またまた神田橋先生…です。生命体として追い詰められてギリギリの状態になると、その人の一番根源的なものが出てこざるをえなくなるのだそうです。「自分はもう…こうすること以外には何も出来ない!」という状態は、すなはち、【真の自己の発見】がそこに表出したということに他ならないわけ…ということらしいのです。そこを膨らまして全部を立て直していけば、【自己実現】への道のりが完成することになるそうですし、追い詰められた時に出現してきたものが幹となり、あとのものは枝葉末節となるとのことですので、幹がどんどん膨らんでいく状態を【自己実現】の開花と言い換えることも出来るそうです。★ところで、私も、生命体としては、かなりギリギリのところまで追い詰められてはいるのですが、出現してくるものを見極められないでいます。根源的な自分だけの資質がいまだに、日の目を見られない場所でもがいているようなのです。もがき苦しむ時間が長すぎて、疲労困憊状態です。私の幹となるモノは一体どこに潜んでいるのでしょうか?
