水面に映る光景

日常感じたことなど。

本に対する信頼 

2006-10-08 12:59:16 | Weblog
 以下の文章に出会った。

 「僕は人間にとっての本っていうものの存在をすごく愛していて、本を書く人は誰でもすごく尊敬しています。にもかかわらず適当なフレーズを本の中で連続発見すると、人間に対する世の中の全ての本の意義がちょっと薄まったようで残念です」


 共感することしきりである。
 本というものをかなり過信していた私だが、法律の勉強をするようになって以前より精読をするようになった。すると本には以外とミスがあるものだと分かった。
 
 著者として本を出したにもかかわらず、出来上がった本に責任を持たない人もいた。
 本全体に対する、信頼が薄まる、まさにそんな経験でした。
 本、大好き人間としては耐えられない状況だった。


 
 それから、本にかかわらず書かれたものに対して信頼が薄まるような状況に出会うことがあった。原稿を丸ごと人に書かせて自分の名前で出す人もいた。
 私にとっては 書かれたものは文字の羅列であって、言葉のもつ意味、文章のもつ意味、行間から読み取れるものは何もなく、興味がまるで持てなかった。

  貰った案内状に、言葉だけが並び、心が見えないとき、その案内状とともに出した人への信頼が薄くなる。
 一方でワンフレーズのメールの返信の言葉が、心に響くこともある。


 

 このブログで書いたことに責任をもつこと、読んでくださる方に、感謝を忘れないこと、この二つを両輪にして、これからも書いていきたい。

 今日は、久しぶりの秋晴れ。いいお天気です。
コメント
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