年+の日本人女性が、パリ生活で起こるよもやま話を綴る徒然日記と帰国後のお話

パリ 春の日本祭り  その一

2012年04月15日 | パリの動物

パリの Jardin d'Acclimatationで 一月間開かれている 春の日本祭り に行ってきました。

 

息子と娘は ハンテンを来て参加。

 

 

 

 公園の中は 桜が満開の 日本  そのもの です!!!

 

 

 背の高い芸者さんや武士の方達も颯爽と会場を闊歩していました。

 

 

 

 

日本の様々なアーティストたちが 連日舞台で芸を披露してくれます。 

こちらは 東京ブラス スタイル という方達のグループ。   ハンテン姿の息子に舞台から笑いかけてくれました。

 

今回のメインゲスト  沖縄の さんしん という三味線の名士   いは まさひろ氏  のコンサートもあります。

 

 

能とジャズピアノのコラボレーションや、京都の本願寺のお坊さんによる音楽など、 聴いてみたいものばかり。

 

 

こちらは 秋田の樹齢200年の杉の木で木工芸を作られる柴田慶信氏。 

杉の木の香りと木目が素晴らしいお弁当箱やおひつ。

 

こんなおひつにご飯を入れたら さぞかし香り高いご飯になることと思い うっとりとしました。

 

 

 

「坊ちゃん、どうぞ幸せになってちょうだいね」 と 氏から息子に 杉のお箸のプレゼント。 

 

氏曰く

「初めての箸は、ツルツルすべる加工したものではなく、加工されていない箸を使ってあげてください。 そして上手く出来ないからと言って怒ったりしてあげないでくださいね。  」 

 

 とのやさしいアドバイスを頂きました。

 

 

 柴田氏の杉のお箸を初めて手にしてびっくりしたのは

 

「まるで 空気 を持っているみたい」  に軽かったことです。 

 

この   柴田氏の心のこもった暖かな手作りお箸が 息子の人生のデビュー箸となることでしょう。 

 

 


ネギぼうず

2012年04月11日 | パリの動物

チューリップ摘み真っ盛りの農園では 今 ネギもニョキニョキと生えていました。

 

 

息子にとって ネギの香りは 韓国の香り なのかもしれません。 なつかしそうに香りをかいでいる様子です。

転んでもネギを離さない

 

 

 

なんとなく ほっかむりをかぶった ネギドロボウ組  に見えました。。。。

 

味は、、、、、、、   とりたてだからか、 シャキシャキして 甘くて 最高でした。   牛肉といためたり、グラタンにしたりしました。


チュープーとタンポトの季節

2012年04月11日 | パリの動物

旦那の花育の効果で 息子は とにかく花好きになりました。

 

花育の一環として、旦那が 農園のチューリップ摘みに連れて行ってくれました。

 

 

「チュープー  チュープー 」 と 目を輝かせる息子。

 

 

 

 

 

娘にもチューリップを渡すと  

握力の強い娘は  グシャッ  と握りつぶしてしまいました。

 

 

わき道にたくさん生えていたタンポポがとても気に入った息子は

「タンポト タンポト」 と言って ずっとタンポポを握っていました。

 

 

 

しまいに チューリップよりも タンポポを喜ぶように、

 

 

 


そういえば三年目 だった

2012年04月09日 | パリの動物

きょう旦那とドライブしていて、本当に ふっと思い出したことがありました。

 

『。。。そういえば、3月25日って 結婚記念日  やったんと違う??』

 

『、、、、、、、、あっ!!!!!ほんまや!!!』

 

と旦那。  

 

その日は聖母マリアさんが キリストの受胎を告知された日 (つまりは クリスマスの9ヶ月前 です)

 

お互い、動く車の中で 前方を見たまま顔を合わせずに ペコッと頭を下げ

 

『おめでとうございます』

と言い合いました。

 

 

2009年の3月25日に結婚した私たちは、三年目の今、 家族の数が  になっていました。

 

車の後部席を二つのチャイルドシートが陣取っていて、小さい車はさらにキチキチに見えます。

 

 

結婚する日まで、子供を持つことをイメージしたり 欲しい と思ったことが全く無かった私と旦那が、 結婚を合図に 突然ふと 

 

『子供を授かるってなんだかすごい未知でワクワクするなあ、自分の子供と出会うってどんな感じなんやろう』

 

 と思うようになったのは 本当に不思議なことだと今でも思います。 

 

 

 

こんな 母性の開花が遅かった私を 今生の母としてもよし、と覚悟を決めて私のもとにやって来てくれた息子と娘。

 

 

 

外国で 旦那と二人きりでする子育ては 時に肉体的にも精神的にも 想像を絶するほどの大変さやしんどさを伴いますが、 それでも

子育て という 期限付きの貴重な経験を通して 私も旦那も 日々色々なことを学び 成長させてもらっています。

 

 

独身時代には 無限にあった自分のための時間や空間はほとんど失った と言ってもいい今日このごろですが、それでも

結婚をして、そして 子供達と出会えて良かった と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 


娘と通学

2012年04月07日 | パリの動物

 

私が今通う音楽院に 娘と通っています。

 

片道一時間半、ベビーカーは持たず、地下鉄でずっと娘を抱いて、背負ったリュックサックにはおむつを詰めて。。。。

 

 クラスメートに順々にベビーシッターをしてもらいながらどうにかこうにか。

 

育児経験のない男の子も 泣き叫ぶ娘をダッコしながら 必死で 私のレッスンが終わるまで教室の外であやし続けてくれました。  ありがとう!!!

 

育児の合間の学校通いは 本当になによりの気分転換になっています。

 

 

 


夜のバンダナ

2012年03月31日 | パリの動物

息子が突然歯磨きをし始めたら、 今度は 自分のルックス に大変こだわりはじめました。

 

夜中に 自分のお気に入りのハンカチを持ってきて 私に

 

「バンダナ」

 

にしてくれとせがんで、 鏡に自分の姿を映してニンマリ としています。  

これも成長の現われなのでしょう。

 

 

 

 

 

 


退行の時は 進歩の時

2012年03月30日 | パリの動物

息子の 赤ちゃん退行期も一月半を過ぎた頃、 我が家の床は 至るところ 息子がまき散らした食べ物の粉だらけになって ザラザラとしていました。 それに便乗して ダニが発生したらしく、カユくてしかたない。。

 

 

娘の世話の合間の貴重な時間に一生懸命息子のために作った食事も 大抵この通り

 

手作りがダメなら ジャンクフードはどうだ、 と 一時試してみたり、、、

でも 効果なし  。

 

 

いかにもこぼしそうな不安定な所で食べたり(もちろんこぼしました)

あまりに家が汚れていくので、ついに お風呂の中で おやつをあげてみたり

湯船で朝ご飯

 

こうして 日々奮闘していると、ふと 息子が変化していることに気ずいたのです。

 

今まで 絶対歯ブラシを口の中に入れさせなかった息子が 自ら歯磨きをしだしたり

 

言葉の発達も目覚ましく進歩。 

 

そうして、 突然ある日、 毎食毎食 キチンとテーブルに座って以前にも増してきれいに食べてくれるようになりました。

 

表面上は 退行して見えていたのに、 内面は 反対にものすごいスピードで進歩成長していっていたのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


娘の初散髪  胎毛とのお別れ

2012年03月27日 | パリの動物

娘のボウボウの巻き毛は 目や耳の中に入って邪魔で仕方なくなり、 ついに散髪することに。

 

いつものように 旦那が床屋に変身。 私と娘が湯船に浸かっている状態で 旦那がバサバサと容赦なく娘の胎毛をカットしていきました。

 

切る前

 

 

切った後

 

満足げな床屋の抱擁を受ける娘

 


フルートを始めた息子

2012年03月25日 | パリの動物

私がフルートの日課練習を始めると 最近の息子はうれしそうに自分のリコーダーを持って来て 

隣でピーピーと吹いてくれます。

 

私の楽器を渡すと、、、、、、持ち方を教えたことがないのに 中々様になった持ち方をしていてビックリしました。

 

 

でも 息を吹き入れる穴が違っていますが、、、

 

全ての穴で トライする息子

 

 

 

将来は 私が息子の先生になれるかな。 楽しみです。

 

 


息子の赤ちゃん返りで考えたこと

2012年03月25日 | パリの動物

息子の 娘の模倣は連日エスカレートしていって

 

ものまねコロッケさんもびっくりするくらい ほんの些細な娘の動作 (手をパタパタ振る、など)でさえも即座に真似するように。

 

 

こちらは 娘をダッコしようとしている息子 ではありません。 

 

娘のいる場所をどけて、自分がそこに座ろうとしているのです。

娘を移動させると またそこに来て娘をどけて自分が座る、、、、、きりがありません。

 

 今回のことで 色々私なりに考えたこは、、、 私と息子二人だけでいる時間が必要なのではないか。ということでした。

 

よく考えると息子がまだ生後6ヶ月だったときから娘が私と息子の間にいたことになる訳です。

 

一日のうち 何度かは息子と私二人だけで遊んだり寝たり、、、そこには 娘も旦那もいない時間と空間が必要なのでは、そんなことを最近感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


旦那を変えた本  その三

2012年03月25日 | パリの動物

息子の赤ちゃん返りを機に

 

幼児心理学

 

に目覚めた旦那。

毎日 時間を見つけると、いつでもどこでも幼児心理学の本を読んでいる日々です。

 

韓国語で読めない私でも 絵 を見てなんとなく分かる、、、、、、、

『お母さんがまだ知らない 三歳児の心理』

『どうして?どうして?どうして? 』を連発する子供の心理とは?

 

 

 

 

 

 


あなたなら 耐えられますか

2012年03月25日 | パリの動物

息子の赤ちゃん返りは どんどんエスカレートしていき

 

テーブルで 今まで結構上手に食べ物を食べていたのが逆戻りしていき、こぼす、つぶす、 布団の上に持って行ってまき散らす、、、、、 さらに私が目の前にいると食べなくなるので 一人でテーブルで食べさせていたら

 

納豆 なんかは こうなっていました。

 

遠くにいた私に 納豆の強烈なニオイが届いてきたので、これは尋常ではない と感じて息子のもとに行くと、

まだスプーンでさえ完璧につかえないのに、いつの間にか練習用箸を見つけてきて納豆を箸で食べていて 仰天しました。

その日は挽き割り納豆。 粒のものより 分裂していて個数が多いので、なんだか目眩がしてきました。

 

足元にもたくさんの挽き割り納豆が落ちていて、 それを息子が足で踏んでいました。

 

と思ったら 突然私に突っ走ってきて

『ダッコーーー』

 

と 納豆がべたべたについた服を私の服に密着!! 

 

そして私の服をたくし上げて 納豆だらけの口で乳を吸い始めたのです!!!!

 

私はその格好のまま息子を担ぎ上げて 風呂場に息子を入れ、納豆の処理をしようとカーペットの家中を走り回っていたら、私の足裏にも納豆がついていて 私が知らずに納豆を家中に分散させていたことに愕然。

 

プリンは私と娘の布団の上で食べていたと思ったら 途中から布団の上にまき散らして、パンは手で粉々にしてから旦那の布団に散布。

 

幼児心理学者!!?の旦那は

 

『息子の命に即危険がないことは 怒る必要なし」

 

と。。。。。。。

 

自分のテリトリーのテントでこっそり食べているときだけは 一番まともな様子です。

 

 

 

 


知恵比べ

2012年03月15日 | パリの動物

息子が私の前で食事を取らないので、私も色々 日々工夫しています。

 

例えば、 娘の初節句の日、ひな祭りに作ったチラシ寿司で 

 

あんぱんマン寿司を、、、、

 

 

一瞬 興味を示したかに見えた息子

 

 

結果は、、、

 

鼻の部分のノリだけはぎ取って さっさと去って行きました。  

 

隣の  桜の花びらの乗った冷えきったにゅうめんが 悲しみを誘いました。

息子の好きなビスケットでさえ、鼻で フンっと言って 無視するように。 

 

なかなか手強い息子です。

 

 

 

 

 


息子とホワイトデー

2012年03月15日 | パリの動物

ケーキだけは人前で食べてくれる息子と ホワイトデーにケーキを焼きました

 

大きなハート型のチョコスポンジケーキ     

ancelという 市販の製菓コーナーの粉に生クリームとタマゴを加えて焼くだけのものです

 

地べたでガツガツ 食べる息子

 

 

とにかく食べてくれるとありがたいです