
死んでいたかもしれない…そんな怖い思いをしながらも、事なきを得た私は、何と!当初からの予定通り、20日の早朝には、羽田空港から岡山空港へと空を飛び、午前10時半頃には倉敷の町に到着していました。心は半分死んだように硬直しながらも、倉敷の美観地区を歩きながら、デジカメに写真まで収めてきたのです。


写真は、煤けたようなあの時の私の心象風景を蘇えらせてくれています。じっとしているよりは、身体を動かしていることで、固まってしまいそうな気持ちを何とか支えていたのだと思います。とても、とても辛かった…あの日、あの時の…言葉にはならない私の命のカケラたち。私のあの時の気持ちが、これらの写真には鮮烈に貼り付いています。