goo blog サービス終了のお知らせ 

アロマな日々

一条の光に誘われて歩くうちに、この世とあの世を繋ぐ魔法の世界に紛れ込んでいました。夢のワンダーランド体験を綴ります。

韓流ブームの終焉

2005年10月04日 | my favorite・・・
私が「冬のソナタ」を始めて観たのは、(2年前のことでしょうか?)クリスマスから暮れにかけての遅い時間帯を選んでの、地上波でのアンコール放送の時でした。だからこそ、冬景色をふんだんに使いつつ盛り上がっていくドラマの内容と冬の季節感が無理なく自然にリンクして、ドラマを観る者の気持ちも、いやがうえにも盛り上がっていったのだと思っています。もちろん、チェ・ジウやペ・ヨンジュンの東洋的で清潔な魅力と共に、初めて観る韓国ドラマの斬新さに釘付けになったことは言うでもありません。期せずして、数々の(?)影の演出が大きく機能していたのだと思います。もう一つ、忘れてはならないものに心に染み入る数々のテーマ曲の存在があります。今や「冬のソナタ」のテーマ曲を知らない人はいないほどに、あの曲が流れると共に、私たちはユジンやチュンサンの人を思う心根の深さを心の映像に重ね合わせるほどになっています。けれども、「冬のソナタ」をきかっけに、あれほどまでに日本中を席巻した韓流ブームも、夏の終わりと共に、一部の熱狂的なファンの声援を除いては、ブームの終わりが忍び寄ってきている最近の気配です。少なくとも移り変わりや乗り降りの激しいテレビ界では、もう名だたる韓国ドラマの放送は一通り終了してしまったようで、一部の放送を除いては、韓流も、一挙にひとまずは撤退…ということになりそうです。いくら人気が突然、沸騰したからといって、民放では、朝やお昼の時間帯に毎日、しかも二話連続放送という出血大売出しのようなやり方で、一挙大放出の放送をしていましたが、私は、そのあまりあからさまなやり方に気分の悪くなるような、腹立たしい思いしか抱けませんでした。そんな時間帯に一体誰が、それらの作品を観るというのでしょうか?例え、ビデオに録画しておいても、そんなに膨大な映像を、毎日毎日、繰り返しビデオ鑑賞するなどということは、ごく一部の人にとっても、なかなか出来ない相談です。そんなやり方は文化への冒涜だと思ってしまいました。それでも、ニーズがあったのか?名の売れた作品は毎日毎日、有り難味もなく流され続けて、挙句の果てには、あらかたの、有名な韓国ドラマは放送され尽してしまうという結末を迎えました。いくら韓流ブームが過熱気味だったとはいえ、メディアが作品や俳優たちを大切にする態度を忘れて、人気に乗じて、作品を消費することだけにあくせくするとしたら、どんなブームもたちどころに使い古されて、忘れられたものとなってしまうでしょう。私にはそうとしか思えませんでした。本当に大切にしたいものなら、欲にかられる態度を排して、大事に扱う姿勢を持たなければ嘘だと思います。終わるブームなら終わるのが宿命ですから、それはそれで仕方のないことですが、マスコミの開き直り方には本当にびっくりしてしまいます。これからは、韓流は奔流のようなブームの終焉と共に、マニアックな世界のものになっていくのかもしれません。だからこそ、来年1月から、TBSで始まるチェ・ジウ主演のドラマを本当に期待したいし、チェ・ジウには是非、本物の女優として本国はもちろんのこと、日本においても、これからもますます素敵に輝きながら、生き残っていって欲しいと思っています。★話題は突然変わって恐縮ですが、ヨン様の最新映画について、(実際のところは分かりませんが)随分辛口の記事も載っていました。ヨン様の記事はこちら…